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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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田舎司祭の日記(1951/仏)************

★4ブレッソンらしからぬ、とつい口走りたくなってしまうほど「饒舌な」映画。それは何も溢れんばかりのモノローグのみを指して云っているのではない。残酷に人物に寄るトラックアップ。ディゾルヴ繋ぎ。定石を踏まえた音楽の使い方。だが、それらがこの映画の魅力でもある。後年の厳格さこそないが、これは極めて「正確な」饒舌だ。 (3819695)[投票(2)]
★3登場人物の性格付けが希薄で、話の内容がつかみにくい。[Video] (Yasu)[投票]
★4罫線のある帳面へ几帳面に書かれる文字。ペンと指のカット。モノローグがかぶり、プロットが進行するが、終盤で文字が乱れ、帳面を落としてしまい、ペンも落としてしまい、帳面を拾い上げたくても持つことすらできない。この描写の厳しさ。胸に迫る。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★5信仰とは何なのか、を問い詰めた映画。それはすなわち、生きることとは何か、死とは何かまで行き着く。あまりに淡々と描いているので逆にテーマを見逃しかねない。 (セント)[投票]
★5あまりにも孤独で、希望もなく、今見ていたものが映画だとは信じられないほどの衝撃を受けた。主人公の悲しげな眼差しは忘れられない。 (tomcot)[投票(2)]
★2く、暗い。。。 (ひゅうちゃん)[投票]
★3数ヶ月間、パンとワインを食い続けると体はどうなるか?という疑問に自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー(ウソ) [review] (TOMIMORI)[投票]
★3たまたま司祭という職業を選んだ青年の、寂しい青春物語。全編が苦手とするナレーションの嵐だけれど、こんな状況では日記に思いをぶつけるしかないしな、と納得せざる得ない。また、だからこその思索の過程は興味深い。 (tredair)[投票]
★4出口見えない暗渠のような世界の閉塞は日々の出来事を日記に叙述しフェードアウトで結ぶの反復リズムが緩衝する。無関心と悪意に苛まれた彼の半生は、それでも夫人の手紙が全肯定するだろう。泥濘に鞄を投げる小悪魔少女や帰還兵とのバイク相乗りなどが鮮烈。 (けにろん)[投票(3)]