★4 | 赤にこだわったからフィルムはアグファにした、と厚田カメラマンのコメントを読んだことがあります。浪速・両高橋など、脇を固めた人たちもすばらしい。廊下に立てかけられた逆さほうきには笑わされた。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★4 | 娘が自分から離れていく現実に向き合えない父親。その言動はどんどん矛盾し・・・。佐分利信の静かな演技が力強く、見ているこちらも熱くなる。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票] |
★4 | 小津安二郎監督カラー作品1号。完成の域に達した技法がさらに精緻に展開される。絢爛とした映画を作りたかった意思が実に明瞭で、その意味ではこの映画は監督にとって初の試みである。関西弁の導入による平安朝様式のような柔媚な味わい。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 山本富士子と浪花千栄子の文字通りの「トリックスター」ぶりが楽しい。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★3 | 京都弁の母娘が愉快。 (ドド) | [投票] |
★4 | 小津監督のパターンを踏襲していながら、ちゃんと喜劇になってます。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | ダメだろ!佐分利信!言ってることが矛盾してるゾ! [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★2 | 退屈な映画だね。不満足だよ。(05・11・15) [review] (山本美容室) | [投票(2)] |
★4 | 小津映画にしてはちょっと全体的なバランスが悪いか。しかし紅や緑など色鮮やかな映像、山本富士子の京都弁、笠智衆の詩吟、高橋貞二のコミカルさなど見所は多い。田中絹代を筆頭に出演者も名演揃い。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ただ一通の手紙だけで夫と暮らしてゆくことに賛成してくれた、安易と言えば安易な、けれども私をとても信頼してくれていた父のことを思いだした。どうもありがとう。祝福してくれる人ばかりではなかったからこそ、あの時は本当に嬉しかったよ。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 田中絹代が入ると小津調が乱れる。家庭の人間劇から夫婦の確執に変貌する。それは冒頭とラストで明らか。内面が出すぎても駄目なんだろうな。田中が傑出した女優たるを証明してるんだけどね。 (セント) | [投票(2)] |
★3 | 台詞の不自然な感じがどうも気になる・・・ [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 小津の描く日本の風景って、とても日常的なのだけど、女優がみな非日常的に美しい。マイナスポイントかな? (りかちゅ) | [投票] |
★4 | お喋りで厚かましくも憎めない浪花千栄子と、人懐っこい満点美人の山本富士子。この母娘のキャラが、映画全体にカラッとした明るさをもたらし、もはや化石としか思えない家父長絶対主義者・佐分利信の仏頂面や有馬稲子が醸し出す薄幸オーラを中和する。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 頑なに自我を通す親父佐分利信が、後期小津作品の中ではとりわけ融通の利かない男で、枯淡の域には未だ遠く、小津の「赤」を偏重するカラーへの異様な拘泥と合いまり息苦しい。山本富士子が瞬間風穴を開けるとしてもだ。 (けにろん) | [投票(2)] |