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さんのお気に入りコメント(13/14)

ガルシアの首(1974/米)★4 スローモーションの使いはベタだがこれが一番好き。刺客がもんどりうって倒れるまでに、もう一人殺してる。これぞ美技。蝿と歌に気をとられ、ふり返る『』すら見失って暴走するペキンパ&オーツの獣ぶりに、’70年代アメリカの哀しみが宿ってる。 [review] (町田)[投票(2)]
宗方姉妹(1950/日)★4 マリちゃん(高峰秀子)のキャラがあまりに面白いので、そこにばかり目を奪われてしまうが、主要登場人物男女4人が、人間性の相違からすれ違っていく様の描き方は見事。特に、人畜無害で優柔不断なヘタレ男上原謙の造形は妙なリアリティがある。 (緑雨)[投票(3)]
めし(1951/日)★5 この映画でも中古智の美術が素晴らしく効果を発揮している。特に、大阪市の南、天神ノ森(と原節子のナレーションがある)あたりの長屋の風景がいい。この長屋が撮影所のセットだとはとても思えない。道の途中にある小さな階段がとても良いのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
東京暮色(1957/日)★4 「随分と、寒くなってきましたねェ。」 [review] (町田)[投票(7)]
東京暮色(1957/日)★5 まるでホラー映画のようなローキーの画面。終始一貫して陰鬱な有馬稲子!後期小津作品らしい明朗さのない映画で、多くの小津ファンが幻滅するのも判るが、反面、人間洞察の冷厳な特質が現れている小津らしい作品だ。また画面造型の繊細さを楽しむスタンスに立てば抜群に面白い映画。『東京物語』『麦秋』級の傑作だと思う。 (ゑぎ)[投票(3)]
刺青(1966/日)★4 できれば生文子の背中で、エッチ中の艶めかしい蜘蛛の動きを見たかったな。残念ながらお見せできないが、もう、すんごいえっちぃなシーンが頭の中をぐるぐる駆け回っている。もう、あんな角度やあんな動きやあんなあんあなんんんなあ (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
秋刀魚の味(1962/日)★4 鱧も秋刀魚も旬がある魚。うまいもんはうまい時に食べるのがいいように、大事な人にはその人が望む時に、幸せになってくれたらいいんですよね。 (スパルタのキツネ)[投票(1)]
秋刀魚の味(1962/日)★4 以外とエロティックな映画だったりして。 [review] (ちわわ)[投票(4)]
日本暴力列島 京阪神殺しの軍団(1975/日)★2仁義なき戦い』シリーズで最強のオーラを発していた武田(小林旭)と岩井(梅宮辰夫)が、ここでは何故か中年の「渡り鳥」と「不良番長」に見えてしまう。実録ものに於ける在日朝鮮人への切り込みも2人のデブが走り回るだけでは雲散霧消。 (けにろん)[投票(3)]
メイド・イン・U.S.A.(1966/仏)★5グロリア』の前に、これほどかっこいいハードボイルドヒロインがいたんですね。 (uyo)[投票(1)]
山の音(1954/日)★4 実は成瀬こそが原節子と最も相性のよかった監督なのかもしれない。もはやオーバーアクトの域にまで達している原の演技が成功以外の何ものでもなく、映画にすこぶる貢献しているということがその証拠だ。 [review] (3819695)[投票(1)]
山の音(1954/日)★5 成瀬的な視線の演出で築き上げられた泥沼の世界。また、やはり成瀬らしくこれはずばりセックスに関する映画であり、成瀬はここでも徹底的に厳しい。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
山の音(1954/日)★3 一見平穏な一家の底に、もつれた糸のごとく渦巻く感情のあや。その元凶が一家の主の無邪気さにあることは、能面に表情を見出したときに彼が見せる悦楽の笑みが物語っている。登場人物の誰に感情移入するかで見え方が異なるまさに能面のような作品。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008/米=英)★5 キースは代替不能なキャラだがミックの地平は数億光年超えてる。60代の爺いがケツ振り20代の「スタート・ミー・アップ」を歌う凄さ。一方、これは琥珀の映像の珠玉の宝石箱。9割ストーンズに負うがスコセッシの品ある統制力あればこそ。 (けにろん)[投票(10)]
ジャッカルの日(1973/米)★4 冷徹な演出を貫いて、観客をクギ付けにする好例。今の ハリウッドに求めるべくもないが、リメイクの成否はそれ自体がサスペンスか。 (黒魔羅)[投票(2)]
ジャッカルの日(1973/米)★5 非常に緊張感のある知的口論に似ている。ただお互い全然しゃべらないだけで。 [review] (torinoshield)[投票(2)]
ショーガール(1995/米)★3ショーガール』を観てラスベガスのお勉強をしよう [review] (ペンクロフ)[投票(9)]
ショーガール(1995/米)★4 崇高に本質をつくなんてことは誰だってできる。ここまで下世話にやったことである意味単刀直入だった。確かにビジュアルばかりが話題先行だったけど、1時間もしないうちに裸が気にならなくなり物語が見えてくる。欲情系ではなく鍛えられたダンサーの鑑賞系の裸にしたことも正解。俺1人でもバーホーベンは守るぜ。 (tkcrows)[投票(1)]
シティ・オブ・ゴッド(2002/ブラジル=仏=米)★4 「俺、大人だよ!人殺してるし、ヤクもやってるし・・・」て違うだろ、そりゃあ・・・(泣)。部外者から見れば、どうなろうと知ったことではないクズどもかもしれない。しかしそれぞれの人物を年代記のように描くことによって、彼らなりの歴史があることを知るだろう。 [review] (ジョー・チップ)[投票(8)]
サンダーボルト(1974/米)★4 同年のTVシリーズ『傷だらけの天使』と同じ匂いが漂う。東京砂漠とアイダホの乾燥した大地、そこに撥水するかのように我が道を行く男たち。傷を舐めあうような事はしないけれど、かなりWETな奴等だって事を2時間かけて楽しませてくれる。 [review] (sawa:38)[投票(3)]