★4 | 巨大な星条旗をバックにジョージ・C・スコットが敬礼をかますオープニングショットは馬鹿馬鹿しさを突き抜けて「批評」にまで達した感があり興味深いが、何よりこのような戦争バカを愛すべき人物に仕立て上げてしまうシャフナーの演出力とスコットの演技力が大したものだ。犬の扱いなども愉快。 (3819695) | [投票(3)] |
★5 | 戦争映画という奴は、たいてい戦争あるいは戦闘そのものが主役で、人はその中のこまに過ぎないものだが、こいつだけは違う。人が戦争に拮抗し、場合によっては凌駕する。山脈のような重量感を一登場人物に表現しえた稀有の名品。 (ジェリー) | [投票(4)] |
★4 | 「その後、パットンは戦争で培われたマニアックな知識を活かし名作『大戦略』『信長の野望』などの名作シュミレーションゲームを手がける。現在は『スーパーロボット大戦』シリーズを手がけ『東大将棋』もプロデュースするなど今なお現役である」(裏世界史改訂版より) [review] (ジャイアント白田) | [投票(1)] |
★4 | コッポラの脚本だなんて知らなかったなあ。演出もしっかりしてました。 (chokobo) | [投票] |
★4 | 脚本、ストーリーメイキングの勝利。フランクリン・J・シャフナーの卒ない手腕なりの収め方が、かえって主張性がなくていい。主人公の特性だけをこれだけ見せられても退屈しないのは、ジョージ・C・スコットのおかげ。モントゴメリーやブラッドレーの凡人ぶりが浮き立つ。
(動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 理性の制止を振り切って噴出するという面で、暴力とは幼稚な行為である。その子供っぽさが時として、抑圧された大衆の目には純心に映り英雄が誕生する。だからいつも大衆が自由を手に入れた後には、もてあそばれた孤独なやんちゃ坊主の姿がある。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | あくまで戦いにこだわり続けた、まさしく“漢”の物語。格好良いぞ。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★2 | 長い。アメリカ気質丸出しのパットン将軍にウンザリ。ハリウッド作品にしては珍しく英語以外も聞ける。 (RED DANCER) | [投票] |
★4 | 実在のパットン将軍は終戦の年に交通事故死したそうだ。偶然だろうが、やはり平時には居場所のない人間だったということか。 [review] (緑雨) | [投票] |
★2 | 主人公を落としておいて持ち上げる凡庸な物語技法が何ともぎこちない。これなら『グリーン・ベレー』の単細胞がまし、とは云わないが。 [review] (寒山拾得) | [投票] |