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[コメント] 鬼が来た!(2000/中国)
- 点数順 (2/2) -

★5敵国(中国)だからこそ真実の日本軍の生態を暴き、描いた。その凄惨さ。軍服、下着、調度品に至るまでホント写真を見るようにリアル。狂った日本軍の描写も今までの日本映画では描かれなかった。ホントすごいね。やはり僕らも直視しないといけないね。脱帽。 (セント)[投票]
★5どちら側でもない視点で描かれた本当の戦争映画。 狂気なんかじゃない、成るべくしてなったラストへのまっすぐな展開に首筋がちりちりした。 (かるめら)[投票]
★4澤田謙也って誰?澤田謙也って誰?そして俺の解釈はこれでいいのか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(15)]
★4観賞後の混乱は名作の証。 [review] (マッツァ)[投票(5)]
★4真っ赤なエンドロールを観ながら、しばし呆然。 (shaw)[投票(5)]
★4パワフルかつキャッチー、そしてきわめてあざとい演出だ。アップの多用・せわしないカメラワーク・速すぎるカッティングも演出意図によく沿って選択されたスタイルだろう。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4鬼ごっこには、終わりはない。誰かが鬼になる。 (らーふる当番)[投票(4)]
★4この映画の重さをわからない日本人はかわいそうだと思う。「考えろ」と言われるんじゃなくて、この映画を見て自主的に考えることができる。 (あちこ)[投票(2)]
★4笑いも凍りつく。 [review] (G31)[投票(2)]
★4漫才のお手本のような映画。かと思いきや、そこに突如出現する地獄絵図。人間の殺意が立ち現れる瞬間って、以外にあっけない。その人間の表裏を体現した香川照之が圧巻! 日本映画界は、久し振りに世界標準の役者を手に入れた。 (やどわーど)[投票(2)]
★4この重喜劇のクレジットに崔健の名前を見つけて吃驚した。天安門事件の後、活動を制限されていた間に曲を提供したことになる。本作は天安門の隠喩として観ることができるのだろうか。 (寒山拾得)[投票(1)]
★4日本人として見るのがつらい作品のはずなのだがキチンと主人公の中国人に感情移入させられた。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★4導入部分が謎めいていて魅力的なわりに、終盤は「戦争の不条理と悲劇」のような普遍的な形に着地してしまうのが少し肩透かしな印象。笑いのテンポとフェアな日本人描写に関しては、凡百の邦画より日本人好み。 ()[投票(1)]
★4古来、桃太郎の時代から「鬼」は異邦人→コミュニケーションの取れない異者を指した。憎悪と不信が醸成する究極的な「ディスコミュニケーション」。そして憎悪は想像/創造され、「ディスコミュニケーション」は制度化される。システムが走り出せば、もうそこには「戦争」しかないのである。 [review] (DSCH)[投票]
★4ラストが頭から離れない。同じ人間なのに、環境が違うだけでこの違いは何なのだ。87/100 (たろ)[投票]
★4ふんどしふんどし! (黒魔羅)[投票]
★4歴史観云々より、普通にシチュエーション・パニック・ムービーとして楽しんでしまった。こんなんでいいのだろか。 [review] (林田乃丞)[投票]
★4映画としては面白い。ただ問題なのは中国が製作したという事。 (マス)[投票]
★4中国で日本語学校の先生をしている時、生徒と一緒に観ました。 [review] (赤目)[投票]
★4鬼はどこから来た? [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4こういう映画がなぜ今まで作られなかったんだろう (kenichi)[投票]
★4ちょっとぎこちないけど分かりあえちゃった、という甘い幻想を打ち破る怒涛の展開。それが戦争なのか、それが歴史なのか、それが人間なのか、それこそ鬼の所業なのか? (マルチェロ)[投票]
★4真剣そのものの村人達の行動が滑稽にさえ見える。しかし、その印象は終盤で一変する。やっぱり「鬼が来た」・・・ (RED DANCER)[投票]
★4深すぎる [review] (k5001)[投票]
★3過去の設定だからといって画面は必ずしもモノクロでなくともよいはず、にもかかわらず確信的に本作はモノクロを選択した、その事実から推定した一つの突飛な解釈。(注意、レビューはいきなりラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(17)]
★3この映画では、人間が持っている“信頼”という心の緩衝地帯が全否定されている。これは反・戦争を超越して、反・人間を描いてしまった映画なのだろうか。すなおに5点で良いのかどうか・・・さんざん迷った。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
★3「狂気」なんて言葉は現代の能天気な日本人の「逃げ」の台詞の定番でしかない。だって・・・ [review] (sawa:38)[投票(11)]
★3戦争経験のない人間が公正な立場で戦争を描いたこの作品には、体感ゲームの様に戦争を疑似体験するかのような感覚をおぼえる。結局のところ、戦争を経験していない研究者が、資料を基に主観を伴わないルポを映画として表現した、というところである。 [review] (入江たか男)[投票(5)]
★3戦争時の残虐行為は、実は「とても楽しいモノ」「爽快なモノ」であるらしい [review] (ボイス母)[投票(4)]
★3鬼の世界が日常だったとしたら・・・。物語を成してないから私は評価をしないけど、むしろ、戦争ほど、本来は物語が似合う舞台も無いんだよな。(041012) [review] (しど)[投票(1)]
★3軽い気持ちじゃ見れません。軍艦マーチが恐ろしい。 (くっきん)[投票(1)]
★3真摯な力作とは思うものの、発端となる「麻袋」の預け主が物語の外部にいるのなら、作者の都合でどうとでも話の展開を転がせるだろうと思えてしまい、斜に構えた気分で映画を眺めることになった。 (OK)[投票(1)]
★3とてもパワーに溢れた作品だがもう少し整った形にして撮ってほしい。評価に迷うが☆3.5。 (赤い戦車)[投票]
★3皆さんいろいろ難しいことを書いてますね。お気楽な私でも確かに観賞後には「むう…」考え込んじゃいましたよ。で、下した結論が単純明快娯楽映画が好きな私には向いてないな、ってことで。こんなんじゃダメですかね? (takamari)[投票]
★3日本人が「ちゃんころ」「ちゃんころ」言う度に日本人が今も脈々と受け継いでいる中国や韓国、東南アジアの国の人々に対する不健全な精神を感じた。(04.5.10) [review] (ババロアミルク)[投票]
★3これは確かに聡明な才人が作った良質な力作なのだろうと思う。でもこの映画はわたしの胸倉をつかんではくれない。スクリーンからこちらに向かって作り手の腕が伸びてくることはない。人ごとのように眺めることしかさせてはくれなかった。 (movableinferno)[投票]
★3教育や訓練を受けたはずの日本兵がアホに見え、一見無学な村人たちが賢く見えてくる。それは、状況に応じて何が正しいかキチンと考えて生きているかどうかによるのだろう。弁解するわけではないけど、当時の日本兵は考えることを許されなかったんでしょう? (かなめ)[投票]
★3イイ映画というか、ん・・・。まぁ、イイ映画には違いないのだが・・・。 2002年7月29日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票]
★3強烈な今。 ()[投票]
★3「中国人の監督にもこんな戦争映画が描けるんだ」と感心した。ただ、そんなにおもしろいものではなかった。私は単純に「人間の狂気は紙一重」がテーマで、それ以外は映画をおしゃれにする小道具で、深い意味はないと考える。 香川照之の監督の需要に応えた職人ぶりより、澤田謙也の男くささに魅かれる。 (仏教戦隊ナンマイダー)[投票]
★3戦時下の混乱のなかで右か左かを明確にできる訳ないのかもしれないが、こうも未整理に成り行き任せの丸投げを見せられても理に落ちるところがない。初期設定の帳尻を合わせ切られず混沌に逃げたようにも感じる。ラストもポランスキーが既にやっている。 (けにろん)[投票]
★2イラクでの残酷な映像が携帯電話で見られる今、映画が「リアル」であることに意味は ないのだよ。60年前の戦争で中国人も日本人もたくさん死んだことは分かっている。 ドラマとしては非常に面白いのにもったいない。「一本の映画」も「戦争」と同じようの歴史として存在していくことを忘れてはいかんね。 (river)[投票]