★2 | そこにビタイチ狂気なし。なんだ、しょせんハリウッドの間違った日本描写映画だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(21)] |
★4 | この作品に物足りなさと違和感を持つ自分が、日本的なるものに対してぬぐいがたい先入観と信仰の持ち主であった、ことに気づいた。「今際を生きる」ことと「これからも生きる」ことの価値観的対立。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 本当に告発したかった人間も、本当に告発したかった状況も、この映画には実は出てこない。クリント・イーストウッドは今起こっている現実を壮大に過去に投影して涙を流さずに慟哭している。極度に色を抑制した映画だが、ラストの夕日が悲しいほど赤い。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | 「映画」が現実の再現の場に甘んじたことなどかつて一度たりともないのだから、確かに時代考証の面などにいくつかの「間違い」を含んでもいるこの映画に対しては、比類なき空間演出家イーストウッドが硫黄島という特異な空間を舞台にいつもどおり肩の力を抜いて仕上げた傑作にすぎないと云ってみせるのが適当だろう。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★4 | 戦争映画としてはこれ以上ないほどに素晴らしい作品なのですが、ドラマとしては、ちょっと物足りなかったと言ったところ。痛し痒しですね。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★5 | 生きるといことの難しさを、この時代に教えてくれたことに感謝します。奇麗事ではない現実がそこにある。そしてこれを現実として新たに認識する必要があるんだと思う。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 非常に公平に描かれていて感心。しかしこの題材は日本人に撮ってもらいたかった。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | 内容的なことだけではなく映像的にも実に見やすい戦争映画だった。次は衝撃的な絵が来ますよ!グロ注意報ですよ!と直前の「ため」で毎回きっちり合図を送ってくれるというのは、戦場ならではの緊迫感や恐怖を伝えるという意味で正直どうなんだろ。まずくね? [review] (tredair) | [投票(8)] |
★3 | 日本人作家の手による作品かと見まがうほどの出来に驚嘆する。映画自体の出来は平凡といわざるを得ないのが辛い。 [review] (トシ) | [投票(1)] |
★5 | 一般人から観た硫黄島。100/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★5 | アメリカ人による日本人観が底流に流れている硫黄島玉砕話はどういう観点から見ればいいのか迷っていたが、イーストウッドのフラットな見方に驚くとともに、あれだけ当時の日本というものを勉強していたのに舌を巻いた。
[review] (セント) | [投票(12)] |
★4 | クリント・イーストウッド監督の度量の大きさを感じさせる。ハリウッド製なのにネイティブ言語で製作し、日米を平等に扱っている。ドラマ性を強調していないから史実に忠実なのかと思わせる・・・ (RED DANCER) | [投票(2)] |
★4 | 戦時下の日本兵の思いを描いた人間ドラマとして伝わるものが大きい。だが、この映画が日本語で製作されているにも関わらず、イーストウッドらしい“アメリカ映画”の側面が臭うのが、評価はしつつも、少し淋しくもある。(2006.12.09.) [review] (Keita) | [投票(13)] |
★5 | 自衛隊では、サラ金で首が回らなくなった隊員は、硫黄島勤務にされます。上官が給料から天引きして返済にまわすんです。ソープもキャバクラも無いし、なによりサラ金業者が追っかけてこられません。 (りかちゅ) | [投票(6)] |
★4 | イーストウッドとアメリカ人スタッフの、誠意と限界。それでも賛辞を贈りたい。 [review] (緑雨) | [投票(17)] |
★4 | 『父親たちの星条旗』を圧倒して欲しかったが、無念。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(18)] |
★2 | 絶望的敗走劇の中から絞り出される何ものかは遂に無く、紙芝居のようなステロタイプの日本兵が今風の役者演技でトレースされただけ。未だしも戦争の2重構造に言及した『星条旗』に比して余りに単視眼的で遠慮がち。狂気の果ての真実をこそ知りたいのだ。 (けにろん) | [投票(10)] |