「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
バード(1988/米) |
平生とさして変わらぬいかにもイーストウッド的な演出が運命論的なドラマツルギーに加担すると、映画はかくも重くなるのだ。笑えない。アクションもない。イーストウッドも出ていない。だからこそイーストウッドによるダイアローグ空間構築の凄味が浮き彫りになる。フォレスト・ウィテカーはもちろん、ダイアン・ヴェノーラもすばらしい。 (3819695) | [投票(2)] | |
暗く重々しい画面の何たる緊張感。フォレスト・ウィティカーへのアクターズ・ディレクションの厳格さだけでも驚愕モノ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
ちょっと暗かったかなー・・・映像も内容も [review] (chokobo) | [投票] | |
敬愛する人を描く、というのはかえって難しいのでしょうか、、、、『ホワイトハンター ブラックハート』といい、イーストウッドは人間を描かないほうがいい。 (動物園のクマ) | [投票] | |
伝記映画としての円滑な物語性を重視せず、破滅へと向かう1人の天才の生き様の断片を描くことに徹したイーストウッドの試みが快い秀作。主人公の心の闇を投影した、黒を基調とした不安定な画もよい。ウィティカー&ヴェノーラも難役を好演。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] | |
飛べなかった“バード”の話。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
病に体が蝕まれていく姿を161分の長さに乗せて見せられるのは辛い (TOMIMORI) | [投票] | |
パーカーが創始者の一人となった「ビパップ」とは一つの主題に基づき、コードに沿いながらも複雑な即興演奏を繰り返していくもの。そこでイーストウッドは大胆不敵なことに映画自体の構成をもビバップになぞらえ、まるで迷宮のように入り組ませているのだ。その作家的野心。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] | |
冒頭から画面に充満する死の香り。一貫した沈鬱なローキー。イーストウッドは基本的にエンターテイメントを撮る人だと思っているので、そういう点ではかなり異色に映る。 [review] (緑雨) | [投票] | |
「駄作なのは匂いで判る」とディジー・ガレスピーは云った。 [review] (寒山拾得) | [投票] |