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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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赤い殺意(1964/日)************

★5私にとっての今村の最高作はこの映画。文句無く面白い。2時間半があっと云う間だ。春川ますみのすっとぼけた演技が何よりも楽しい。全てまるく収まったラストは少々都合が良すぎるかも知れないが、この御都合主義も含めてこれはまさしく「映画」だと思う。電車の扱いは『生まれてはみたけれど』を想起させる。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4結構図式だ。 [review] (セント)[投票]
★4春川ますみだよね。殺意という感傷はないね。そこが凄いね。 (chokobo)[投票(2)]
★4春川ますみがすんごいですね。なんてHなんでしょうか。かつては、ちょっと太めの女優さんたちが各映画会社にいて闊歩していましたねえ。四半世紀ぶりの再見。あまりの分かりやすさに呆気に [review] (動物園のクマ)[投票]
★3家の脇を機関車が爆走する。女は最後まで自分の意志で、それに乗る事はない。矮小な西村晃と身勝手な露口茂の負の力に押しつぶされ、搾り出されるように無自覚な女が目覚める。春川ますみの何とも鈍重で歯切れの悪い覚醒が愛おしい。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3突如挿入される車に轢かれるシーンの圧倒的な暴力におののいたが、駅前をあんなスピードで走っちゃダメです(そこじゃない (ひゅうちゃん)[投票]
★3にっぽん昆虫記』とは違った意味で、やっぱり女性の“強さ”が描かれます。今村監督のこだわりですね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4姫田のカメラ、黛の音楽と、映画芸術的見地からみれば今村の最高傑作かも知れない。しかし彼に求められているのはそんな洒落たものではない。『にっぽん昆虫記』から『人間蒸発』への長過ぎたステップ。 [review] (町田)[投票(3)]
★2別にキレイなものだけ見てたいとか思ってるわけじゃないけど、登場人物が誰も彼もイタすぎて見てられない。やっぱし性はある程度開放されてる方が健全な社会なんだな。 (緑雨)[投票]
★3単なる痴情話で終わらせまいとしてポジ『昆虫記』のネガと対置し日本論的な風土や因習を加味して物語的な強度は拡散した。暗鬱な東北の風土の中で描かれる図太く強かな女のバイタリティは春川ますみの木偶のような受動性に吸引され女性論へ昇華し損ねる。 (けにろん)[投票(1)]
★4にっぽん昆虫記』の方が好きだが、これも好き。春川ますみの存在感が抜群! (直人)[投票]