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3819695さんのお気に入りコメント(148/180)

皇帝円舞曲(1948/米)★3 クレーンとパンで受付から客室まで見渡せる”フィドル・イン”のセットなどはいいと思うが、全体的にどうもハジけてない。イケてない。 [review] (shiono)[投票(1)]
マリア(2006/米)★4 今更の題材だが、相互信頼を醸成する道行きとして、又運命に導かれる三賢人との従容たる邂逅として構成し、ロケ選定の的確な効果を含め確信に充ち物語に正対している。その強度を買う。役者も皆慎ましやかで良い。 (けにろん)[投票(1)]
栄光への挑戦(1966/日)★5 叙情を醸す湿った艶っぽい色調。スピード感溢れるアクション。裕次郎の都会性に拮抗する垂水悟郎の不気味さ。生き様が交錯する二人の刑事(小林桂樹北村和夫)。男達を不安げに見つめ続ける浅丘ルリ子。和製ハードボイルドとしては最高レベル。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
タバコ・ロード(1941/米)★5 本作はジョン・フォードのFOX時代の文芸映画の系譜ととらえることもでき、確かに緩やかな文芸映画らしい時間演出を試みられている部分もあるのだが、しかし一方でどんなフォード映画とも似ていない圧倒的な破壊の映画である。いや映画史上で、このような破壊的な自動車の使われ方をした例が他にあるだろうか。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
雁の寺(1962/日)★4 けして取り戻せぬ母性に、けして羽ばたけぬ空に、少年僧慈念が抱いた両義的な感情を、川島雄三は時に馬鹿馬鹿しささえ感じさせる突飛なカメラ視点から追求、代弁する。便所と墓場のシーンは圧巻。 [review] (町田)[投票(3)]
雁の寺(1962/日)★5 戦前の禅寺を舞台に、さまざまな情念が湧き出る。 この切り口の鋭さ。やはり川島はただものではない。 [review] (ちわわ)[投票(3)]
トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)★4 まずは、持ち前の不穏さを半透明のオブラートに包み込み、ことあるごとにちらつかせつつ、静かに揺さぶり続ける黒沢演出の繊細さに魅了された。線路ぎわの家から街へと彷徨う父や次男の不規則かつ自然な「導線」が、どうしてこんなに面白いのだろうと関心する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(8)]
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007/英=仏)★4 安心して楽しみ、安心して気持ち良くなることのできる映画だった。作り手の用意したステージを間違えずにしっかり乗れば、そのままあちこちへ連れ回してくれ、最後には息のつけるゴールへと導いてくれる。こういう映画のことを“良作”っていうんだと思う。 [review] (Myurakz)[投票(5)]
カメレオン(2008/日)★4 ありふれたプロットなのにやばい男たちの描き方がやっぱりうまいんだろうな。だから面白くなる。阪本演出と藤原竜也のしなやかなアクションに目を奪われた。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
カメレオン(2008/日)★4 70年代ハードボイルドのテイストを引いた、古き良き本物の匂いがする。アメリカンな体脂肪も日本的な陰鬱ムードもなく、韓国や香港の同ジャンルの良作と並べても決して引けをとらないアジア映画の秀作。 [review] (shiono)[投票(5)]
スリ(1959/仏)★4 手の訓練に集中すれば、足元の葉書に注意がいかないってのが良いと思う。 (モノリス砥石)[投票(1)]
スリ(1959/仏)★4 始めから終わりまで狭い画面のなかに「人」が詰め込まれている。主人公の青年に思いを寄せる娘、友人、警部、スリ仲間、そして被害者たち。それは、まるで主人公の矮小な心と、限られた社会観を示唆するような息苦しさを醸し出す。ブレッソンの画づくりの妙技。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
スリ(1959/仏)★4 うっとりするような指さばきもさることながら、目の動きがセリフ以上に饒舌、これがスゴイ。 (くたー)[投票(2)]
スリ(1959/仏)★5 ロベール・ブレッソンらしい手の指のスペクタクル。駅構内から列車へと続くスリのシーンが凄い!指の訓練でピンボールというのも面白い。 (ゑぎ)[投票(2)]
クローネンバーグの デッドゾーン(1983/米)★5 自分の読んでる詩で泣きそうになってるウォーケン様5点。 [review] (LUNA)[投票(1)]
フレンチ・コネクション(1971/米)★4 フェルナンド、君は(やはり)こんな汚い金でトリスターナを養ったりコンチータを追いかけ回したりしていたのだね…。若い女が大好きなあやしいブルジョアを演じさせれば右に出るものナシ!な稀有な役者だったということを、再認識させて頂きましたよ。 [review] (tredair)[投票(7)]
フレンチ・コネクション(1971/米)★4 廃墟じゃないかと思えるほどのニューヨークの荒廃した雰囲気がたまらん。カーチェイスもさることながら [review] (ジョー・チップ)[投票(8)]
フレンチ・コネクション(1971/米)★5 映画の主役とも言える印象的な陽光。何日もかけて、長々と撮影していたかのような複雑なカーアクションシーン。なのに、傾きかけた山吹色の陽射しが、いつまでもそのままなので、不思議さに緊張しながら観ていた。 [review] (uyo)[投票(3)]
TOKYO!(2008/仏=日=韓国=独)★5 破壊神ラヴァン伊福部音楽に乗り降臨したカラックス篇は『テオレマ』以来のトリックスター論として全き禍々しさと胡散臭さを兼備し、ゴンドリー篇は自己解放から急転直下に至福の境地へ誘う。2人の前ではジュノは未だ形骸的であった。 (けにろん)[投票(6)]
オールウェイズ(1989/米)★3 終盤のドレイファスとホリー・ハンターの飛行機の中での光の差異で離別の予感とか。 死の前のドレイファスが火を見るシーンとか 冷蔵庫?の青い光のシーンといった戯画された光の色とか、気になった。 あとジョン・グッドマン好き。 (モノリス砥石)[投票(2)]