八住利雄の映画ファンのコメント
花のれん(1959/日) |
吉本興業の阿漕な経営体質をすでに批判している問題作。NHK大河「赤穂浪士」(64)の有名なテーマ曲がラストほかで二度、朗々と流れて驚いた。どちらも芥川也寸志。内緒で流用したに違いない(含『東京夜話』『横堀川』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
船場の商家の表。取引先の山茶花究の借金取り立て場面から始まる。応対するのは、ごりょんさん(モデルは吉本せい)の淡島千景。淡島が本作の全き主人公だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
女主人公は「しぶちん」だが映画自体はその真反対の豪華さ。山崎豊子原作だし淡島千景の芸達者振りも遺憾なく発揮されているので長尺でも飽きない。テーマはやや緩いが豊田らしいといえばらしい脚色。 [review] (町田) | [投票] | |
大嫌いな豊田四郎なので、案の定ダラダラしてたし、フィルムの状態もボロボロで良い印象が無い。淡島千景、乙羽信子、アチャコは好演。['04.6.25高槻松竹セントラル] (直人) | [投票] |