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[コメント] 闇の子供たち(2008/日)
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★2アジアの地下組織から照らし出す無意識の加害者日本、という主題だけはとてもいいのに期待外れ。何も描けずに終わっている。江口妻夫木なんて定型描写はどうでもいいから、地下組織と佐藤浩市をこそ詳述してほしかった。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4社会学的見地からの批評もアリとは思うが、本作に関してはそれ以外の面から語られることがあまりに少なすぎるのではないか。まず笠松則通によるタイの風光と夜の湿度が良い、線路が真ん中を通るタイのスラムの立地が良い、役者の贅沢な使い方が良い、奥から手前或いはその逆への運動(宮崎あおいが黒いゴミ袋を見て走り出すショット)、何度も繰り返される「見る」ことについて。 [review] (赤い戦車)[投票]
★2臓器目的の殺人、児童売春、人身売買は本来まったく別の話だろう。それらが密接に絡んだケースを描くにしても、手当たり次第に投げつけては映画が意味を成さない。 [review] (ペンクロフ)[投票(2)]
★4私も「気色の悪い日本人」か。 [review] (KEI)[投票(1)]
★1ここまで正々堂々と真っ向から恥じらうことなくつまらない日本映画も今どき珍しい。映画を完成させようという真摯な態度に頭の下がる思いがするほどだ。 [review] (G31)[投票]
★4どこまでがノンフィクションなのか、ネットでは論争が起きていますが、私が知っている範囲で事実を申し上げます。 [review] (りかちゅ)[投票(1)]
★3他人の性癖をなじることが出来る「真っ当な人間」が「真っ当な人間」に向けて制作した作品。だから「眺める」ような感覚でしか描かれない。犯りたい男たちの事はモンスターとして置き去りか・・・是非も無し [review] (sawa:38)[投票(3)]
★4グダグダさ、愚直さ、甘さ、打算、全部ひっくるめて、自分たちに表現できることの限界を示したという意味で実に誠実な映画ではあったと思う。あとラストショットは剃刀のような切れ味。あそこだけは掛け値なしに凄い。 (movableinferno)[投票(1)]
★2主人公の意味合いが良くわからないのと同様に、何がメインなのか、いま一つつかめず。100313 [review] (しど)[投票]
★2シリアスで重たいテーマなのに宮崎あおいの役のせいで安っぽくなってしまっている。変にドラマ仕立てにしなくてもちゃんと観る人は観ると思います (なかちょ)[投票]
★3フィクションであって欲しいとこれだけ思った映画はないかも。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★3観賞後数日間は抑鬱状態が残る衝撃作。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4はっきり言って観てて気分が悪くなりました。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3いろいろ規制があって無理なんでしょうが、もっと現実をありのままに描いて欲しかった。 (billy-ze-kick)[投票]
★3生々しい現実をどのように受け止めて良いのか。咀嚼できない。 [review] (chokobo)[投票(3)]
★3こういうテーマを正面から取り上げた気概は素晴らしいと思うのだが、少し真摯さが足りてないように感じる。 [review] (パグのしっぽ)[投票(5)]
★1社会派と思いきや、肝心のお話が死ぬほど単純で、しかも、現実離れした全くの虚構と来てる。救いようがない。そしてコレ、タイの人が見たら確実に気分害するだろ。 [review] (カズヒコ)[投票(1)]
★3行われてること自体には吐き気がした。だけど、「演出」の部分でその怖さややりきれなさを台無しにしてる。歌も、あれはないよ。。 (あちこ)[投票]
★3さすがに「銃撃戦や宮崎あおいの疾走のアクション性が云々」などと語る気が俄かには起きぬほどヘヴィなお話だが、それを支えるのは簡潔にして雄弁な画面展開だ。虚構性の按配は作家としての倫理か。幼児買春という一種の表象不可能性に挑みつつそこそこに折り合いをつけ、たかだかPG-12の制限に収めてしまう職人的したたかさも。 (3819695)[投票]
★4「命」という概念の存在がいかに大切か。火葬シーンに絶句。75/100 (たろ)[投票]
★4思考停止に何度陥ったか分からない。 (ユキポン)[投票(2)]
★2たいへんに困難な問題に取り組んだ気概は買いたいけれど、フィクションとして扱うなら着地点はそこじゃないのでは。 [review] (林田乃丞)[投票(10)]
★4ザラリとした舌触りの映画。月、黒ビニール袋、手をつなぐこと、鏡 [review] (ペペロンチーノ)[投票(10)]
★4地図で20cmのところに私が何か作用してしまっていることを省みる。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
★3欲しがる者がいるから売る者がいるのだ。いや、売る者がいるから買い手が現れるのだ、という議論は実に虚しい。問題は、金で買えるものと買えないものの境界線であり、それは、人の心の中にしか存在せず曖昧であやういということだ。骨太で真摯な作品だと思う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★2以前、テレビ番組でタイの大人たちは皆一様に右脇腹に縫合跡があるのを見た。タイ国民の貧困層では当たり前のように腎臓などの臓器を売って生活しているんだ、と現地の男は自分の傷跡を自慢げに見せながら言った。本作では、NPO法人側に、設定として子持ちの人物は登場しない。このことが当該問題の難しさを示している。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★3痛い現実を知る事による驚きはすごいが、そんな現実以外のストーリー展開が、わざと後味の悪さを助長させているようでちょっと気に入らない。 (NAO)[投票(2)]
★4真っ暗闇のゴミ袋の中から少女が顔を出した時、ポッカリと空に浮かぶ丸い月は、 光り輝くものに見えたことだろう。本音と建て前で生きて行くのは、大人社会では必要かもしれない。だからと言って、その二重構造を貧しい国や子供に押しつける鈍感な人間にはなりたくない。隣で観ていた小学生の女の子は「くわえろ」と強制するシーンで目を背けていた。トラウマになりそう…。 (Linus)[投票(2)]
★4「暗黒の映画」としか言いようがない。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★3熱気と閉塞感。射る眼差しと逸らす視線、グイグイと追いかけるカメラそして暴きだす鏡。ひとり浮遊した妻夫木聡にイライラしホッとする。 (chilidog)[投票]
★3目を背けたいような真実がスクリーンに展開される。それはタイにおける幼児売春、幼児臓器売買のことであります。我々日本人たちはこの映像を見た瞬時、 [review] (セント)[投票(2)]