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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ゴーン・ガール(2014/米)************

★5家庭という密室の中の悪感情が、悲鳴をあげたくなるくらい濃く盛り込まれる。我々はどこに行くのかわからなくなるが、それは目隠しをされているからではない。全てはフィルムに焼き付けられている。素晴らしい脚本と冴えた演出と凍りつく温度感の絵づくりの奇跡。21世紀にふさわしいフィルムノアールの誕生に立ち会えた。 (ジェリー)[投票(1)]
★3展開は面白い。だが、本作も画面の個性を抑えてプロットの運びとキャラクタリゼーションに傾注した感があり、私はもっと凝った画面を見せて欲しかった、という無いものねだりをしてしまう。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4さすがアメリカのミステリーの常道だけあってお話が超面白い。めずらしく的を得たアフレックの旦那像、悪女極めつけ美女ロザムンド・パイクの迫力、そして余裕たっぷりまた俗っぽいコメディをふんだんに入れたセリフ回しなど、 [review] (セント)[投票(4)]
★2ストーリーの展開に引きずられて最後まで観られた。大きなスクリーンと大きな劇場で観る理由はなかった。演出も映像も音も要らない、映画がTV画面の大きさとリビングルームの広さに押し込められる理由が分かる典型。悲しいかな、現実。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4面白さの70%は原作者の手による脚本の妙。残り30%を手練れのフィンチャーが勘所を押さえつつ手堅くさばいて2時間半飽きさせないわりには、あまりに整然と「サスペンス」するので、心の闇を覗き込むような深みや怖さはいまひとつ。大騒ぎのわりには淡泊な後味。 (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4一体エイミーはいつ崖っぷちで告白するんだ?と思ってしまう辺り、私も相当毒されている。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4これだけの才能があれば、本業(=物書き)の方で成功していそうではある。 [review] (G31)[投票(3)]
★4ファーストショットから“映画”。今どきのミステリーってこんなに進化してるんだ! [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4振り返ってみればB級感漂う驚かせ映画で、『ゾディアック』や『ソーシャル・ネットワーク』のスマートで質感ある構成力はどこに行っちゃったの?という感はあるが、これはこれでフィンチャーの芸の幅広さを示しているのかもしれない。鑑賞中釘付けになっていたのは確か。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★5想定の範囲を遥か凌駕した転がりを見せる傑作脚本に対し徹底した即物描写に終始するフィンチャーの枯淡と言えなくもない境地は悪くない。だが、映画史に刻印されるファムファタールをスッピンと決めメイクで縦走してみせたロザムンドの存在感こそ肝。 (けにろん)[投票(7)]
★2パルプフィクションに向かって登場人物がゲームの駒のようと云っても野暮かも知れんが、あざとさしか残らない。撮影もどうしようもなく凡庸。この監督は低体温症だと思う。 (寒山拾得)[投票(1)]