★3 | 決行までの無為の時間を無為だと開き直ることで見えてくる地平がある筈だが、森田の施す多様なギミックが上滑りして底浅のハッタリを露呈させる。沢田の80年代の無機性に対する杉浦の70年代的泥臭さ。その相剋に期待したが噛み合わないまま。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 「涼しいですね」。涼しすぎて体温のない映画。それもまた森田節。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | オウム真理教に似ていて不気味。
パソコン少年といい、出家信者といい。旬な監督は時代すら予知する。
カラックス作品『汚れた血』もAIDSを予見していた!
(いくけん) | [投票] |
★5 | 乾いた空気。湿度のない関係性。当時、これからの邦画を予感させ、しかもそれは期待ではなく失意だった。幸か不幸か邦画はこうならなかったが、長い間自分の中のトラウマとなる。印象的な音楽と共にこの映画を一度は体験することをお勧めしたい。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★3 | 殺し屋沢田研二の身の回りの世話をする杉浦直樹が、沢田といる時とそれ以外の時とで態度ががらっと変わる芝居が好きだ。 (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★3 | 見ている最中は特有のカメラワークとセリフまわいで、魅力的に見えるのが・・・終わってみると・・・「で、それで?」的な空疎感が残るだけ。この監督は、見栄えを優先すれば、中身は勝手に出来上がると思っているふしがある。典型的森田芳光映画。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 私の母校が舞台になっていたりして、いいですねえ。 [review] (chokobo) | [投票] |
★2 | 時間の経過を空のワイパーで表すなど小技が上手い。映画が足し算だったら、これらの積み重ねで面白い作品になるんだろう。 [review] (G31) | [投票] |