★4 | 宮廷コスチューム・プレイとしてはおそらく申し分のない質に達しているのだろう。当時の人工光源状況に倣って積極的に屋内に暗所を配しつつ、美術と衣裳に贅を尽くしている。かつてのバリー・アクロイドと同様に、このロビー・ライアンもケン・ローチ組を離れた途端むやみに凝った画作りを頑張り始める。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
★3 | 蝋燭等の炎だけの照明はいい。撮影のエッセンスは照明と露光だ。画角、構図、移動やズーミングの制御、といった事項以上に、本質は光の扱いと云っていいと思う。しかし、それでも本作の広角レンズの多用にはゲンナリする。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★3 | 映像といい、しつこく奏でるクラシック音楽といい、衣装といい凝ってます。広角レンズなんかを多用して、まるで自分が一眼レフを映しているかのようでもあり、3女優の演技合戦など、見どころは多いのだが、、。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 3人の女優さん(特にオリヴィア・コールマン)と美術と衣装を褒めて、撮影のロビー・ライアンの仕事の広がりを期待し、さてここまで変わった(我慢した?)ヨルゴス・ランティモスは、次はどうするのだろうか、とその身の振り方ばかりが気になっています。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | この時代、女王の発した言葉は絶対的な権威なのである。水戸黄門の印籠みたいだ。ギャグっぽいのかなとも思ったんだけど、どっちか分からなかった。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | もはや面白いんだか面白くないんだか。ただただ怖い。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | ランティモスが脚本に参加しないことで普通の物語になったのだがキャラ造形と圧倒的な美術への拘りが突出する。幾多の流産を経て統治者としての孤独と重圧から暴食の果ての痛風に苛まれる女王の爛れはエマVSレイチェルの確執も足下で踏み躙る。 (けにろん) | [投票(4)] |