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太陽と戦慄さんのコメント: 投票数順

★4宮本武蔵(1961/日)錦之助の圧倒的なパワフルさ。全身全霊で生き抜いている人間の気迫は凄まじい。もやしっ子の俺なんかには到底考えられない世界がここにはある。[投票]
★5静かなる男(1952/米)大勢の野次馬が入り乱れて喧嘩が始まるシーンは息を呑むような躍動感。[投票]
★4暁の合唱(1941/日)木暮実千代の気負いのない逞しさが微笑ましい。会話もとても洒落ていて、ユーモアに溢れている。「お嫁さん、おにぎり食べるかしら?」なんてやたら可笑しい台詞だ。[投票]
★4樹氷のよろめき(1968/日)不思議な三角関係メロドラマ。物語はちゃんと理解できるが、やはり難解な印象が強い。ラストの岡田茉莉子の心情もイマイチ掴めなかった。いかにも吉田喜重らしい奇抜なアングルや、グルグル回るカメラワークは良い。[投票]
★3砂の上の植物群(1964/日)思わせぶりなハッタリに延々付き合わされたような、腑に落ちない印象。[投票]
★4瀧の白糸(1933/日)不幸な運命の中で愛を貫く男と女。溝口はこういう恋愛を描くと本当に凄いですね。逆に言うと、こういう恋愛しか描けないというか・・・。[投票]
★4若き日の次郎長 東海道のつむじ風(1962/日)歌あり人情ありチャンバラありの楽しい時代劇。飄々とした錦之助に惚れました。ジェリー藤尾の歌声がまたイイ![投票]
★4亡霊怪猫屋敷(1958/日)ホラー描写は全然迫力ないですが、撮影は間違いなく一級品。回想シーンから更に古い時代に遡る構成も面白い。[投票]
★4白夜の妖女(1957/日)ラストがちょっと弱いですが、幻想的な映像や月丘夢路の妖艶さなど見所は多いです。信仰と煩悩の間で揺れ動く坊さんの姿に切実さを感じます。[投票]
★3総長の首(1979/日)良い部分もあるが長すぎる。芸人の舞台裏のシーン、樹木希林が出てくるシーンなど、本筋とは関係ない場面が結構笑えたりする。金井(ジョニー大倉)と警官隊のアクションシーンなんか物凄くて、驚きはありました。[投票]
★4黒蜥蜴(1968/日)全然深作っぽくない映画だが、丸山明宏木村功の倒錯した愛情関係が楽しめる。「TOKYO」「OSAKA」という字幕の入り方がカッコいい。[投票]
★3江戸川乱歩の陰獣(1977/日)話はつまらないし役者の熱演も空回り。それでも映像表現には目を見張る部分がある。鈴木清順映画かと見紛うばかりの赤い部屋。[投票]
★4群盗、第七章(1996/仏=スイス=伊=露=グルジア)流麗なカメラワークとブラックユーモアの見事な調和。時空を超えて展開する物語の構成は複雑だが、個々のエピソードが面白いのでシーンの繋がりが不明瞭でもさほど気にならない。中世シーンの美術・衣装が素晴らしい。[投票]
★4蝶採り(1992/仏=伊=独)ノンビリ観ていていい気分になれる、そんな映画。大らかなユーモアが素敵だ。日本人がどんなにコケにされてても許せます。[投票]
★5アポロンの地獄(1967/伊)パゾリーニ映画の、画面から滲み出てくるような不気味さ恐ろしさは一体何なのか?迫力に満ちた顔のアップ、差し込む太陽の光の美しさ。字幕の挿入による特異な語り口にも魅了された。[投票]
★4マウス・オブ・マッドネス(1994/米)ラストが素晴らしい。シリアス路線のカーペンターもいいですよ。[投票]
★4昇天峠(1951/メキシコ)主人公をしつこく誘惑する女がエロくていい。ブニュエルの脚フェチは前から知っていたが、こんなにそそられたのは初めてだ。[投票]
★2道頓堀川(1982/日)ラストだけ『仁義なき戦い』って、そんなあ・・・。[投票]
★4日本侠客伝(1964/日)高倉健かっこいい!しかし他の役者も皆良い。完成度の高い仁侠映画の傑作。[投票]
★3一人息子(1936/日)充分立派な息子じゃないか![投票]