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G31さんのお気に入りコメント(40/104)

女だけの都(1935/仏)★5 臆病と勇気 [review] (ルミちゃん)[投票(4)]
男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995/日)★4 凡そこのようなエンディングを持ち得た映画というのは「寅さんシリーズとしては」などという枕詞と関係なく、映画として最も幸福だと思うのだ。阪神淡路大震災という未曾有の災厄を背景にしたということは勿論あるのだが、ラストの長田区の俯瞰ショットの力強さは「あざとい」と云われようがとにかく映画の、映画でしかできない演出だ。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980/日)★4 リリーとの関係に一応の決着を付けたシリーズ中重要、かつファンは見るべき作品。['05.7.24VIDEO] [review] (直人)[投票(3)]
紀元前1万年(2008/米=ニュージーランド)★3 ストーリーはご都合主義で、一本道。当時の人類があそこまで道徳心や愛情に友情のような感情を持てたかどうか疑問で、なんとも評価しがたい微妙さがある。CGには少々食傷気味。 [review] (サイモン64)[投票(2)]
皇帝のいない八月(1978/日)★4 至純の右翼は美しさに通じ、至純の左翼は鈍クサさに通じる。どちらが素晴らしいというものではない、ただ見かけだけだと山本薩夫は見抜いている。双方が怪物的成長を遂げるに至り、例外なくファシズムの唾棄すべき怪物へと姿を変える。国を憂える者は国の中枢から遥かに遠ざかった者だけだ。 (水那岐)[投票(3)]
女は二度生まれる(1961/日)★4 常人には理解できない、計り知れない哲学とこだわりを持っていそうな、川島監督。「情はあっても思想は無い女」の「美しさ」(おろかさ、ではなく)を演出させたら、この監督の右に出る人はいないだろう。 (worianne)[投票(3)]
スカイ・クロラ(2008/日)★4 「よくぞ言った!」と感動しつつ、「甘やかしすぎじゃない?」と言う疑念も。すんません、すげえ長いです。 [review] (れーじ)[投票(7)]
スカイ・クロラ(2008/日)★4 語るテーマとしては「地上に降りてきた」感のある押井節。しかしその心は青空を舞っていた。そしてエンドロールで誰も席を立たないので助かった。俺以外はみんな知っていたんだろう。 [review] (HAL9000)[投票(1)]
スカイ・クロラ(2008/日)★2 過去作『イノセンス』を「更年期障害だった」と否定し、今回は「オヤジがボソボソ喋る映画ではない」と語っていた押井監督。しかし、 [review] (たかやまひろふみ)[投票(16)]
喜びも悲しみも幾歳月(1957/日)★4 全国を巡り愛を信じ苦節を共にし成長する夫婦、などという歯の浮くような話しに、女の嫉妬や、誕生と死や、隊員の使命や、空襲と殉死や、若い隊員の恋や、子供の成長と独立といった逸話が絡まるうちにいつの間にか説得力のある骨太の年代記になるという巧みさ。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
昼顔(1966/仏)★3 自分の妄想を好みの女に押し付けたもん見せられてもなぁ。当人はそうとう発散できただろうけど。 (mal)[投票(3)]
アース(2007/独=英)★4 この映画を観て僕は絶対にゾウにはなりたくないと思った。 (Passing Pleasures)[投票(3)]
4分間のピアニスト(2006/独)★3 モニカ・ブライプトロイの存在感とハンナー・ヘルツシュプルングの熱演、静と動の対比が上手い。しかしあのラストは腑に落ちない。[シネスイッチ銀座1/SRD] [review] (Yasu)[投票(4)]
パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン)★4 現実世界の対極に位置するのが夢想世界。けれどもファンタジーというのは必ずしも、現実に背を向け、現実から遠ざかるためのものではない。思えば、ファンタジーの主人公だって、いつも何かと戦っていたじゃないか。 [review] (JKF)[投票(4)]
パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン)★4 「絵本って癒されるよね」などという大人たちを完全に裏切る残酷な童話。でもホントに子供な大人はこういうの大好きなはず。 [review] (HAL9000)[投票(2)]
エンジェル(2007/英=仏=ベルギー)★5 嘘が痛可愛い♪♪観念の世界に生きる人間って、わたしは好き。 [review] (夢ギドラ)[投票(1)]
永遠の人(1961/日)★5 これが木下恵介作品かと見まがうばかりの悪意に満ちた復讐劇。憎しみの鬼と化した高峰秀子の執念が屋敷に蔓延するさまが何とも不気味で恐ろしく、文字通り阿蘇の麓の屋敷の中でその呪縛にからめられ懸命にもがく仲代達矢の強弁が哀れである。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
春にして君を想う(1991/独=アイスランド=ノルウェー)★4 幽霊が日常的に存在するようなファンタジックな環境と、我々の立つ地平の隔絶。そして、老いた後には居場所がどこにもなくなってしまう……という現代社会の強烈な不偏性。彼の地を想い、我が地と時代を想う。 (かける)[投票(3)]
ヘアスプレー(2007/米)★3 基本的にミュージカル好きの私ではございますが、どーしても主人公が好きになれない。そうなるとただの薄っぺらで騒がしい映画に見えてきちゃって、途中で退屈しちゃいました。 (K-Flex)[投票(3)]
ヘアスプレー(2007/米)★5 今となっては危険思想どころかカビの生えた問題提起となった(*)「人種差別撤廃」がテーマなのだけれど、マイノリティパワーで本気で頑張る女の子のファイトは、充分今だって応援したくなるものだ。 [review] (水那岐)[投票(12)]