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寒山拾得さんのコメント: 更新順

★3僕の村は戦場だった(1962/露)断片は強力だが、話法は難解というより編集が下手なだけという気がする。 [review][投票]
★3レスラー(2008/米=仏)80’sHMのニルヴァーナ的展開がブルースで幕とはこれ如何に。舞台裏の詳述が興味深く善人な悪役たちが好感、マリサ・トメイもダルデンヌな画もいい。終盤当たり前になって残念。[投票]
★3アラバマ物語(1962/米)「無知」な白人労働者の流すフェイク・ニュースがごり押しされる話。いま再映されたのは誠に時宜を得ている。 [review][投票(4)]
★4ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009/日)まるでサキの短編のようなブラック [review][投票]
★3クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾)流暢なばかりで淡泊、記憶に残るものはなかった。 [review][投票(1)]
★4わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)ケン・ローチの不条理(マヌケ)行政もの。まだ撮らんならんのかいと静かに怒っている。 [review][投票(5)]
★4ハーダー・ゼイ・カム(1973/ジャマイカ)ニュー・シネマの方法が酷薄な状況描写に命中しており、このジャンルの一大成果だろう。非道な主人公の露悪に訴えがこもるのもニュー・シネマだからこそ。[投票]
★5キャッチ22(1971/米)「それでこそアメリカ人だ。ユーモアを忘れちゃいけない」 [review][投票(2)]
★5アニキ・ボボ(1942/ポルトガル)目撃した者はまず自分を変えなくてはいけない。 [review][投票(1)]
★4牝猫たちの夜(1972/日)早朝の新宿西口の描写、このシュールを突き抜けた凄味が強烈。目を覚ましたようなビル群はキノプラウダ直系ではないか。 [review][投票(1)]
★2スリ(2000/日)相関物の欠如した空疎な70年代アウトローの顛末譚をなぜこの時点で黒木が採用するのか不明。芝居巧者を林立させるだけで何も統御できず、ただ安っぽいロマンが垂れ流されるばかり。ブレッソンが観たらどう思うだろう。[投票]
★3お嬢さん(2016/韓国)もの凄い性的政治映画かと思いきや、何か無難な軟着陸。 [review][投票(2)]
★4パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン)本作の主人公はレジスタンスの戦士たちだ。オフェリアは寓意である。 [review][投票(2)]
★4おんなの細道 濡れた海峡(1980/日)全てが出鱈目で惨めで侘しくて、それなのにとても充実している。名作「ポロポロ」の解説付。 [review][投票(1)]
★2銀河鉄道999(1979/日)「メーテルはお母さんそっくり」って、女は誰も同じ顔じゃないか。胃もたれどころじゃない、胃潰瘍になりそうな情緒過多がある意味極北。[投票(1)]
★4影の車(1970/日)このタイトルは何なんだ。車がどうなのかとずっと待っていたんだぞ。 [review][投票]
★2アブラハム渓谷(1993/仏=ポルトガル=スイス)女優と撮影がいいので退屈はしないが、年寄りの胡乱な繰り言を3時間聞き続けるのは拷問。俗物な貴族趣味で現代を無理矢理描いて見事になんにも出てこない。ただラストは鮮やか。 [投票]
★2時代屋の女房(1983/日)森崎に村松など水と油。妙に閉塞的で猫目線も馬も撮れていないし、夏目の二役も意味不明だし、大坂の件も味がない。残念だった沖田浩之のその後を暗示するような役柄も勘弁してほしい。[投票]
★3三文役者(2000/日)手堅い追悼喜劇。新藤らしからぬ破綻のなさが喰い足りないが、追悼喜劇だからこれでいいのだろう。 [review][投票(1)]
★2言の葉の庭(2013/日)大風呂敷なタイトルが虚しい余りにも平凡な物語とテレンス・マリックのパクリの風景描写。高校生は無料の公園に行きなさい。眉毛も剃らないように。[投票]