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ウォンテッド(2008/米)ファンのコメント

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告白(2010/日)************

★1私は小さい子供が死んだりひどい目に遭う映画はそもそも全部嫌いなのだが、その上、得意顔でなにもかもわかった風な顔されてもなあと、鼻白んでしまう。ダイアローグとモノローグを時系列前後させながらつないでいく手法や、映像のセンスと画質の美しさはすばらしいと思う。 (サイモン64)[投票]
★5現代の混沌と閉塞を論じるには終盤の安易とも言える解題的展開には疑問を覚えるが、一方で冴え渡る巧緻な技巧と詩情は絶頂の森田市川準をも凌駕する。そして、浮上するトリアー的破壊神松たか子と反転し舌を出す中島の諧謔観。 (けにろん)[投票(7)]
★2原作が持つ周到な計算に基づいて次第に判明する事実の面白さを、中島は時系列を無茶苦茶にし、その魅力を著しく低下させてしまった。またモブキャラ生徒たちに細かく名前と設定を与えたのはいいが、能年玲奈の無駄遣いとしか思えない。使われた血糊の量だけで高評価をつけている人たちは今一度原作を手に取ってみてほしい。 [review] (IN4MATION)[投票]
★5美しい。全編に行き渡る緊張感がたまらない。感動したわけではないのだが、巧みなリズムが、冷たさが、痺れるように気持ち良かった。 [review] (パッチ)[投票(1)]
★4父親の影がほとんど見えない世界。3人の母親(先生と2人の生徒の母)たちの悲劇。 [review] (代参の男)[投票(1)]
★3「リリィ・シュシュ」を彷彿とさせる非現実的すぎる状況に、少年犯罪の問題を問えるか?否。松たか子以外は全員邪魔。(特に岡田)ドッカーン!!67/100 (たろ)[投票]
★4一昔前であれば倫理的に認め難かったであろう「復讐」という行為をこんなにも簡単に観客に受け入れさせ、あろうことかそこにカタルシスを生み出すとは。これはもう完全に最近の世相を反映した登場人物のキャラクター造形勝ち。 [review] (kazya-f)[投票]
★5語られるのは女教師による「命の重さ」についての、いわば裏正論である。中島哲也は「裏」が持つ危うさや後ろめたさを、歯切れの良い快活な演出で巧妙にはぐらかし、立場や通念という感覚を麻痺させる。焙り出されるのは「裏」が「表」を凌駕する高揚と寂寥と錯覚。 [review] (ぽんしゅう)[投票(12)]
★5子供と一緒に観たくない圧倒的ホラー。殊更に血を見せる必要はないとは思うものの、だからこそ起きている異常な世界が強調されるという皮肉。自分の子供だけはこうではないと観ている親たちは皆思うだろうが、たぶん作中の親たちもきっと同じ、という恐ろしさ。いつも画に凝る監督だが、今回はこう来たか。見事だ。 (tkcrows)[投票(2)]
★4気持ち悪いくらいの敬語口調。それを全て無としたラストの一言。これってホラー映画だね。 [review] (らーふる当番)[投票]
★4圧倒的な描写力のクライムファンタジー。 [review] (ぱーこ)[投票(4)]
★5賛否両論、真っ二つに分かれるだろう。私には精一杯の後ろ向きな「賛」。原作未読だが、この物語に感じた感情は「作者の勝利」。そして松たか子の今までに見た事もないような熱演は「監督の勝利」。脱帽。 [review] (プロキオン14)[投票(3)]
★4たとえば悪意不在という悪意 [review] (TM)[投票(5)]
★5この、最初から最後まで息もつかせず、僕の脳裏を一点に捉えてしまった衝撃作の登場は見てしばらくしてもそのどよめきが途切れることはない。 [review] (セント)[投票(3)]
★4ストーリーもむちゃくちゃだが、それを表現する映像美もむちゃくちゃ。『嫌われ松子の一生』の時もそうだったが、「色」の極端な使い方がとても上手。映画の新しい表現の仕方を「魅せて」もらった気がした。 (Walden)[投票]
★4短い上映時間で原作のテーマを完璧かつオリジナリティも含めて描いた中島哲也の手腕はお見事。クラスの雰囲気から恐ろしさを感じさせた、それだけでこの映画化の成功を確信しました。(2010.07.11.) [review] (Keita)[投票(2)]
★3監督の方法論は非常によく効果を上げていたと思う。ブラックなユーモアが随所にあって、私は(迷惑にならない程度に)声を立てて笑ったのだが、他の観客はシーンとしていた。もっと笑おうよ。ただねぇ。リアルな現実の10歩くらい後ろを描いた映画です。 [review] (ツベルクリン)[投票(3)]
★5学校関係者が見て、何を思うんだろう。記憶に残る映画でした。 (ぱちーの)[投票]
★3観ていて特に気持ち良くない上に、何がしたいのかもよく分からない。でも画面には惹きつけられるし、監督のお遊びと割り切って観ればそこそこ楽しめる。 (ドド)[投票]
★4原作のいい部分を最大限に映画に転用している。欠陥もまた原作の持ち味であって、視点を変えればまた違った愉しみも出てくる。 [review] (shiono)[投票(6)]
★3原作既読者の「これがどんな映画に?」との興味への最低限の欲求は満たし飽きさせないが、肝心の映像表現は底が浅い印象。特に終盤の過剰演出には辟易。役者の演技も芝居が過ぎるし何より音楽に頼りすぎ。力は認めつつも、よりシンプルにとの思いを抱く。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3このところ愚作を次々と生産してきた中島哲也だが、今回はさすがに愚作とは呼べない。音楽ビデオ的に、色合いから動きから何まで制御された画面の整然とした嘘っぽさは、ペラペラと語られる「告白」で構成された作品世界にも合致する。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★2厭らしい演出の一貫ぶりは堂に入った中島哲也の人形劇。この画面が簡単に撮れるとはむろん思わない。プリ〜ポストプロダクションを通じて膨大な労働力が費やされている。でも、これは心底ダサいですよ。『アメリカン・ビューティー』『ウォッチメン』たちと同じ病に罹っている。紋切型描写の扱いが致命的に拙劣。 [review] (3819695)[投票(9)]
★4300』('07年/米)のような表現をこのように使うか、と感心した。最高点を与えるか逡巡したが、どうしても切りつけてこない物足りなさが最後まで残ったので☆4点とした。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★5一見、場違いな雰囲気も漂う新任教師役の岡田将生の演技さえも、映画の中の異様な空気感作りに一役買っているのも、監督の意図的なものもあるのだろうが感心してしまった。 [review] (わっこ)[投票]
★4松たかこ演じる女教師の淡々とした口調が空恐ろしく、いい意味で期待を裏切る展開。 原作を読んで見たくなりました。 (ペパーミント)[投票]
★4子供を上手く愛せないことと、その犠牲。 [review] (きわ)[投票(1)]
★4ようやく分かった。監督は冷静なんじゃなくて冷たい人なんだ。 [review] (甘崎庵)[投票(8)]
★4ホント、学生って嫌い。 (stimpy)[投票]