コメンテータ
ランキング
HELP

24さんのお気に入りあらすじ(2/4)

暗殺のオペラ(1970/伊)★4 北イタリアの地方都市タラにアトス(ジュリオ・ブロジ)という男がやって来る。30年前に彼の父はファシストの凶弾に倒れ町には記念碑が建てられるほどの英雄だったのだが、かつての父の愛人ドライファ(アリダ・バリ)に会ったアトスは何か隠された事実があることを感じる。そこでアトスは父の反ファシズムのかつての3人の同志…肉屋(ピッポ・カンパニーニ)、教師(フランコ・ジョバネッリ)、映画館主(ティノ・スコッティ)を尋ねて歩く。そして徐々に隠された真実が明らかにされていく…。ベルトルッチの第7作。イタリア国営放送のTV用の作品だが日本では劇場公開された。 (けにろん)[投票(1)]
いちご白書(1970/米)★2 1968年コロンビア大学、遊園地を軍の施設へ建て替える計画に端を発する学生運動にノンポリである筈のサイモン(B・デイビソン)が参加する羽目になる。理由は活動家のリンダ(K・ダービー)に恋をし近づきたかっただけなのに・・だが運動は過激さを増し、大学当局の不正が明るみにされるに及び、サイモンも真剣に運動に取り組まざるを得なくなった。そして遂に大学側は警官隊の導入を決意し、学生たちと対峙する・・・・<余談>翌年1月18日、東京、この事件に触発された学生500名が東京大学安田講堂を占拠し、機動隊員と血で血を洗う攻防戦を展開するも、これを機に日本での学生運動は終息する。レビューは音楽との関係について [more] (sawa:38)[投票(9)]
スキャナーズ(1981/カナダ)★4 特殊な能力故に社会から拒絶される男、ベイル。彼はある日謎の男たちに捉えられ、そこで“スキャナー”と呼ばれている能力について教えられる。ルース博士の下で訓練していたベイルはある日、彼から指令を受ける。〜ダリル・レボックを殺せ〜 ベイルはレボックの居所を突き止めるべく活動を始めるが、ベイルの行く手には刺客が・・・そして、次第にスキャナーズ誕生の恐るべき真実が明らかになっていく・・・ (マイルス)[投票(1)]
攻撃(1956/米)★5 44年のベルギー戦線、コスタ分隊長(ジャック・パランス)は臆病者の上官クーニー大尉(エディ・アルバート)のせいで部下が犬死して不満を募らせていた。だが、有力者であるクーニーの父に恩義を着せたいバーガレット大佐(リー・マービン)はコスタの言うことに耳を貸さない。コスタ率いる前線部隊が敵の攻撃を受けた際、クーニーはまたしても救援を送らず見捨てようとした。その時コスタの怒りが爆発する・・・。(109分) [more] (AONI)[投票(2)]
駅馬車(1939/米)★5 1885年、アリゾナのトントから、8人を乗せた駅馬車がニューメキシコのローズバーグに向けて出発する。騎兵隊の夫を訪ねる若妻、彼女を追う賭博師、酒の行商人、飲んだくれの医者、町を追われた酒場女、銀行家、脱獄囚を追う保安官、そして臆病な馭者。出発間際、ジェロニモ率いるアパッチ出没の報が入ったが、騎兵隊の護衛と乗客達の意思で出発は決行。途中、脱獄囚リンゴ・キッドを加えた駅馬車は、次の町ドライフォークへ向かうのだった・・・。駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様を描いたジョン・フォード西部劇の傑作であり、若きジョン・ウェインの出世作。同年のアカデミー賞八部門受賞した『風と共に去りぬ』の影に隠れてしまった不運の名作。アカデミー助演男優賞(トーマス・ミッチェル)、アカデミー編曲賞を受賞。 (ふりてん)[投票(1)]
U・ボート(1981/独)★5 1941年・第二次世界大戦―ドイツ軍を率いるヒトラーは、潜水艦艦隊「U・ボート」によるイギリスの海上封鎖を画策する。その恐るべき攻撃力をして、連合軍を大いに戦慄せしめたU・ボート艦隊だが…やがてイギリス艦隊の猛烈な反撃を受け、次第に戦況は悪化していく(史実では、U・ボート艦隊総員4万人の内3万人までが未帰還)。…喰う立場から喰われる立場へ…。そして今、とある艦長(ユルゲン・プロフノウ)の指揮するU・ボートが、恐怖と絶望の支配する海へと出撃する…。ドイツ時代のウォルフガング・ペーターゼン監督が放っていた、潜水艦映画の決定版。(本篇135分、完全版203分:第55回アカデミー賞全6部門ノミネート作品) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(2)]
恋はデジャ・ブ(1993/米)★5 原題の「GroundhogDay」とは、ペンシルバニアの小さな町パンクスタウニーで毎年2月2日に行われる聖燭祭のこと。ウッドチャック(リス科)のフィル君が春の訪れを占うのだ。 高慢で嫌われ者の天気予報官フィル(ビル・マーレー)は、お祭りの主人公と同じ名前のために過去3年レポーターを勤め、今年もカメラマンとプロデューサーのリタ(アンディ・マクダウェル)を伴って取材に向かうのだった。取材を終えたフィルはさっさとピッツバーグに帰ろうとするが、吹雪のため町に引き返す。まさに最悪の日。しかし彼が足止めを喰らったのは、それだけではなかった・・。 軽快なタッチながら見る者に人生の意味を突きつけるファンタジック・ラブコメディーの傑作。アメリカの映画チャートでは1位を獲得するも、日本では全くの無名。 (ふりてん)[投票(6)]
1900年(1976/独=仏=伊)★4 春・・・1945年4月25日イタリア解放の日。農民たちは敗走するファシストのアッチラ(サザーランド)を袋叩きにしていた。一方地主のアルフレード・ベルリンギェリ(デニーロ)は農民の子供に銃を突きつけられていた。「地主はもういない!」                                                                 [more] (ジョー・チップ)[投票(4)]
ひかりのまち(1999/英)★5 カフェで働くナディア(ジーナ・マッキー)は、孤独を埋める為に伝言ダイヤルで恋人を探している。姉のデビー(シャーリー・ヘンダーソン)は夫ダン(イアン・ハート)と離婚し、9歳の息子を育てながら美容師として働いている。妹のモリー(モリー・パーカー)は元教師で、今はエディ(ジョン・シム)と結婚し、妊娠している。弟のダレン(エンゾ・シレンティ)は家出しており、そのことで両親の中は険悪になっている。ナディア、デビー、モリーの三姉妹を中心に、彼女たちの日常を描く。 ()[投票(2)]
ハモンハモン(1992/スペイン)★3 おぼっちゃまであるホセ・ルイスの子を妊娠した娼婦の娘シルビア。二人をどうにか引き離そうと、ホセ・ルイスの母コンチータは、シルビアを誘惑するよう色男のラウルを雇う…。複数の男女が入り乱れる愛欲悲喜劇。なぜかヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞受賞。ペネロペ・クルスのデビュー作でもある93分。 (tredair)[投票(1)]
ファニーとアレクサンデル(1982/独=仏=スウェーデン)★5 世界的名匠イングマール・ベルイマン監督の最後の劇場用映画(当時64歳での引退宣言)。集大成にふさわしい大作で、 エピローグ、第一部「エクダール家のクリスマス」、第二部「亡霊」、第三部「崩壊」、第四部「夏の出来事」、第五部「悪魔たち」、プロローグからなる構成。欧米で公開された劇場版は3時間8分だったが、日本では岩波ホールで5時間全編が一挙上映された。(スウェーデン本国ではテレビ放映) 1907年のクリスマスからの2年間。スウェーデンの大学街で暮らし、劇場主も営むある家族の人間模様を、鋭い感受性を持つ少年アレクサンデル(ファニーは妹)の目を通して描く。 5時間11分 1983年アカデミー外国語映画賞 [more] (ルッコラ)[投票(4)]
サスペリアPART2(1975/伊)★4 欧州比較心理学会に出席した女預言者が講演後、アパートの一室で殺害されるのを目撃したピアニスト(デヴィッド・ヘミングス)は、好奇心から女性記者に協力して事件に首を突っ込むが…英題は『Deep Red』で「決して一人では見ないで下さい」のキャッチ・コピーで有名な『サスペリア』とは全く関連性は無い。前作のヒットにあやかった邦題だが、『サスペリア』より2年前に作られた。ちなみに本作のキャッチ・コピーは「約束です! 決してひとりでは見ないで下さい」。ホラー界のカリスマダリオ・アルジェント監督作品。完全版は20分ほど長い。 (モモ★ラッチ)[投票(2)]
ロング・キス・グッドナイト(1996/米)★3 ニュージャージーの小学校教師のサマンサ(ジーナ・デイビス)は優しい夫と8歳の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた。そんな彼女だが8年前に記憶喪失で発見された過去を持ち、それ以前の記憶が無いのである。或るクリスマスイブのパレードでサンタクロースに扮した彼女がTVで映されたとき、偶然それを見ていた犯罪組織のボス、ティモシー(クレイグ・ビアーコ)や米政府諜報局長パーキンス(パトリック・マラハイド)たちは驚愕の表情を浮かべる。そして、その晩、不注意から交通事故を起こしたサマンサの脳裏に過去の記憶の断片が浮かび上がる…。ハリウッド史上最高額で競られたという脚本をレニー・ハーリンが監督。 (けにろん)[投票(1)]
おもいでの夏(1971/米)★5 1942年。戦時中のアメリカ。ニューイングランドの沖に浮かぶ島へ15歳の少年ハーミー=ゲイリー・グライムズとその家族が越してくる。ハーミーはオシーやベンジー達と仲良くなる。思春期の彼らの話題は女の子のことばかり。ある日、彼は海が見える小さな家に一人住む美しい人妻のドロシー=ジェニファー・オニールを目に留める。彼の夫は戦地に復員する。そんな彼女にハーミーは夢中になり、背伸びをした彼の恋が始まるのだが・・・。思春期の青年のひと夏の思い出をミシェル・ルグランの美しいメロディーに包みこんだ作品。 (kinop)[投票(1)]
ミクロキッズ(1989/米)★3 発明好きのサリンスキー博士(リック・モラニス)は物体縮小装置を開発。ところが彼が留守中にちょっとしたはずみで装置が動き出し、その場に居合わせたサリンスキーの子供と、ご近所の子供達が縮小されてしまった! しかし縮小装置のプレゼンに失敗してヤケになっていた彼はそんなことに気付かず、小さくなった子供達を誤って庭へ放り出してしまっていた。広くないと思える庭も、今の子供達にはジャングル同然、おまけに動物まで襲ってくる。果たして子供達は元の大きさに戻れるのだろうか? (荒馬大介)[投票(1)]
トム・ジョーンズの華麗な冒険(1963/英)★4 舞台は18世紀のイギリス。地方の大地主の元に捨てられた赤ん坊は、やがて天衣無縫・魅力全開・おまけに精力旺盛の青年トム・ジョーンズ(アルバート・フィニー)へと成長する。…隣家の令嬢ソフィー(スザンナ・ヨーク)から密かに慕われるトムであったが、彼の従兄弟と彼女の縁談話が持ち上がった際に事が露見…トムは勘当の憂き目に。…やむなくトムは独りロンドンへと旅立つのだが、ソフィーが彼の後を追いかけて家を飛び出してしまう…。快男児の華麗なる恋の冒険を豪快に描く、痛快ドタバタコメディ。(本篇123分:1963年アカデミー作品賞・監督賞・脚色賞(ジョン・オズボーン)・作曲賞(ジョン・アディソン)受賞作品) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
ブラジルから来た少年(1978/英=米)★3 ヒットラーの世界征服の野望もとっくの昔に消え失せ、ナチの残党達は世界各地でひっそりと暮らしていた。しかし、南米パラグアイにその野望を復活させようとする者がいた。その名はヨセフ・メンゲレ(グレゴリー・ペック)。ナチの強制収容所で恐るべき生体実験などを行い、「死の天使」と呼ばれていた男である。彼は保存しておいたヒットラーの血液を使い、ヒットラーのクローンを作りだしていたのだ。その計画を察知したナチ狩りのプロ、リーバーマン(ローレンス・オリビエ)は彼を追う。 (ゆーこ and One thing)[投票(1)]
成功の甘き香り(1957/米)★4 三流プレス・エージェントのファルコ(トニー・カーティス)は、ブロードウェイで大きな影響力を持つコラムニスト・ハンセカー(バート・ランカスター)に取り入るために、彼の可愛い妹スーザン(スーザン・ハリソン)が新進のミュージシャンと付き合っているというネタを持参する。気にくわないハンセカーは、ファルコを使って彼らの仲を引き裂こうと画策する・・・。(96分) [more] (AONI)[投票(1)]
小さな恋のメロディ(1971/英)★3 ダニエル=マーク・レスターとガキ大将のトム=ジャック・ワイルドは大の仲良し。彼らは11歳の小学生。二人でいつも遊んでいるのだが、ある日、女子生徒がバレエの練習しているところを覗き見する。ダニエルはその時メロディ=トレーシー・ハイドを見つける。ダニエルは彼女に夢中になり、彼女もダニエルのことが気になり始める・・・。淡く切ない幼い頃の初恋を、ビージーズの「メロディ・フェア」の音楽に乗せて、微笑ましく優しく描いている。 (kinop)[投票(3)]
コレクター(1965/英=米)★5 フットボールの賭けで大金を手にした、蝶を収集することだけが生きがいのしがない銀行員フレディ(テレンス・スタンプ)は、そのお金で人里離れた一軒家を購入し、かねてから憧れていた女性(サマンサ・エッガー)にクロロフォルムを嗅がせたうえで誘拐し、蝶を収集するが如く監禁するが…主演の二人がカンヌ映画祭で主演賞を受賞。自己中心的な男の歪んだ純愛と、何とかして脱出しようとする女性の焦燥を格調高く描いた、ウィリアム・ワイラー監督のスリラー (モモ★ラッチ)[投票(2)]