人気あらすじ | 投票者 |
★4 | 残菊物語(1939/日) | 明治初期、歌舞伎界の名家に育った尾上菊之助(花柳章太郎)は、周囲からちやほやされるあまり、自らの芸の未熟さに気づかずにいた。しかし、家の子守女・お徳(森赫子)は彼の芸の巷での評判を伝え、修業に励むよう忠告する。そんなお徳に、いつしか好意を抱く菊之助だが、それを知った彼の両親はお徳に暇を出してしまった。この仕打ちに反抗して家を飛び出し、大阪で舞台に立つようになった菊之助だが、親の七光りを失った未熟者の彼に、大阪の観客は冷淡だった。今や菊之助の心の支えは、彼を追って大阪に来、共に暮らすようになったお徳だけであった。[142分/モノクロ/スタンダード] [more] | AKINDO | [投票(1)] |
★4 | サルサ!(2000/仏=スペイン) | オレはレミ(バンサン・ルクール)、サルサに全ての情熱を注ぐ男──ピアニストとしての将来を捨ててパリに出てきた、が──何!客の目当ては白人のサルサプレイヤーでなく、本場のキューバ人なのか!ショック!──まずはかつてのサルサ界のドン、バレートに弟子入りだ──日サロに通いまくってキューバ人の肌に近づくぞ!──それっぽく「モンゴ」と名乗ることにして、身も心もクバーノだ!──ん?オレがサルサ教室で教えてるナタリー(クリスティアンヌ・グウ)って子、マジイケてる!アタックするしかねーぜ!──だが彼女はオレをキューバ人と信じ込んでるし、実は生粋のフランス人だとバレたらやはりフラれるよなぁ──アア、どうしよう──[100分/カラー/ヴィスタ] | LEE, まま, あき♪, ピロちゃんきゅ〜ほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | 赤西蠣太(1936/日) | 仙台伊達藩の江戸屋敷に勤める下級武士・赤西蠣太(片岡千恵蔵)は気の利かない醜男。しかし実は江戸屋敷でのお家騒動を探る密偵であった。今日も上級武士の原田甲斐(片岡千恵蔵、二役)の屋敷へ書状を届けつつ、途中で内容をこっそり写し取る。こうして集めた密書を仙台へ届けることになるが、黙って江戸を出ては怪しまれてしまう。同じく密偵の青鮫鱒次郎(原健作)が考えたのは、屋敷一の美女、奥女中・小波(毛利峯子)をダシに使うことだった。[80分/モノクロ/スタンダード] [more] | イライザー7 | [投票(1)] |
★3 | 100発100中(1965/日) | ボンジュ〜ル!ボクはアンドリュー星野(宝田明)っていう日系3世のフランス人さ。アンディって呼んでくれよ! ボクは初めて訪れる日本をすごく楽しみにしてたのに、途中立寄った香港で何だか面倒なことに巻き込まれちゃってさ。そのせいか、日本に着くなりユミ(浜美枝)っていう美人に何故かいきなり拉致されちゃって、気が付いたらヤクザの組同士の対立に巻き込まれてたんだ。助けに来てくれた刑事さん(有島一郎)も何だか頼りにならないし、ああっ、フランスのママンに叱られちゃう〜! [93分/カラー/シネマスコープ] [more] | リーダー, tredair, ボイス母, 町田 | [投票(4)] |
★4 | 芙蓉鎮(1987/中国) | 中国南部のとある村、フー・ユイイン(胡玉音、リウ・シャオチン)が夫とともに切り盛りする米豆腐の店は大繁盛していた。しかし、それを快く思わない共産党幹部のリー・クオシアン(李国香、シュー・ソンツー)は、彼女夫婦を反共産主義として告発し、思い余ってクオシアンを殺そうとした夫は処刑されてしまう。悲嘆に暮れるユイインの前に現れたのは、反体制派として同じく断罪されている、チン・シューティエン(秦書田、チアン・ウェン)という男だった。[165分/カラー/シネマスコープ] [more] | イライザー7 | [投票(1)] |
★3 | トンネル(2001/独) | 1961年から1989年まで、ベルリンの街を東西に分断していた壁。それに抗った人々がいた。水泳選手としてのキャリアを捨て西ベルリンに逃亡したハリー(ハイノ・フェルヒ)は、壁の向こう側に残してきた妹(アレクサンドラ・マリア・ラーラ)と再会したかった。彼の友人・マチス(ゼバスティアン・コッホ)は、逃亡の際に一人捕らえられた妻(クラウディア・ミチェルゼン)が気がかりだった。そして、フリッツィ(ニコレッテ・クレビッツ)は東側の青年団に所属する恋人を脱出させたかった。彼らが計画したのは、壁の真下に地下トンネルを通すこと。そして、愛する者たちを救うための闘いが始まった。[167分/カラー/シネマスコープ] [more] | ねこすけ | [投票(1)] |
★3 | 君の名は(1953/日) | 昭和20年5月24日、東京大空襲の夜。真知子(岸恵子)と春樹(佐田啓二)は、銀座で空襲の最中に出会った。二人は数寄屋橋の上で「戦争が終わってお互いまだ生きていたら、半年後ここでまた逢いましょう」と約束して別れる。しかしその半年後、真知子は、故郷の佐渡から来た伯父に縁談のため連れ戻されることになり、春樹とは逢えずに東京を去る。その後も長いことお互いの消息を求めていた二人がようやく数寄屋橋で再会した時は、真知子は既に縁談の相手・浜口(川喜多雄二)と結婚することが決まっていた。[127分/モノクロ/スタンダード] [more] | mimiうさぎ | [投票(1)] |
★4 | ピアニスト(2001/仏=オーストリア) | ウイーンに住むピアノ教師・エリカ(イザベル・ユペール)は、締め付けの厳しい母(アニー・ジラルド)のために、男性との接触がないまま人生を過ごしていた。そんなエリカはある日、演奏会でワルター(ブノワ・マジメル)という青年と出会う。エリカに心を奪われたワルターは、エンジニアリングの専攻を捨て、エリカが教えている大学院のクラスに入学してまで彼女に近づこうとするのだが、誰にも打ち明けたことのない彼女の秘密を、ワルターはまだ知らなかった。 [more] | kazby, プロキオン14 | [投票(2)] |
★4 | 悦楽共犯者(1996/英=スイス=チェコ) | 主人公の男性(人形使い)・その隣人の中年女性(SM癖)・ニュースキャスターの女性(バケツの鯉フェチ)・その夫の刑事(毛皮の切れ端や釘を打った棒切れフェチ)・書店主の男性(TVでニュースキャスターを観ながらハイテク自慰マシーンを使用)・郵便配達の女性(パンを小さくちぎって丸め、鼻から吸い込む性癖)。一見どこにでもいそうな彼ら6人の男女の性的な欲望、それをどう充足させているか、そしてこの欲望のために、この6人がお互いに相手の欲望に組み入れられていく様子を、全編セリフなしで描く。 [more] | マッツァ, tredair | [投票(2)] |
★4 | 息子の部屋(2001/仏=伊) | イタリアの港町に住む精神分析医のジョバンニ(ナンニ・モレッティ)は、妻(ラウラ・モランテ)・娘(ジャスミン・トリンカ)と息子のアンドレア(ジュゼッペ・サンフェリーツェ)の4人暮らし。しかし、アンドレアのことで学校から呼び出しを受けたジョバンニは、息子が学校の教材を盗んだ疑いをかけられていることを知る。アンドレアが否定したために一応は収まったものの、心の隅で少しわだかまりを覚えたジョバンニ。しかし、ある日友人と出かけたダイビングで、アンドレアが事故に遭い、亡くなってしまう。「もっと息子と話し合っていれば…」と苦悩するジョバンニだったが…。[99分/カラー/ヴィスタ] [more] | トシ | [投票(1)] |
★3 | 無伴奏「シャコンヌ」(1994/仏) | アルマン(リシャール・ベリ)は、かつて名声を上げたバイオリニスト。しかし現在は今一つパッとしない。そんな彼は、友人のバイオリニストがスランプで自殺したことを知り、一念発起して地下鉄の駅で演奏をする生活を始める。見事な演奏で通行人を思わず立ち止まらせる彼を、駅の係員であるリディア(イネス・デ・メディロス)は優しく見つめるのだったが、彼が自身の芸術追求のために捨ててきた過去を、リディアは知らなかったのだった。 [more] | ミルテ, ことは | [投票(2)] |
★3 | マイ・ハート、マイ・ラブ(1998/米) | エイズで余命いくばくもないマーク(ジェイ・モーア)と母親…偶然出会ったメレディス(ジリアン・アンダーソン)とトレント(ジョン・スチュアート)…ディスコでイカした男・キーナン(ライアン・フィリップ)を見つけたジョーン(アンジェリーナ・ジョリー)…ドライに情事を楽しむグレイシー(マデリーン・ストウ)…自分に起こった“悲劇”を行きずりの女性に語るヒュー(デニス・クエイド)…そして離婚の危機にあるハンナ(ジーナ・ローランズ)とポール(ショーン・コネリー)の老夫婦…。並行して語られる彼らの「愛のかたち」。本作でアンジェリーナ・ジョリーはD・W・グリフィス賞(ブレイクスルー賞)を獲得。 | ミルテ | [投票(1)] |
★4 | 誓いの休暇(1959/露) | 第二次大戦中、19歳の通信兵アリョーシャ(ウラジーミル・イワショフ)は前線で大手柄を立てた褒美に、6日間の休暇を許される。郷里まで2日、滞在が2日、帰りが2日のつもりだったが、途中で復員する兵士の世話をしたり、同じ列車に乗り合わせた若い女性・シューラ(ジャンナ・プロポレンコ)の面倒を見たり、戦友から託された小包を家族に届けたりしているうち、休暇はどんどん残り少なくなっていく。[87分/モノクロ/スタンダード] [more] | kenichi | [投票(1)] |
★4 | 王将(1948/日) | 時は明治後半、大阪の貧乏長屋に住む三吉(阪東妻三郎)は、教養はないが三度の飯より将棋が好きな男だ。腕前はプロ顔負けなものの、本業の草履作りを抛ってまでアマチュア将棋大会に参加するほどのめり込んでいるおかげで、妻・小春(水戸光子)や娘・玉江(三條美紀)は苦労のかけられっ放し。そんな三吉はある日の大会で、東京から来たプロの関根七段(滝沢修)と対局して負けた。対抗意識を燃やす三吉は、在阪の後援者である菊岡博士(小杉勇)らのバックアップを受け、関根を生涯のライバルとして目標に置くようになる。[94分/モノクロ/スタンダード] [more] | tredair | [投票(1)] |
★3 | ダブルベッド(1983/日) | 昔の友人の葬儀に出た敏之(岸部一徳)と雅子(大谷直子)の夫婦は、帰りに立ち寄った飲み屋で、同じく昔の友人である徹(柄本明)と再会した。徹は連れの女・理子(石田えり)を帰し、敏之・雅子の家へ立ち寄る。先に寝てしまった敏之をよそに、どちらからともなく体を寄せあう雅子と徹。そして、二人の不倫関係が始まった。[102分/カラー/ヴィスタ] [more] | tredair | [投票(1)] |
★3 | 風林火山(1969/日) | 時は戦国時代。武田晴信(中村錦之助)の軍師として召しかかえられた勘助(三船敏郎)は、最初の仕事として隣国・信濃の諏訪頼茂を攻め、だまし討ちの形で頼茂を倒す。晴信の側室となった頼茂の娘・由布姫(佐久間良子)は勘助を憎むが、勘助は逆にその由布姫に魅かれるのだった。やがて武田は勘助の働きで周辺諸国を次々と勢力下におさめていくが、越後の上杉謙信(石原裕次郎)も武田を攻める機を着々とうかがっていた。[166分/カラー/シネマスコープ] [more] | sawa:38 | [投票(1)] |
★5 | ヤンヤン 夏の想い出(2000/台湾=日) | 台北に住む少年、ヤンヤン(ジョナサン・チャン)の叔父が結婚した。しかしちょうどその日、ヤンヤンと同居している祖母が倒れてしまう。昏睡状態のまま家に戻ってきた祖母に向かって、ヤンヤン、父・NJ(ウー・ニエンジェン)や姉・ティンティン(ケリー・リー)たちが、自分たちの日常についての話を始めるのだった。台北を舞台にした作品を撮り続けたエドワード・ヤンが活写する、あらゆる世代の人生のひとコマ。カンヌ国際映画祭監督賞受賞作にして、2007年に死去したヤン監督の遺作。[173分/カラー/アメリカンヴィスタ] | セネダ | [投票(1)] |
★4 | イワン雷帝(第一部・第二部)(1946/露) | 1547年、モスクワ大公であるイワン(ニコライ・チェルカーソフ)はロシア帝国の皇帝に就いた。その波乱万丈の人生を、既得権を守ろうとする貴族たちによる表から陰からの反抗、ロシアを付け狙うヨーロッパの諸外国との戦い、側近たちとの連帯や確執、妻アナスタシアとの心の触れあいなどを絡めて描く。[第一部100分・第二部87分/第一部モノクロ・第二部パートカラー/スタンダード] [more] | ルッコラ, tredair | [投票(2)] |
★4 | 夏至(2000/仏=ベトナム) | ベトナム・ハノイに暮らす三姉妹(グエン・ニュー・クイン、チャン・マイン・クオン、トラン・ヌー・イエン・ケー)が、母親の命日に集まった。そこで出た生前の母親の話に、彼女たちは自分たちの冷えた夫婦生活や恋愛をだぶらせる。主演のトラン・ヌー・イエン・ケーはトラン・アン・ユン監督の夫人。また夫妻の娘も子役として出演している。 | ことは | [投票(1)] |
★3 | ブラス!(1996/英=米) | イギリス・ヨークシャーの炭坑町は閉山の危機に瀕していた。失業への不安で町中暗い雰囲気の中、労働者たちのバンド「グリムリー・コリアリー・ブラスバンド」もまた解散の瀬戸際にあったが、指揮者・ダニー(ピート・ポスルスウェイト)はそれでも毅然とタクトを振っていた。そんなバンドに、この町出身のグロリア(タラ・フィッツジェラルド)が加わる。彼女は、炭坑の調査のため経営者側から派遣されてきた、労働者たちにとっていわば“敵”だった。アンディ(ユアン・マクレガー)ら他のメンバーは複雑な感情を抱きつつも、間近の全国大会目指して彼女とともに練習を重ねていく。[109分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | カフカのすあま, ことは | [投票(2)] |