モモ★ラッチさんのコメント: 点数順
Mr.Boo! ミスター・ブー(1976/香港) | 広川太一郎さんの吹き替えが笑いを増加させ作品の価値を高めたことは言うまでもないが、三谷幸喜氏が西村雅彦氏を評した相反するキャラ「心卑しきマゾヒスト」と「心優しきサディスト」を通り越して、「心卑しきサディスト」を嫌味なく演じたマイケル・ホイの芸達者ぶりにいまさらながら尊敬の念さえ抱く。 | [投票(1)] | |
反撃(1983/カナダ) | ゲーム感覚で作られた映画は数多いが、程よく現実と向き合いつつ、これほど不気味で、面白かった映画をあまり知らない。この監督の他の作品は知らないが、ヴァイオレンスと広い意味での密室を結びつけたこの作品だけでも十分才気が伺え、他の作品も見てみたくなる。最初から最後まで、コンパクトで無駄がなく、最後には慄然。 | [投票] | |
ザ・オカルトハウス 対決!超能力の男vs悪魔の化身(1972/米=英) | レナード・ニモイの眼に映る屋敷の幻影、そこの使用人であるレイチェル・ロバーツが階段を下りてくるシーンの、不安と期待を併せ持った、背筋がゾクゾクするような感覚。話は忘れましたが、いまだに心に焼き付いてはなれないシーンがあるのです、たくさん。 [review] | [投票] | |
ハネムーン・クライシス 新妻蒸発(1975/米) | 結末を知っていても、鑑賞中はそれが吹っ飛んでしまう、と言うのはやはり出来がいい証拠なのだろう。『シャレード』『サブウェイ・パニック』のピーター・ストーンによる脚本は安心感がある。リアリティーがない?全然気になりません。ただ気になったのが… [review] | [投票] | |
けだもの組合(1930/米) | 名作『我輩はカモである』よりも前に作られた作品だが、相変わらずのヴァイタリティでマルクス・ファンなら必見。 [review] | [投票] | |
刑事コロンボ 逆転の構図(1974/米) | コロンボさん、あの格好じゃ浮浪者に間違われても仕方ありません。くどいようだが、どうして最近の洋画には、このシリーズのようなセンスの良い邦題をつけられないのだろう?ホント、見習ってほしいです。 [review] | [投票] | |
刑事コロンボ 権力の墓穴(1974/米) | 次長、犯罪捜査に口を挟むのは自重してください。 [review] | [投票] | |
刑事コロンボ 殺人処方箋(1968/米) | コロンボとフレミングのやりとりは、シリーズ中最も緊迫感に溢れている。この作品とその成功がなければその後のシリーズもなかったかと思うと感慨も…ひとしおに感じられます。 | [投票] | |
殺しのリハーサル(1982/米) | 騙された!そんな心地よさの中で発せられるあの一言。一抹の寂しさと役者の業を感じさせて、目頭が熱くなった。 | [投票] | |
ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊) | 音楽を聴いただけでよみがえってくるワンシーン、ワンシーン…こういう映画に素直に感動できることは、素晴らしいことと思う。「映画を愛する人々を馬鹿にしている映画」?僕にはサッパリ… | [投票(24)] | |
リトル・ダンサー(2000/英) | 見栄のためにボクシングをやっていた少年がバレエピアノの音に吸い込まれていくところがとても自然だ。そう、なにかに手招きされていくようで。見栄のためにやらされることよりも恥ずかしくともやりたいことをやる方が上達も早い。なかなかそうは問屋が卸さぬのが現実でも。 [review] | [投票(12)] | |
がんばっていきまっしょい(1998/日) | 風のように流れていく青春。熱すぎずもなく、冷めすぎずもなく。青春とは畢竟、努力しても結果が伴わないことを知る一方、それが決して不毛ではないことを知ることではないか。田中麗奈の泥臭さ、いいです。邦画はこういう静かな時間を切り取るのが巧い。主題歌もいいです | [投票(12)] | |
火垂るの墓(1988/日) | プライドとかそういうことではなしに、彼らは彼らなりに、未熟な考えではあるとはいえ、「何とかやっていける」と思ったんじゃないだろうか。それを教えてやらない大人もそれどころじゃなかったんだろうけど… [review] | [投票(12)] | |
東京マリーゴールド(2001/日) | 冷めているように見えて心の奥底にはどうしようもないくらいはけ口を求めることばに溢れた現代人を田中麗奈が好演。そう、彼女の映画だ [review] | [投票(11)] | |
大脱走(1963/米) | 何度失敗してもめげず、あきらめない。収容所につれてこられたその瞬間から地質や監視塔の位置をチェックし、脱走を考える男たち。「脱走は捕虜の神聖な任務だ」。命を張っているにもかかわらず、ルール内でフェアな戦いをするスポーツを観戦するような興奮を感じた。 [review] | [投票(10)] | |
用心棒(1961/日) | 能ある鷹は爪隠す。 [review] | [投票(10)] | |
ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/独=米) | 血も汗も涙もない青春映画。僕の青春もそうだった。これが多くの人にとっての青春映画足りえているのは、その共感。 | [投票(10)] | |
プライベート・ライアン(1998/米) | 色々と言いたいことはあるが、不評であるラストシーンについて→ [review] | [投票(10)] | |
TRICK 劇場版(2002/日) | あるべきところにあるべきものがあることの安心感。 [review] | [投票(9)] | |
セブン(1995/米) | アンラッキー・セブン [review] | [投票(9)] |