★5 | 端正な佳作。30分で状況をすべて観客に示し、30分でその裏付けをし、30分で解決させた。カールの嫌味な演技は拍手もの。伏線を回収しながらのひねったラストは弱いが、納得は出来る。すべては愛なのだ。完成度が高い。ティオムキンは頑張り過ぎ。 (KEI) | [投票] |
★3 | パリの風景。シドニー・ベシェの「Si tu vois ma mere」がたまらない。この音楽をたっぷり聞かせて、風景カットを繋ぐ。黄色がかったルック。途中で雨のパリになり、夜になる。これがアバンタイトル。結局、こゝが一番いいんじゃないか、と思ってしまう。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 今が退屈だ、嫌だ、と思った時、不思議とこの人の映画を観てきたような気がするし、その度に今も捨てたもんじゃない、という騙しに乗った気がする。この映画にその粋を見た、ような気がする。ということは、最も騙されたってことだ。何せ、欧州の街のオレンジ色の灯はずるいよ。 (動物園のクマ) | [投票(3)] |
★4 | いいな、あんなレトロな車でパリをブーンてしてみたい。84/100 (たろ) | [投票] |
★3 | SFファンタジーの手法を軽快なラブコメディに融合し、しかもそれをパリの空気にしっとりと調和させる。簡単なようで、なかなかできるこっちゃない、とは思う。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 展開や結末が透けて見えるし、超都合の良い設定なのに、いや、だからこそとっても楽しい映画になっている。力の抜けた力技。ウッディ・アレン、さすがとしか言いようがない。 (ロープブレーク) | [投票] |
★3 | 洗練されすぎてて物足りない。さすがの語り口とはいえなにか逸脱がほしい、と思ってしまう。 (ドド) | [投票] |
★4 | 天国があった、ということではなく、天国があまりにも精緻すぎる、という苦しみであるようにも思う。秩序へのセンスを絶えず要求する圧迫感が時代を超えたとき、ストレスの翼に乗って男の顔芸がのびのびと高翔する。 (disjunctive) | [投票] |
★5 | レア・セイドゥーに5点。 [review] (ぐるぐる) | [投票] |
★4 | あの頃は良かった、といっても今を生きるしかないでしょ、ってか?
相変わらずウディ・アレンは小粋だねぇ!押すでもなく引くでもなく微妙なところで引っ込めるというか。
けれでもパリへの愛情はしみじみ感じます。 (代参の男) | [投票] |
★3 | レコード屋の娘役のレア・セドゥーがめちゃめちゃ可愛い。 [review] (モロッコ) | [投票] |
★3 | 何がどうなってタイムスリップするのか、そこ、弱くね? (stimpy) | [投票] |
★3 | 映画全体の雰囲気と、マリオン・コティヤールがすごく美しいファンタジー映画。何も考えずにラクに観られました。でも、1920年代の芸術家の名前を全然知らない状態で観るとちょっと厳しいかも。 (味噌漬の味) | [投票] |
★4 | 実にウディ・アレン的な屈託を抱えた主人公=自画像を描く一方で、ルックスと出自の劣等感が巧妙に濾過されているのはひとえにオーウェン・ウィルソンの働きによる。多重タイムスリップと探偵の使い方如何では喜劇の狂騒度を高められたところ、ワンポイントで処理してしまうのは功罪半ばする省エネ投法。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ウディ・アレン映画にはずれなし。レア・セイドゥが◎! (Passing Pleasures) | [投票] |
★3 | 導入は『マンハッタン』の焼き直しだが、にしても巣晴らしいパリ賛歌で、続く2組のカップルの寸景も微妙な軋轢描写が相変わらず絶品。が、時空を超えてからの描写は殆どしょもない楽屋落ちの羅列で全く戴けない。そこでの恋も形骸的。後味が良く救われたが。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | この作家は今となっては現代を描くよりも近現代を描くべきなんだろうなとしみじみ。 [review] (HAL9000) | [投票(2)] |
★5 | 「映画っていいなぁ」と話が弾む。夢を追い掛けること、芸術家として生きること、美しいパリの街並。どれをとっても御大的眼差しで、多くのユーモアが「映画」としての間口を広げる。20年代パリ社交界のその華やかで妖し気な魅力。やられた。 (ナッシュ13) | [投票(1)] |
★3 | パリ版『マンハッタン』なのかと思って見始めました。
[review] (のこのこ) | [投票(2)] |
★5 | 知識(ウンチク男!)は「今」に安住するために過去に隷属するが、創作(悩める若き作家)は「今」を超えるために過去に敬意をはらう。過去とは実践者によって塗り替えられてきた「昔の今」の総称なのだから。画調、音楽、笑いのツボが好みで大満足の94分でした。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | ウディ=アレンにしては力が抜けているような、いや、元々力が抜けた映画しか撮らない監督だったっけ? ☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(5)] |
★4 | ウディ・アレンの『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』。というか、インテリの秘かな愉しみ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | ウディ・アレンものとしては久々にお笑いあり、ちょっとしんみりさせて、辛らつで、そんな彼の若き日の姿勢が蘇る作品でした。(2012/06/02) [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | やはりアレンはナルシストであるのう。ちょっと腹の出たあのだらしなさげな風貌をオーウェン・ウィルソンにしつらえ、自分を出したがる。まあちょっと前までは自分自身が主役張ってたころに比べるとまだ見れるが、、。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★3 | 20年代のパリが大芸術家の巣窟と化していたことぐらいは知っておかないと楽しめないかも。本作はシリアスなアレンとコメディなアレンの混ぜ合わさった感じ。人間だれもが「昔は良かった・・・」と懐古しがちだが、それでも今を生きるしかない。きっと新しい出会いもあるさ。アレン翁はそれを優しく気付かせてくれる。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★2 | 出てくる人の多くを知らなかった…。 (あちこ) | [投票(1)] |
★3 | 今回は、虚構とのおつきあいという点だけで燃え尽きてしまった印象がある。個人的にはこういうの大歓迎だけど・・・ [review] (YO--CHAN) | [投票(1)] |