高橋悦史の映画ファンのコメント
不毛地帯(1976/日) |
戦時、エリート集団の中でも際立った真のエリート足る大本営参報は、誰しもが責任を取らされる事はなかった。 [review] (sawa:38) | [投票(3)] | |
シビアな迫力は、見応えもあるし、大勢の出演者の個性をよく生かした演出は、ピタリとはまっていて、この点では山本薩夫監督の役者の「使い方」の上手さを感じさせる。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] | |
山本薩夫が「赤いセシル・B・デミル」なら、丹波哲郎は「日本のチャールトン・ヘストン」だ! (ペペロンチーノ) | [投票] | |
いかに勝つかしか学んでこなかった男が活路を見い出した先は、規律ならぬ欲望への忠誠度が尺度の戦場。制服を脱ごうが着続けようが、戦後の日本に彼らの正当な居場所はもうないのだ。飛び交う砲弾の下を生き抜きながら、札束乱舞する利権抗争に散る男たちの哀れ。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
監督が挿入した「時代の声」ともいうべき幾つかのシーンは、今となっては却って「時代」というものの脆弱性を炙り出しているように思う。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |