★3 | スペクタクル造型家としての側面がここまで全開にされたのはスコセッシのキャリアでも初めてではないか。厳しい制約の下で真価を発揮するタイプの作家であるという認識こそ変わらないが、彼に大きな予算を与えることも決して無駄ではないという思いは『ギャング・オブ・ニューヨーク』以上に強く覚える。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★2 | ハワード・ヒューズが本当にこんな男であれば、こんな男を映画にすることをひきうけたマーティン・スコセッシは凡庸といわざるをえないが、仮にハワード・ヒューズがこんな男でなくてもこの程度の男にしか造形できなかったマーティン・スコセッシは凡庸といわざるをえない。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 飛行機が美しい!見事!飛行機を観るだけでも価値あり。女優陣もイイ。時間を感じさせない作りは、熟練工であるスコセッシの技。唯一の不安定要素はレオ様の裸体。ラストは、評価がわかれそうだけど、余韻を噛めば噛むほど味がある。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(1)] |
★4 | 最近珍しい長時間の伝記映画。ディカプリオ、思ったより骨太の演技が出来た。特に髭を蓄えてからが見違えるばかり。映画はCGも少なめで「まさに本来の映画」を見せてくれる力作。映像も秀逸で、人間像の掘り下げも色濃く屈指の出来。お勧め映画だ。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | ハワード・ヒューズをデ・カプリオが演じたというだけで合格だ! [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 機長の丁寧な操縦と意外なまでの飛行空間演出の冴えは買うが、実際より長く感じるフライトゆえ顧客満足度は高くない。機体も大型機並みの外見とは裏腹な骨格の細さが気になる。主翼のレオはともかくブランシェットとつり合う片翼の不足も設計ミスか。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 長尺のわりにスルスルと話が流れてしまい淡白なのは、孤軍奮闘するヒューズ(デカプリオ)の猪突ぶりに引っかかりがなく起伏が生まれないからだろう。終わってみれば、冒頭、中盤、終盤に配された飛行機シーンのマシン・アクションとしての躍動感のみ印象に残る。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | ディカプリオ演じるヒューズは前半部分で「スピードを見せるためには、比較するものが必要だ」と言ってましたが、それはこの映画にこそ必要だったはず。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | ハリウッド製大作伝記映画にありがちなストーリーの支離滅裂さが、ハワード・ヒューズという人物の極端性、スケールの大きさを備えた掴み所のない強烈な個性を描く上では良い方向に働いているように思えた。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | エキセントリックな人間を好んで描いてきたスコセッシの本道系譜上にあるものなのに、ムキ身のヒリヒリ感とは程遠い。ハリウッドの呪縛に捕らわれ既存文法の脂肪つきまくりの肥え太り映画。公聴会シーンが若干劇的だが全体の流れと遊離して噛み合わない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 飛べ! [review] (kiona) | [投票(6)] |