★5 | 前人未到のアクション映画。人がぞろぞろ歩いている、ただそれだけのことが、アンゲロプロスの手にかかればここまで面白くなる、人の心を打つ。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | ワンシーン・ワンショットの演出は確かに大したものだが、シーン間でストーリーがうまくつながっていないように思われ、シーンが変わるたびに話の流れが切れてしまうので、映画的な緊張感がない。ストーリー重視の人間として厳しめにこの評価。[東京国際フォーラムホールD1 (PFF2004)] (Yasu) | [投票] |
★5 | 「オイディプス王」と対象的な「エレクトラ」をベース。それにギリシャの歴史、現代をオーヴァーラップさせている。西洋ではエレクトラコンプレックスは大常識だが日本ではそうでもない。知識人風のご婦人が多かったけど、ホントご理解されたんでしょうか。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | この色合いを見よ。あとは感じろ。 [review] (chokobo) | [投票(3)] |
★4 | 手法や補助線に過ぎぬ古典悲劇が無限に拡大・喧伝され、全体に横たえた悲痛なギリシア近代史がほぼ完全に看過されてしまったことは、芸術家アンゲロプロスにとっては幸でも、社会派アンゲロプロスにとってはこの上も無い不幸だろう。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | ただただ絶句。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 話はよく分からんが、どの画面にも力があり、長回しばかりとはいえその中で緩急を巧く付けているので、最後まで飽きずに観ることができた。4時間という長さは我々観客に近代ギリシャの哀しみ、苦しみを共有させたかったのではなかろうか。結婚式のダンスでさえ物悲しい。 (赤い戦車) | [投票(3)] |
★4 | アコーディオンの音色。長回し。時代のうねり。曇天の寒々しい空は冬の時代の象徴か。。。。。でも長い
[review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★4 | 姦通と復讐が主題のギリシャ神話を基底にし超絶長回しと1シーン内の時空錯綜をもって語られる難攻略な近代史なのだが、曇天狙いの沈鬱な画面内を目紛しく変転する為政者を遠くに見つつ歩き続ける彼らを通して虐げられ続ける民族の悲哀は明確に透過してくる。 (けにろん) | [投票(2)] |