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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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アリスの恋(1974/米)************

★3醜悪とは云わないまでも、あまり気持ちのよい演出ではない。それはスコセッシの美点としての「居心地の悪さ」ともまた別種のものだ。歌手志望の中年女と爆音でレコードを聴くギター少年を主人公に据え、『オズの魔法使』なオープニングを持つ映画としては「音楽」の扱いも中途半端。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4これって、レストランのガヤガヤだけが印象に残ってる。今から考えると普通の映画。 (セント)[投票]
★4スコセッシジョディ・フォスターといえば・・・? [review] (chokobo)[投票(1)]
★3ここでもスコセッシは未来に絶対的な希望を与えない。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★4アリスの一つ一つの選択に共感が持てるのは、彼女が自分で考え行動できる女だから。そして少し離れた所から見つめるような、スコセッシのカメラアイが余分な感情移入を排除するから。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3男臭い作品を撮らせたら随一のスコセッシ監督ですが、そのデビュー作が女性を主人公にしてるってのが、なかなか皮肉な話です。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3ロードムービー仕立ての前半部分が面白かったので、もう少しこの親子を泳がせて欲しかった。ジェイソンのように追いかけてくるハーヴェイ・カイテルとか。 (TOMIMORI)[投票]
★4友達みたいな関係性の母子とイカれた周辺人物たち。ハッピーエンド風だが実際はそうとも思えないような帰結。敵対してた相手と仲良くなる展開も、それぞれのマトモじゃなさが際立つような描き方で妙に可笑しい。女性映画を撮ってもスコセッシはスコセッシ。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★2神経質な主人公とうるさいばかりで可愛げのない息子、出てくる男はアホばっかり。登場人物の誰も好きになれなかった。大変なのはわかるんだけどさ…。 (緑雨)[投票(1)]
★4身の程知らぬ希望に縋り付く限り男運も主人公に寄り付かない。意に沿わぬ安月給のウェイトレスが、それでも身に馴染むにつれ運も歩み寄る。労働に関する映画とも言えダイナーのシーンこそ白眉。徒労な前段だが子役が牽引。特にクールなジョディが良い。 (けにろん)[投票(2)]
★4いかにもハリウッドな小ネタ満載で愉しく、女性映画にありがちなナルチシズムがないのが好ましい。満点とはいかない人生を上がったり下がったり、日々充実しながら歩んでいる主人公に羨ましさを覚える佳作。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]