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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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処女の泉(1960/スウェーデン)************

★4高望みかもしれないが、これではまだ画面に厳しさが足りないと思う。「映画」において真の厳しさは悲惨な物語を簡潔に語ることだけでは獲得できないのだ。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5試行錯誤の連続で成り立つ社会に生き続ける一つのコミュニティで起きた事件は、そこに存在する人々を見えざる手という名の自らの意志が前へ前へと成長させていく。 [review] (ジャイアント白田)[投票]
★5ベルイマンと黒澤の共通項を垣間見ることのできる映画。この恐怖、残酷、そしてあふれる泉のモンタージュ。たまらない優雅。 (chokobo)[投票(4)]
★5我が身の不遇に端を発した下女の妬み。敬虔という階級意識が生む女主の蔑み。富と甘えによる娘の無自覚という無知。下層と無教養により歯止めをなくした男達の肉欲。愛の深さの反動として爆発する主人の暴力。全てが罪だというなら、人はいつでも罪人に成りうる。 (ぽんしゅう)[投票]
★5本当の良作とは、釈然としない部分を考えさせてくれる作品。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★5邪教ではなく呪いでゴー!なら、これはもうマルケス的な愛と復讐の魔術的リアリズム世界。生々しさと神話性がしっかり噛みあい、映像の美しさとともに下世話で崇高な独自の世界観をつくりだしている。 [review] (tredair)[投票(3)]
★3黒澤明っぽい撮り方。スヴェン・ニクヴィストの撮影は素晴らしい。 (赤い戦車)[投票]
★4もう何が正解なんだかワカンナイ [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★5残酷童話として完璧な世界の構築により神の在不在の問いかけは物語に包括され意義さえ失うかのよう。『羅生門』直下の演出は縦構図を完璧にモノにしニクビストのシャープネスが木漏れ日の煌きを倍加する。ラストは全ての疑義を超え承服せざるを得ぬ力業。 (けにろん)[投票(4)]
★3凡庸なベルイマンは神など信じていないのであり、ドライヤーの愚鈍さに恵まれていない。悪魔と対決している方が似合っているのだ。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]