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寒山さんのお気に入りコメント(1/55)

砂と霧の家(2003/米)★3 馬鹿に付ける薬は無く、悲しみの雨に差す傘は無い。・・・ やりきれない映画 (Soul Driver)[投票(1)]
悪太郎(1963/日)★4 「訳の分からない映画を撮る監督」としてすっかり定着してしまった鈴木清順だが、少なくともこの時点ではオーソドックスな演出も非常に優れていたことが分かる。 [review] (太陽と戦慄)[投票(2)]
バンコクナイツ(2016/日=仏=タイ)★5 金銭に救いの意思を託すしか術が思いつかない“良性上から目線男”の優しさなど意に介さす、地に足つけた夜のキャリアウーマンは“たるみきった果実”をせっせと搾り続ける。この恋愛ごっこに悪意は微塵もない。もはや歴史に根ざした草の根“日泰”経済援助活動。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
国際市場で逢いましょう(2014/韓国)★4 ここには一瞬の出来事で家族が北と南に分離させられた人間の苦悩が根底にある。子供とはいえ、父親がいない男の子は家長となる。そんな普通の男の戦後65年の生きざま、すなわち韓国の戦後史(正式には休戦中だから戦後ではないが)を輻輳させながら紐解いている。 [review] (セント)[投票(1)]
赤ちゃん教育(1938/米)★5 このキャサリン・ヘプバーンは完全に頭がおかしいのだが、笑いすぎてこっちの頭もおかしくなりそうだ。世界一笑える映画。とんでもない前衛映画。ケイリー・グラントとヘプバーンの能力の高さをまざまざと見せつける映画。ホークスが史上最も聡明な監督であることを証明する映画。 (3819695)[投票(5)]
赤ちゃん教育(1938/米)★5 コメディ映画の最高作を敢えて選ばなければいけないとしたら多分これを選ぶと思う。映画館で最も呵々大笑した映画がこれ。ハワード・ホークスの奇跡的なコメディ。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
赤ちゃん教育(1938/米)★5 グラントがつまずく。負けじとヘプバーンも転びまくり。転んだ弾みで話の軸もどんどんズレていく。後ろを振り返る余裕なんかないです、コレは。 [review] (くたー)[投票(8)]
松ヶ根乱射事件(2006/日)★4 かつての日本では、この物語は地方の土着性の問題として語られていた。だが、バブル経済崩壊後のこの国には最早それは存在しない。人間の欲望は土着という拠りどころを失い浮遊する。だから山下敦弘らが描く倦怠と焦燥は、暴力と非暴力の狭間に置き去られる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]
太陽の墓場(1960/日)★4 夕陽に照らされた貧民街のバラック群のノスタルジックな奇観。そこに生きる人々は分不相応な欲望によって死と隣り合わせに生きている。その中でチンピラになり切れない若者・佐々木功の子犬のような瞳がなんとも哀しい。しかし、ラストは…。 [review] (水那岐)[投票(3)]
青春残酷物語(1960/日)★2 この頃量産された無軌道青春モノって映画も小説もホントつまらないよね。大映『処刑の部屋』(監督:市川崑 原作:石原慎太郎)も同じように退屈だったけど演技・演出はこれより数段上だった。孤軍奮闘してた久我美子が不憫。 (町田)[投票(2)]
青春残酷物語(1960/日)★3 桑野みゆき川津祐介の在り方を支える作劇上の仕掛けとして久我美子渡辺文雄の「青春」を持ってくる律儀な歴史感覚が大島渚。それにしてもこのラストカットを思いついたときはさぞ嬉しかったろう。ガッツ・ポーズのひとつも飛び出したろう。あるいはこのラストカットありきで物語をでっちあげたか。 [review] (3819695)[投票(1)]
君の名は(1953/日)★4 空襲下での出会いが実に意味深い。旧弊と自我の間で激しく揺れる真知子(岸恵子)は、まさに当時の人々の価値の代弁者であると同時に撹乱者でもあったのだろう。何よりも彼女を前にしてたじろぐ春樹(佐田啓二)や戸惑う浜口(川喜多雄二)がその証拠。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
俺達に墓はない(1979/日)★3遊戯』シリーズ系譜上のパターン演技を踏襲する優作のアドリブ的ヘタウマ演技のために、べらぼうなテキトー設定も釈然とさせる映画王国のマジックなのだが、どうも、その王国から志賀勝が浮いている。真面目すぎて情の無い世界とは相性が悪いのだ。 (けにろん)[投票(1)]
単騎、千里を走る。(2005/香港=中国=日)★4 健さんのためにチャン・イーモウが撮った健さんの映画。だから健さん以外の人ではこの映画は作れないのです。 [review] (chokobo)[投票(1)]
単騎、千里を走る。(2005/香港=中国=日)★4 裏でビートを刻むようなちょっと面白い構成。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(10)]
座頭市物語(1962/日)★5 「知己」という言葉の意味を思い出したいとき、何度でもこれを見るといい。 [review] (町田)[投票(5)]
座頭市物語(1962/日)★4 第一作のこともあってか、座頭市が盲目であることがさんざ笑いのタネにされるが、それに対し盲人の意地を見せつける市が小気味良い。そして彼が、人の善悪の匂いを不思議と嗅ぎつける男であることにも惹かれる。 [review] (水那岐)[投票(6)]
愛と希望の街(1959/日)★5 大島渚は「リアルと観念」をフィルムの上に両立させることのできる稀代の作家である、ということをデビュー作にして証明した。演技者を突き放してとらえるシビアな視線が、観る者の空想や情緒を徹底的に排除する。最後の5分間は身震いが止まらない。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
愛と希望の街(1959/日)★5 大島にしては骨太。途中まではイタリアのデシーカ風。しかし、社会の不条理、生きながらまさに相容れない階層分離、それは新しい斗いを予見させるものだった。少なくとも大島はデビュー作で宣言したわけだ。才能がほとばしる秀作。 (セント)[投票(3)]
愛と希望の街(1959/日)★3 役者がつまらない。ヌーヴェルヴァーグにしてもネオレアリズモにしても、それはまず役者の魅力の提示法を更新するものとしてあったはずだ。その意味では望月優子や靴磨きの小母さんらがよい。道行く客に向かって発する「磨きませんか?」の声に滲む必死さ・卑屈さ・諦めほか諸々のニュアンスに戦慄する。 [review] (3819695)[投票(1)]