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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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桜桃の味(1997/イラン)************

★4イラン人、クルド人、アフガン人、トルコ人。それぞれ環境は違えど一様に主人公の説得に回るあたり、生に対する絶対的な価値観が感じ取れる。そして、やっぱりトルコ人のじいさんが最高に渋い。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★2主役は似たような道を行ったり来たりのたくるレンジローバー。ここまで進行がまったりしていると、映画館の座席の座り心地の方が気になるくらい気が散ってしょうがない。。生理レベルで合わないのだろう。 (ジェリー)[投票]
★5傑作。キアロスタミこそオフビートだと思う。まさしく演出の、監督の映画。脚本段階では想像できない演出の創造性がある。工事現場、掘削場のシーンなんか脚本で書けるわけがない。そしてここでも忘れがたい大きな窓。 (ゑぎ)[投票(4)]
★5何故死ぬのに人の手を借りなければならないんだろう、というのがまず疑問。だから最初から女々しいんです。本当は死にたくないんだろう、と、突き放してみんな見ている。イランも熟成世界に入っているんですね。 (セント)[投票]
★3男の唐突なもちかけに、耳すら傾けない地元労働者。金銭では解決できない畏れにたじろぐクルド人兵士。主旨は理解するが行動は拒み続けるアフガン人神学生。報酬のために事を引き受けつつも思いとどまらせようと言葉を尽くすトルコ人学芸員。全て生への実直さ。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3ラストは蛇足でしょう。主人公よりもアフガン人やトルコ人が語る言葉に説得力があった。 (RED DANCER)[投票]
★3砂と石油しかないこの国でそれすらも許されないとは絶望的すぎる。 (TOMIMORI)[投票]
★4キアロスタミって、前向きで純なパンク親父なのだと思う。 [review] (tredair)[投票(7)]
★4力強い主題を導くための、ユニークな手法はもちろんだが、イスラム世界に住む人々の自殺という事柄に対する受け答えが独特で、そこがまた興味深かった。 [review] (くたー)[投票(1)]
★4こんな「車窓」の撮り方はキアロスタミ以前には存在しなかったし、こんなアクロバティックな映画も数えるほどしか存在しなかった。工事現場の圧倒的興奮。物々しいクライマックスの雷鳴。そして急転のラスト。傑作と呼ぶしかない。 (赤い戦車)[投票]