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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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川の底からこんにちは(2009/日)************

★3俳優としての芯の部分に明朗さを持たない満島ひかりは基本的にコメディエンヌには向いていないと思う。前半は白々しく、後半は痛々しい。それがこの役柄に相応しいとの見方は否定しないが。笑いを獲ることにかけては遠藤雅(はじめ長谷川朝晴かと思った)のほうがよほど達者だ。特に序盤の台詞回しは絶妙。 [review] (3819695)[投票(3)]
★5まさにそこに生きている人たちの本当の息遣いが聞こえてきそうな体温が感じられる作品だ。強いなあと思う。本音がほとんどで飾りがない人生。人間から虚飾を剥いで剥いてしまったらこんな人間像が浮かび上がってくるだろうなあと思わせる。 [review] (セント)[投票(5)]
★5「わたしらみーんな、あんたのお母さんだからね!」って、母親のいない娘が言われたら泣くでしょう。(2011/02/21) [review] (chokobo)[投票]
★4「頑張れば誰もが成功を手にする」という繰り言の底が抜けたいま、弱冠26歳の石井裕也が描く「頑張る」の先にあるのは「未来の幸福」などではなく「頑張る今」の連続がもたらす充実感なのだ。そこに嘘が無いぶん、自虐の底からたちあがる「中の下」賛歌が心地よい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
★2台詞の通り、満島ひかりが本当に「中の下の女」だったら、この映画を見たいと思う人いないと思うんだよね。出資する人もないだろうし。 [review] (G31)[投票(1)]
★4自虐的モラトリアム女が開き直って一念発起し自己再生するベタな規定路線上の物語は余り説得力もないのだが、日常的におっさんとオバハンがまぐわう土俗環境の今村が降臨したかの如き描写の魅力と徹底的なダメ男を許す川島的女権信仰が太い。 (けにろん)[投票(4)]
★5緊張型の満島ひかりの造形が幾ら美人でも近づきたくない幸薄い佐和子の人となりを炙り出して見事。こういう人っているものだ。周辺人物がみんな顔色悪いのも素晴らしい。 (寒山拾得)[投票(2)]