★4 | 独立愚連隊(1959/日) | 昔の日本人の気持ちがよく出ている。二つあり。一つは上に反抗している中谷が言う「命令だけは守りたいんだ」。この感覚というか気持ちは欧米人には分からないだろう。もう一つは大陸への憧れ。あの頃流行った“馬賊の歌”♪僕も行くから君も行け、狭い日本にゃ住みあきた♪ | [投票] |
★4 | 紀ノ川(前編・後編)(1966/日) | 疲れた。こういう長編年代記物はともかく観たーっ!という充実感がある。加えて本作は撮影が秀。編集も上手い。前編で話が停滞して来た頃に後篇へ。岩下志麻が闊歩するシーンで又観る気に。その編集もラストは疲れが出て来たのか、小走りで終わった。製作、観客皆さんお疲れ様でした。 | [投票] |
★4 | 瞼の母(1962/日) | 舞台と違う映画の特徴が出た脚色。原戯曲にない所(オープニング、飯岡の衆の江戸入り、賭場他)また相違な所(金五郎の素性)とかあるが映画の方が理解し安い。話は変わるが、昔漫才で誰のネタか忘れたがこんなのがあった:再会すると豚のような顔付のおっ母さんで・・・「ま、ブタ(まぶた)の母」。御後が宜しい様で。 | [投票] |
★4 | アース(2007/独=英) | 自然の驚異映画は今迄にもあったが、今回はちょっと違う。根底に例の“地球温暖化”があるのだ。その為か観客受けする内容(子動物登場、動物を喰う等)のシーンが多いのが気になる。それも良しとするが、世界って凄いんだ!なんて感心して夢を育んだ時代はもう来ないのが残念だ。 | [投票] |
★4 | ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008/米=英) | ストーンズはミックがイカレテルっぽいのであまり聞かなかったが、キース・リチャードっていいなぁ!“You got the silver”が聞かせる、というかパフォーマンスが自然でカッコいいのだ。“Satisfaction”のラストでギターにキスする、これも決まっていた。 | [投票] |
★5 | シラノ・ド・ベルジュラック(1990/仏) | 主要なところは殆ど原戯曲そのままで・・・脚本家の手抜き?いやいや、Bien(素晴らしい)!キーワードは“Mon panache(私の心意気)”です。 | [投票] |
★4 | 剃刀の刃(1946/米) | 求道の精神で生きて行こうとする青年と、どうしても冨に憧れる婚約者を対比させて描いた佳作。時折原作者本人を登場させ話をまとめさせる手法は面白い。観客が安心できる。アン・バクスターは存在感あふれる演技で見せた。 | [投票] |
★3 | 子供たちの王様(1987/中国) | さすがに、画はボケていなくて主張がハッキリしていて力がある。教育制度批判もバックにはあろうが、そういうことと関係のない子供そして大人の笑顔がいい。 | [投票] |
★4 | グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997/米) | ロビン・ウィリアムズのキャラの魅力、そしてそのカウンセリング時のセリフのやり取りが際立っている。タイトルに“旅立ち(邦題)”とあるが、マット・デイモンは本作で一躍認められ、俳優として又新たな旅立ちとなった。全体の爽やかさが好印象を与える。 | [投票] |
★3 | ウホッホ探検隊(1986/日) | まあ、男ってこんなもんですね。女もこんなものでしょうが・・。男と女って、見える以上のものを互いにいつも求め合っているのかもしれません。 | [投票] |
★3 | 兄とその妹(1939/日) | あっと驚くどんでん返し。このラストを予測できるものはいないだろう。夢の広がる時代(軍国主義は別として)を反映した素敵なラストといえる。 | [投票] |
★3 | 毎日が夏休み(1994/日) | 明るく楽しい会社退職と登校拒否。奇矯な父娘の“前向き人生”の勧め。 | [投票] |
★3 | アサルト13 要塞警察(2005/米=仏) | 鳴り物入りで登場の“AV5”が物足りない。それも含め後半の盛り上がり方が弱い―前半は良かったのだが。ラストシーンは気に入ったけどね。もう一つ3.8点。 | [投票] |
★3 | パンチドランク・ラブ(2002/米) | 奇妙でリアリスティックな話。しかし、世の中は奇妙な変な話で成り立っているのかもしれない。何はともあれ テレフォンセックスには注意しましょう。 | [投票] |
★3 | 西鶴一代女(1952/日) | 当然ながら、題材が古い。こういう内容のものは、段々と過去の遺物になって行くのではないか。資料として後世に残すのは意味があるかもしれない。 | [投票(1)] |
★5 | キートンのカメラマン(1928/米) | これは面白い!笑いの基本が一杯詰まった傑作だ。恋愛の方はあんなもんでしょう、で4点。+1点はマーセリン・デイの美しさに献上です。 | [投票] |
★4 | キートンのカレッジ・ライフ(1927/米) | ボートレースシーンから俄然面白くなりラストまで一気に観てしまうが、ふと我に返ると、これ変だよね。どうしてああなるの? | [投票] |
★4 | トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港) | 役所広司が突然登場、コミカルタッチに。この役所が絡んだ奥さんのエピソードが突拍子もなくて、またいつもの黒沢脚本かと、そして別のストーリーが考え付かなかったのかと残念。ただ息子2人との対話シーンは我が家で昔あった情景と同じでハッとする程リアルでいい脚本でした。 | [投票] |
★3 | 恋するトマト クマインカナバー(2005/日) | 日本の農家の跡取り問題、フィリピンの“芸能スカウト”問題、共に問題提起で終わってしまい、物足りない。もう一歩踏み込んだものを期待したのだが。ラストシーンは良かった。自分で脚本を書いた大地康雄、自分自身へのご褒美かな? | [投票] |
★3 | パッセンジャーズ(2008/米=カナダ) | この作品のポイント(驚き)は3つある。1エリック、2航空会社の男アーキン、3これは言えない。1はどなたもある程度の段階で何かしら分かるだろう。そして2はよく観ると一番最初の登場シーンで明らかになっているのだ。ヒントは、 [review] | [投票] |