モモ★ラッチさんのコメント: 点数順
俺たちに明日はない(1967/米) | ラストの衝撃度は永遠のものだとは思うが、そこに行くまでのムードは犯罪者たちの必死の逃避行というよりも、(音楽も含めて)和やかなロード・ムービー。今観ると意外と音楽がその雰囲気を醸し出すのに協力している感じだ。『イージー・ライダー』『ワイルド・バンチ』とは2年の違いしかないが、隔世の感がある。 | [投票(5)] | |
ブルーベルベット(1986/米) | 今の時代、この人たちも最早、『普通の人々』?誰もがあっち(そっち?どっち?)側に行く準備は万端、そんな現実、そんな虚構 | [投票(5)] | |
スチュアート・リトル(1999/米) | スチュアート君を飼うことになったとしても、夜中にふんずけてしまうかもしれないので、怖い。でも話をするので、檻に入れておくのは可哀想だし。 | [投票(4)] | |
プレデター(1987/米) | シュワちゃんの強さを楽しむか、見えない敵の恐怖を楽しむか。両方出来れば言うことないんだけど。 | [投票(4)] | |
バロン(1988/英=独) | テリー・ギリアムは好きだけどやはり『バンデットQ』に比べると一つ一つのエピソードの煮詰まり感が弱い。ロビンをはじめ役者陣は「ああ、楽しんでるんだな」ってわかる分、はまれないと置いてけぼりを食らった感じ。この監督にはもっと壊れてもらわなきゃいけない。 | [投票(4)] | |
ヘルハウス(1973/英) | 派手さはないが手堅い。そして、結構怖い。屋敷に吹き荒ぶイギリスの風を感じる。 | [投票(4)] | |
遊星からの物体X(1982/米) | 極限の地にいる男たちの感ずる寒さに臨場感がある。恐怖感は不安から生み出されるもの。その不安感は分からない・知らないからこそ抱いてしまう。疑心暗鬼から来る採血のシーンはかなりスリリングだがそれ以降が若干崩壊気味。変身シーンは優れてはいるものの、逃げ場のない状況から来る切実感をもっと押し出して欲しかった。 | [投票(4)] | |
ターミネーター2(1991/米) | 前作から7年。シュワちゃんが○○の○ー○ーになったのも納得。 [review] | [投票(4)] | |
卒業(1967/米) | 彼は一体何から卒業できたのだろう。 [review] | [投票(4)] | |
シザーハンズ(1990/米) | 「美女と職人」 [review] | [投票(4)] | |
秘密と嘘(1996/英=仏) | 秘密も嘘も誰もが抱えている。それを言うべきか否かは相手との信頼関係に基づく。痛みを分け合うことは気休めに過ぎないとはいえ、決して無駄なことではない。黒人女性のホーテンスは、あの家族に遣わされた天使だったような気がする | [投票(4)] | |
スリーパーズ(1996/米) | いじめた方は忘れても、いじめられた方は忘れない。その程度にもよるが、過去の経験に決着をつける日は必ず来る。ただし、復讐を決意する男たちがそのトラウマにとらわれているように見えないのが難 | [投票(4)] | |
サンセット大通り(1950/米) | 自らのキャリアさえ映画を作るうえでは題材になりうる。そしてそれに出演するグロリア・スワンソンには女優魂以上に狂気を見た。 | [投票(4)] | |
ルームメイト(1992/米) | 映画自体は及第点。ただし、馬鹿な女主人公(ブリジット・フォンダ)よりも、ルームメイト(ジェニファー・ジェイスン・リー)の方に感情移入。どちらも同じように病んでるとしか思えない。これが狙いだとしたら、現代人は誰でも心が病んでいると言いたいのか | [投票(4)] | |
ロープ(1948/米) | 停滞を恐れ絶えず新しいものに果敢にチャレンジして行ったヒッチのその実験性は評価したいが、遺憾せん見ていて疲れてしまう。密室劇は観ていてそれを感じさせないように工夫することが肝心なのだが、絶えず密室の息苦しさがついて周り辟易してしまう。 | [投票(3)] | |
ロミオとジュリエット(1968/英=伊) | 『ロミ&ジュリ』は四大悲劇に比べると自由な解釈がきくが、観た中ではこれが一番かな。演出自体それほどいいとは思わないので、キャスティングの勝利だろう。特にオリビア・ハッセーは日本人受けする容姿をしていると思う。 | [投票(3)] | |
狼の血族(1984/英) | 「眉毛が濃く、つながっているような男には気をつけなさい」??そう言えば俺も、満月の夜の行動はちとおかしい。 | [投票(3)] | |
椿三十郎(1962/日) | 「人のねぐらに土足で踏み込む奴があるか」。当たり前のことを当たり前に言ってのける三十郎が格好いい。椿を見て名前を決めるときに見せるはにかんだ表情。これで多くの人のハートをつかんだ。 [review] | [投票(3)] | |
テルマ&ルイーズ(1991/米) | 閉塞感を打破するためのパワーを持っているのはいまや女性の方が上回っているのかもしれない。そんな欲求を満たせてくれる映画の持つカタルシス。坂道を転げ落ちはじめた彼女たちの疾走感に満ちた人生を誰もとめられない、いや、本当はとめたくない。 | [投票(3)] | |
怖がる人々(1994/日) | 筒井康隆の第三話は原作が最高に怖かった。成功して故郷に戻ってきた者に対する徹底した陰湿極まりないいじめ。読んだときは相当へこんだ。 | [投票(3)] |