★3 | しかしエミール・ヤニングスってどの作品でもこんな役ばっかりだね。[フィルムセンター] (Yasu) | [投票] |
★3 | マレーネ・ディートリヒは既に恐るべき存在感で得体の知れないオーラを放っている。こんな最初期からも年齢不詳だということが分かる。ただし、まだかなりポッチャリしており、この点では若さを感じる。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★3 | 遊びを知らない中年男が、水商売の女にとち狂う事ほど滑稽なものはないという警鐘か。でもどんなに時代が変わっても、こういった出来事は普遍にありそう。 [review] (青山実花) | [投票(2)] |
★3 | 授業まえに必ず鼻をかむ無粋に気づかず、生徒の顰蹙と蔑みの視線を薄々感じつつ、八つ当たり的厳しさでコンプレックスを癒す威厳なき裸の権威主義男は、艶麗な罠に自ら進んで堕ちた。何故なら男は小鳥のさえずりに心和ませる優しく無防備な男でもあったから。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 狂え狂え、堕ちろ堕ちろ〜♪ (ボイス母) | [投票(2)] |
★4 | 私にとってディートリッヒはどちらかと言うと、美の概念を拡げてくれる女優さんですが、その魅力は十分すぎるほど。こんな出会いと別れもある。 [review] (G31) | [投票(4)] |
★5 | やばすぎる。最後のアレはなんなんだ。でも、そんなローラ・ローラがやっぱり妖しく美しい。本当に悪い女というのは(本当の狂人が自分を狂人だとは思わないように)自分が悪い女だということを意識しないのだろう。 [review] (tredair) | [投票(3)] |
★4 | 下宿と教室を往還するだけの狭い世界観は扇情世界の端っこに触れただけで瞬時に崩れ去る。それを甚振るかのような嗜虐の積み重ねがコケコッコーで完遂されるのだが悪意の奔流にゲップ出そう。しかし、長い苦しみの果ての眠りを慈しむかのような視線は暖かい。 (けにろん) | [投票] |
★5 | ヤニングスが老いらくの恋を告白する。ディートリヒの海千山千なお断りを誰もが予想する。ところがこれ以降、全てのシークエンスは向こう側の世界にあり、あり得なかったはずの極右政党の政権奪取と余りにも相似形だ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |