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セントさんのお気に入りコメント(41/180)

桐島、部活やめるってよ(2012/日)★4 誰しもが誰かに共感できるのではないかと思う。僕?神木君とその友達に決まってんじゃんかよ!(以下、かなり荒れた感想になっております。引かずに笑っていただければ幸いです。) [review] (Master)[投票(9)]
桐島、部活やめるってよ(2012/日)★5 橋本愛目当てに観に行ってその期待に十二分に応えてくれて、しかも思いもしなかった深い共感を呼び起こされた。こっ恥ずかしい言い方だが「青春映画の傑作」だと思う。『ひゃくはち』が良かったという人には文句なくオススメできる。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
桐島、部活やめるってよ(2012/日)★5 青春・オブ・ザ・デッド。 [review] (モロッコ)[投票(8)]
青春デンデケデケデケ(1992/日)★4 確かにそこにあったはずのものを確かめる旅 [review] (味噌漬の味)[投票(3)]
ゴーストライター(2011/仏=独=英)★4 ユアンの人選について「英国内の“異邦人”(スコティッシュ)」というルーツに何かしらの意図を符号させようとしたのかどうかはよく知らない。それはともかく、底抜け無邪気な好奇心が人の皮を被って歩いているような、もっと言えば「爽やかな変態臭」をまとった稀有な風貌を正しく使い得た(実は)珍しい映画だと思う。多分『ビッグフィッシュ』以来。監督の職人芸は勿論だが、マクレガーでなければまずこの味は出ない。 [review] (DSCH)[投票(4)]
プロメテウス(2012/米)★2 「人類はどこから来たのか。」は最後までわからずじまい [review] (ウォーターパワー)[投票(2)]
ファウスト(2011/露)★4 アレクサンドル・ソクーロフ式スラップスティック・コメディ。敢えて文学の話をすれば、印象はゲーテというよりもカフカに近い。「執拗なつきまとい」も「取っ組み合い」も優れてカフカ的モティーフで、きわめて明晰な各瞬間の描写がいつの間にか常人の理解を越えた論理展開を示している点もカフカ的だ。 [review] (3819695)[投票(3)]
チェチェンへ アレクサンドラの旅(2007/露=仏)★4 口の端に上らせることによって、限りなく陳腐になってしまうメッセージというものがある。ソクーロフはそれを知っているために、敢えて登場人物に言い切りたい全ての台詞を言い終わらせなかった。これはむしろ彼らの表情によるプロテストであり、上からの視座を排して真っ向からその視線に向き直るカメラも、ここにおいては絶対的に正しい。 (水那岐)[投票(1)]
世にも怪奇な物語(1967/仏=伊)★5 暗黒が日常に介在する近代にそれを求めた2人に対し、一見無縁な退廃と人工灯のバリバリ現代の次元の狭間に予想外の地獄を見せるフェリーニ篇が発想の根源で勝っている。深夜の高速道路で佇む少女は時を越えて「童夢」の屋上で浮遊する爺いに連結する。 (けにろん)[投票(4)]
かぞくのくに(2012/日)★4 劇映画としての演出はいささか未熟で粗削りだが、逆に作者のむき出しの私念がヒリヒリとストレートに伝わってくる。国家と制度のまえに、戸惑い苦悩する者たちの「寡黙」と「絶句」と「沈黙」。その奥に秘められた絶望的悲しみ。まさに私小説ならぬ私(噴)映画。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
かぞくのくに(2012/日)★4 300%の理不尽が罷り通る現実に、遣る瀬無い怒りと、憤怒の彼方に到達した諦念と、心の揺れを圧殺する服従とで向き合う3人。そして、その家族・友人の押さえても噴き出る感情の吐露の慎ましさ。この日本的メンタリティは恥ずべきものではない…と思う。 (けにろん)[投票(4)]
アメイジング・スパイダーマン(2012/米)★4 3D効果もあるが半端ない高所感であるし、飛翔の質量と重力のリアリズムはライミ版を凌駕する。敵キャラのオリジナリティは今一だが、錯綜したすったもんだの友人はカットされ恋人とは「好き」の1点突破で心地よい。だからラストの反則技が生きるのだ。 (けにろん)[投票(3)]
冷たい熱帯魚(2010/日)★4 何よりも、村田を演じるでんでんの怪演ぶりが際立つ。殺す時は異常にまくし立て、死体を解体する時は対照的にあっけらかんとした態度をとる姿は往年のホラーやサスペンス映画に登場する怪人物に負けてない。 [review] (わっこ)[投票(2)]
ニーチェの馬(2011/ハンガリー=仏=スイス=独)★5 浮遊するように自在な視点は突然ある一点で凝固し動かなくなる。暴風は轟音とともに不条理な敵意となって容赦なく襲いかかる。一方、不気味に歪んだ音の束が、妙に心地よく調和する不思議な旋律。無彩色の陰影は単調で質素な人の営みの普遍性を饒舌にあぶり出す。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
苦役列車(2012/日)★4 幕が下りると、山下監督とスチャダラパーSHINCOのトークショーが始まった。そしてモヤモヤが、晴れていった。 [review] (林田乃丞)[投票(9)]
別離(2011/イラン)★4 日常はほ守らなければならないもので溢れているということ。つまり「真実を隠す」ことについての物語だ。家族のなかに介護、教育、宗教、経済格差といった価値要素を重層的に配置した脚本と、そこで起きる齟齬をたたみかけるように織り込んでゆく演出がみごと。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
BRAVE HEARTS 海猿(2012/日)★3 更に進歩したVFX技術を加味して一応☆3.8点とする。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
苦役列車(2012/日)★4 森山未來がこんなに素晴らしい役者だったなんて!彼の行動や喋り方・喋る内容のみならず、全身からダダ漏れる駄目なオーラに魅了され圧倒され釘付けになった2時間。 [review] (太陽と戦慄)[投票(4)]
BRAVE HEARTS 海猿(2012/日)★3 とてもやかましい。視覚以上に聴覚に有害だ。隅々まで製法が手引化され、もはや監督の職分は諸作業の調整に限られているように見える。カットバックの映画とも云えるが、各空間は並置されているに過ぎず、それらが(「ラスト・ミニッツ・レスキュー」におけるような)相互に響き合うダイナミズムはない。 (3819695)[投票(1)]
苦役列車(2012/日)★4 脚本のいまおかしんじが、原作に付け加えた要素は「希望」への手がかりだ。それを受けた山下敦弘が手堅い演出で、貫太の中をただ過ぎて行く無為な時間に、多角的に「自覚」というクサビを打ち込み、「次へ」という価値を付加することで真摯な娯楽映画になった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]