「ブルーリボン賞助演女優賞 受賞者一覧」(寒山拾得)の映画ファンのコメント
直人のコメント |
ホタル(2001/日) | これだけの名演をする奈良岡朋子がいるのに全然色あせない高倉健の存在感!さすがです。田中裕子は、かなりの力演だけど、いしだあゆみで見たかった気もする。 | [投票] | |
たそがれ清兵衛(2002/日) | 淡々とした雰囲気も地味な殺陣も役者も凄く良かったが、全てを棒引きにする位、岸恵子の使い方がダメ!説明し過ぎだし、声が雰囲気にまったく合っていない。真田広之、宮沢りえが一世一代の名演と言える程良いだけに残念。['03.12.22祇園会館] | [投票(1)] | |
オペレッタ狸御殿(2004/日) | 清順の老いてなお、衰えない遊び心には感心するが、チャン・ツィイー、市川実和子、山本太郎が出る意味が分からないし、平幹の怪演も想像以上では無い。つまり、一言で言えば詰まらない。由紀さおり、薬師丸ひろ子など所々面白いし、デジタル出演の美空ひばりは違和感ありまくりではあるものの、まぁ意味はある。['05.5.28MOVIX京都] | [投票(1)] | |
世界の中心で、愛をさけぶ(2004/日) | 賛否両論激しい作品だが、そんなに悪いとは思わなかった。とは言え、これが行定勲のベストとは思わないが。ってか、この作品以降(『北の零年』『春の雪』)どんどん悪くなってってない?['07.12.9MOVIX柏の葉] [review] | [投票] | |
フラガール(2006/日) | 東北を舞台に女の子たちが何かに打ち込むというどっかで見たようなテーマだし、大ベタな展開だし、「え、そこ、それで済ましちゃうの?」って所もあるが、もう泣けて泣けて。何より役者が、本気でぶつかっている事が伝わってくる。['07.3.3シネマスクエアとうきゅう] [review] | [投票(5)] | |
歩いても 歩いても(2007/日) | 静かで、淡々としていて、超リアリティ。優しくて、ユーモラスで、でも時折見せるホラーかと見紛うほどに恐ろしい人間の残酷さと毒。一つ一つのシーン、一つ一つのセリフに全く無駄が無い。『誰も知らない』『花よりもなほ』『歩いても歩いても』と、これだけの完成度を持つ作品を連発するって、ちょっと尋常じゃない。['08.11.15新文芸坐] [review] | [投票(4)] | |
学校 III(1998/日) | 深刻なテーマなのに絶妙なキャスティングもあって、全編に渡ってユーモアが漂ってて、淀みない演出はさすが巨匠の山田洋次と思わせる。['04.12.6VIDEO] [review] | [投票(3)] | |
たけくらべ(1955/日) | 美空ひばり、岸恵子、山田五十鈴という三大女優を起用して、女の栄枯盛衰を丹念に描写しているものの、少々説明し過ぎでクドイ気もする。山田五十鈴がさすがの迫力。['03.6.13京都文化博物館] | [投票] | |
麦秋(1951/日) | 再見すると、セリフが実に粋な事が分かる。特に原節子と淡島千景の絡みなど、絶妙!しかしいつ見ても心に染みる。['03.9.11京都文化博物館] | [投票] | |
赤目四十八瀧心中未遂(2003/日) | 幻想的で、雰囲気は割と好きだが、幻想的過ぎて理解に苦しむシーンも多かった。内田裕也以外の役者は良かった。念の為言っておくと、尼崎はあんなに恐ろしい街ではありません(笑)['04.1.16シネマ下北沢] | [投票] | |
雨あがる(1999/日) | ほのぼのと言うか、ゆったりした空気感が作品の世界にマッチしてる。2作目『阿弥陀堂だより』は、二匹目のドジョウを狙った駄作だった事を、改めて実感。三船史郎が、超ダイコンで笑える。['06.5.30] | [投票(1)] | |
おもちゃ(1998/日) | 面白く、腹黒く、そしてちょっぴり切ない。南果歩を再評価。 | [投票(1)] | |
八つ墓村(1996/日) | 最低!浅野ゆう子は女優を辞めるべき。 | [投票(1)] | |
居酒屋ゆうれい(1994/日) | 室井滋に尽きる。山口智子も頑張ってるが、一歩及ばないと言った感じ。 | [投票] | |
まあだだよ(1993/日) | なんとも、穏やかで優しさに溢れている作品。黒澤明の最晩年が、この映画のように心穏やかであった事を願いたい。理屈っぽくて変人な元教師に松村達雄、奥ゆかしい老妻に香川京子というのも、これ以上無いハマリ役。とは言え、ユーモアやヒューマニズムに関して、老人特有の押し付けがましさがあるのも事実。['07.6.15テアトル新宿] | [投票] | |
無能の人(1991/日) | どこが良いか、どこが悪いかも分からない位、退屈だった。 | [投票] | |
夜汽車(1987/日) | 十朱幸代×秋吉久美子姉妹に比べて、新藤恵美×白都真理姉妹の安っぽくて、下品な事。女優としての格、オーラの違いは歴然。作品自体は何てこと無いが… [review] | [投票(1)] | |
薄化粧(1985/日) | 子供の時見て超恐かった。だって緒形拳ホントに人殺してそうな顔してんだもん。大人になって見たら藤真利子のせつない演技が胸に染みた。 | [投票] | |
Wの悲劇(1984/日) | 見所は何と言っても三田佳子。またもや大女優の座から下ろされてしまった今こそ、これ位の怪演をして欲しい。 [review] | [投票] | |
復讐するは我にあり(1979/日) | なんて淫靡なキャスティングだろう。今村昌平特有の粘っこい演出にピッタリだし、全員一歩も引かぬ演技は共演というより競演。戦いにすら見える。あと、ネイティブの人が聞いて上手いかどうかは別として、こんなに徹底して方言(博多弁?と浜松弁)を使っている作品って、最近では観ない気がする。ラストは、やっぱり意味が分からない。['06.7.13DVD] | [投票(1)] | |
ダイナマイトどんどん(1978/日) | 内容も出演者も、東映の実録任侠物を喜劇に焼き直したような作品だが、大映製作、東映配給ってのがミソ。ガラの悪いコワモテな男たちの喜劇ほど面白い物は無いし、役者もそれだけ上手いという事。そのまま『仁義なき戦い』になりそうなキャスティングの中、フランキー堺が絶妙なスパイスになっている。宮下順子がヒロインってのが、時代を感じる。['08.2.16ラピュタ阿佐ヶ谷] | [投票(3)] | |
稲妻(1952/日) | 高峰秀子と浦辺粂子に尽きるが、村田知栄子、小沢栄の憎憎しさ、根上淳、香川京子の清涼剤的役割も貴重。['03.5.30京都文化博物館] | [投票(1)] | |
犬神家の一族(1976/日) | 間違い無く、角川映画で一番の傑作!もはや角川映画の枠を越えている。[追記あり→] [review] | [投票(5)] | |
鬼婆(1964/日) | 当時のホラー映画?今観ると古臭い即物的なホラー表現を抜きにしても、人間の欲望や愚かさの心理描写は秀逸。乙羽信子は相変わらず巧いが、吉村実子は大根過ぎて呆れた。['04.1.20VIDEO] | [投票] | |
祇園囃子(1953/日) | 何と言っても若尾文子が可愛過ぎるし、浪花千栄子の嫌味たっぷり演技も溜まらない。小暮実千代って何がいいのか分からない。 | [投票] | |
晩菊(1954/日) | 主演女優4人の芸の細かい事!成瀬と言うよりは杉村の腕によるところが大きい。 | [投票(1)] | |
果しなき欲望(1958/日) | 全員ウマイ!特に渡辺美佐子の色気には圧巻。 | [投票(1)] | |
男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975/日) | 夢のシーンでの倍賞千恵子が綺麗。2度目の登場となる浅丘ルリ子も相変わらず良いし、渥美清との対比として登場する、船越英二がさすがの名演。マンネリの中で良いアクセントになってる。しかし、終盤のじれったさと言ったら!寅さんって童貞だろうか?['05.4.30VIDEO] | [投票] | |
破戒(1962/日) | 原作と部落について勉強していないと、さっぱり分からない。 | [投票] | |
赤ひげ(1965/日) | 前半一時間程は少々退屈だが、中盤からは目が離せなくなった。豪華なキャストも充実の仕事振り。長い作品だが、また見たい。傑作!![03.9.28京都文化博物館] | [投票(1)] | |
ぼんち(1960/日) | 京マチ子の柔らかさ、若尾文子のなまめかしさ、越路吹雪のバタ臭さ、山田五十鈴の巧さ、中村玉緒の可愛らしさ、草笛光子のつややかさ、毛利菊枝の凛々しさ。これが分かるようになったら一人前の大人です。 | [投票(6)] | |
人間の條件 第1部純愛篇・第2部激怒篇(1959/日) | 小林正樹らしく重厚、かつ緊張感のある娯楽作。仲代達矢、山村聰も好演だが、小沢栄太郎がハマり過ぎ。新珠三千代、有馬稲子が綺麗だし、淡島千景がカッコいい。ロケも今の時代では無理ではないかと言うリアルさだし、全6部からなる劇場作品の企画が通るなんて、贅沢な時代だなぁ。['06.2.22DVD] | [投票(2)] |