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町田さんの人気コメント: 投票数順(25/50)

人気コメント投票者
★4くちづけ(1957/日)全ての移動スピードが恐ろしく速い。そのスピードは壁や階段、ローラースケートなんて小道具よりかずっと象徴性に富んでいる。画面はまるっきりイタリア映画で主題曲もそう。後に”日本的なるもの”に接近していくことになる増村保造の非常に興味深い原点。ゑぎ, 3819695[投票(2)]
★1薄桜記(1959/日)これは本当に下らない映画。価値観の風化は致し方ないとしても歴史モノでありながら物語る意志が皆無というのが許せない。ベテランというだけで大曾根辰夫森一生の肩を持ったり、彼等が速成した「スタァ映画」なんてモノに無理矢理価値を見出す必要性を、俺は全く感じないな。 [review]けにろん, ボイス母[投票(2)]
★4座頭市血笑旅(1964/日)決闘、決闘で飽きていたところにこの企画は巧い。商業的ヒット作だが媚びたところは全く無く三隅研次牧浦地志コンビの名人芸を堪能出来る。田園の案山子に向かう市を捉えたロングショットは瞼に焼き付いている。寒山拾得, けにろん[投票(2)]
★4悪名一番勝負(1969/日)朝吉は人を殺さないはずじゃぁ?とか、清次は何処へ行った?とかツッコミ所は多々あるがこれだけ圧倒的なマキノの演出力を見せ付けられては頷かざるを得ない。大映の監督が十人束になって掛かってもこの安田道代は描けないだろう。sawa:38, 水那岐[投票(2)]
★5愛してる、愛してない…(2002/仏)L.O.V.E. [review]Lunch, づん[投票(2)]
★3人生劇場 飛車角(1963/日)剣戟映画のイメージを色濃く留めた東映任侠映画の元祖的存在であるが、そういう資料的価値を越えた魅力を充分に備えている。ロケ、セットシーンともに気合の入った映像美を満喫。ただ、メロドラマですよコレ。けにろん, 直人[投票(2)]
★2続・座頭市物語(1962/日)殺陣の捉え方、カット割り、画調ともに前作と正反対。それが意図的というのならまだしも森一生の場合は明かに単なる手抜きで前作を見ているかどうかも疑わしい。市が狙われる理由、若山兄との確執の理由もチャチ過ぎる。2点は市と再会した万里昌代の最高の笑顔に捧ぐ。ぽんしゅう, ジェリー[投票(2)]
★4日本侠客伝 刃(1971/日)日本侠客伝』+『無法松の一生』+『人生劇場 飛車角と吉良常』+『昭和残侠伝』。しかも笠原らしく史実に基づいている。でも最大の見所は空手家タクボンのトビ蹴りに尽きます。 [review]ぽんしゅう, sawa:38[投票(2)]
★3青島要塞爆撃命令(1962/日)うわー!新型爆弾だ!』 古沢憲吾監督は笑えるんだけどストーリテラーとしては今3ですね。『独立愚連隊』航空篇とも云うべき豪華主演陣が勿体無い。まぁ主役は1/1複葉機モデルだからね。けにろん, sawa:38[投票(2)]
★4血と砂(1965/日)その明るさが時に哀しく時に壮絶に響く主題曲「聖者の行進」、中盤で演奏されるBLUENOTE入りの唱歌などに痺れまくり。JAZZとかBLUESと呼ばれるもの本質をこれ程正確に捉えた日本映画は他に無いだろう。伊藤雄之助の葬儀屋(童貞?)や団令子のノーメイク演技も必見。 [review]sawa:38, 水那岐[投票(2)]
★5ローマの休日(1953/米)スタジオから、そして閉塞のアメリカからローマの青空の下へと飛び出し撮り納められたこの映画は未来永劫、自由と解放のシンボルで在り続けると思う。ワイラーとトランボ(変名)が渇望したもの、アン王女が求めたものを、オードリー・ヘップバーンが飾り気の無い笑顔で掴み取る。それを優しく支えたグレゴリー・ペックの存在も得難いもの。 [review]けにろん, ina[投票(2)]
★5女の勲章(1961/日)「関西弁ではロマンスが書けない」という山崎豊子原作の愛憎劇を吉村公三郎がフルカラー映画化。色盲というハンデを逆手にとり逆光の黒や赤色光の赤を強調した吉村のモノカラー的映像表現はここでも息を呑む美しさ。ジュリエッタ・マシーナ(もしくはアレン)風に登場しネイティブ京都弁でまくし立てるミスターニッポン田宮二郎の魅力も全開。chokobo, 直人[投票(2)]
★5天晴れ一番手柄 青春銭形平次(1953/日)冒頭からアクセル全開ギャク満載のミステリ時代劇。市川と和田、画と台詞の一体感が殆どもう奇跡的。クロフツの『』をモチーフにした本筋も面白く、ラストの馬鹿馬鹿しい大立ち回りも必見。ジャンルへの愛に溢れた傑作パロディです。寒山拾得, 直人[投票(2)]
★3怪談(1964/日)舞台美術・音響・編集技術に頼り切った映画はまるで魂の無い絵だ。巨大セットを組んだ意気込みは買うが「雪女」では、壁画を見せる為の配慮か、ライティングがキツ過ぎ却って安っぽく見えた。「耳無し芳一の話」は冒頭の壇ノ浦の件が長くダレる。「茶碗の中」は中村翫右衛門の狂態に痺れるもオチが正に茶番でガックリ来た。DSCH, けにろん[投票(2)]
★5裸の大将(1958/日)小林桂樹天才的名演技。黛敏郎のオカリナを二本使った牧歌的なメインテーマも作品イメージに大きく貢献している。殆ど勢ぞろいしているのではないかと思われる多くの東宝助演俳優たちが皆一様に皆可愛らしく、俺もあの弁当屋でなら働きたい。寒山拾得, 直人[投票(2)]
★3チキン★ハート(2002/日)全編を包み込むリード楽器の音色のような優しさだ。笑いに関しては意識したであろうカウリスマキに及ばないが誠実さに関しては負けていない。わっこ, tkcrows[投票(2)]
★3天城越え(1983/日)脚本にも参加している師匠・加藤泰を思わせるローアングルショットと女性描写が入念な回想シーンの出来は良いのだが、既に多くの方が指摘されている通り、現代シーンがあまりにもチープで眼を覆いたくなる。 [review]YO--CHAN, けにろん[投票(2)]
★5けものみち(1965/日)須川栄三X福沢康道のクール&スタイリッシュな映像表現。2時間20分の長尺を少しも飽きさせない東宝ノワールの超傑作。執拗に池部の身体を求める池内淳子がエロ過ぎます。寒山拾得, 檸檬[投票(2)]
★3キューティ・ブロンド(2001/米)何でももってるブロンド美人が、その上誰にも馬鹿にされたくない、周りに合わせたくないという、実にアメリカ白人的な発想。前半はずっとそのアゴへし折ったろうと思ってた。荒唐無稽な展開を強引に納得させる手腕は流石本場。dov, 白羽の矢[投票(2)]
★5牛乳屋フランキー(1956/日)フランキーの二挺拳銃式牛乳配達や逆でんぐり返し、二役演技はもはや伝説と化しているし、ブーちゃんこと市村俊幸に因る慎太郎及び太陽族のパロディなど数々の内輪ネタも映画ファンには嬉しい。小沢昭一や宍戸錠も初々しい。地平線のドーリア, 水那岐[投票(2)]