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[コメント] 張込み(1957/日)
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★4原作は清張の代表作の1つで、傑作短編だ。橋本は原作をもっと膨らませ、‘橋本の張込み’にした。 [review] (KEI)[投票(1)]
★3タイトル画面の興奮が忘れられない。非常に手堅い作りで耳がキンキンする音楽も嫌味でない。しかしながら教科書の域をでないまま、真面目過ぎるのが仇になったか。74/100 (たろ)[投票]
★3いそいそと張込みを始める刑事たちの姿に、なんか楽しいかも、俺もやりたい、という感じはした。 (G31)[投票]
★2被害者の心理をご親切にも観客にいちいち説明してくれる高飛車な映画のどこが面白いのか不明。鉄ちゃん振りを発揮する金があったら、余りにもショボい工事の発破をもう少しなんとかすればいいのにと思う。大木実の暑苦しい顔しか記憶に残らず。 (寒山拾得)[投票]
★3ひー、観てるだけで暑い暑い。だけど、この暑さがなければちょっと味気ない作品になっていたのだろうね。 (パグのしっぽ)[投票]
★3監督のリアリズム追求の姿勢に好感度大。白眉はオープニングだ。世界の車窓ならぬ20時間汽車の旅。ついでにDVD特典のシネマ紀行みると、かの温泉地へ赴きたくなる。 (氷野晴郎)[投票]
★3仮にも「窃視」と「尾行」の映画のつもりならば、これでは演出が不精確すぎる。サスペンス創出術は落第級。野村大木実高峰秀子の間にあるべき「距離感」をまるで掴めていないからだ。一方、無為の時間の描き方には魅力を感じぬでもない。最もよくフィルムに収まっているのは刑事の無為と徒労だ。 (3819695)[投票(4)]
★5若干の地理的移動以外は、全編通じて猛烈な暑気に支配された静的な設定であるにもかかわらず終始映画が躍動している。それは、遅々とした日常と、若い刑事の忸怩たる心の動揺が増幅された動きだ。微塵の隙もなく、かつ驚くべき丁寧さで紡がれたショット群の賜物。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4監督の映像、構図へのこだわりが全編に感じられる。本当によく作り込んだ作品だと思う。 (RED DANCER)[投票]
★3昭和30年代初期の時代風景にはびっくりさせられる。現代の鉄道関係者が見たら卒倒しそうな乗り込み方とか、電話が一般家庭に普及していないこと、東京−佐賀間が夜行の急行でも丸一日がかりとか、こ、これが日本か、という光景にはちょっと驚く。 [review] (シーチキン)[投票]
★4うだるような暑さの中で張り込む刑事二人(大木実宮口精二)と涼しげな主婦(高峰秀子)の対比が見事 [review] (TOMIMORI)[投票(3)]
★4日常と言う退屈さと、日本の夏の暑さと言うけだるさ。 [review] (あき♪)[投票(3)]
★5先ずはタイトルロゴを出すタイミングが絶妙。汗が滴る九州の暑い夏・向かいの旅館での覗き、いや張込みか。決して派手な事は起こらないが、ずっと見入ってしまう魅力がある。刑事を中心とした周りの人々も丹念に描かれ、何か佐賀へ旅した気分にもさせてくれる。ミステリーと言うより、女性の本音と建前・一刑事の前向きな心情の変化を、地道な張込みを通して活写した人間ドラマ部分に比重が置かれている。これは気に入った。 (クワドラAS)[投票(1)]
★4「張込み」というより、若刑事のものすごい「思い込み」で引き摺られていく作品。当時の時事風俗と、真夏の眠ったような時間が流れる中で、見下ろす「貞節で物静かで人生を諦めきった人妻の日常」は、たいそうエロかった。 (はしぼそがらす)[投票(2)]
★4精緻な設計図を基に徹底した撮影現場のコンテクストを描いて臨んだと思しき一点一画を忽せにしない職人仕事の趣がある。拘りを感じさせるアバンタイトルの異様な長さが意識の程を表出。しかし、設計図を突き破るものも感じられない。 (けにろん)[投票(2)]
★2う〜〜〜ん。良さが分かりませんでした。 (ユキポン)[投票]
★3この映画の良いところを示すだけなら何も起こらなくて終わってもいいくらいだが,矢張りアクションが起こるからこそ日常も凍みるというものだ。鈍行で九州に行った記憶が甦る映画。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★5当時の生活観、自然が女の心象風景と交錯し絶品の作品となった。買物カゴがいいねえ。誰でも生涯1度ぐらいは燃え揺らぐときはある。秀作。 (セント)[投票(1)]
★5ヒッチばりに挑戦的なプロットを。ルメットの名作の如き焦りと苛立ちを。見下ろしカメラが捉える高峰秀子の微細な演技を。シネマスコープの特性を活かした美しい映像を。冒険心と好奇心を触発する黛敏郎の音楽を。堪能させて頂いた。これぞサスペンス映画化の見本。 (町田)[投票(1)]
★4日本一「暑い」映画。 (りかちゅ)[投票(2)]
★4シナリオ学校に通っていた頃の教科書に載っていました。 [review] (chokobo)[投票]
★4犯罪を日常性のなかでとらえた現実感がある。原作の短編に忠実だったら1時間で終わっただろう。橋本忍の脚本では女性に対する思いやりが見受けられる。 (斎藤勘解由)[投票(2)]
★3手の込んだトリックがあると『野良犬』以上に勝手に期待していたのに… [review] (ジャイアント白田)[投票]
★3評判ほどじゃ無かった・・・ (直人)[投票]
★5冒頭の汽車旅、民宿での張込み、雨中の尾行、乗合バス、湯治場への追跡などいいシーンが目白押しです。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★4大木実って、飄々として、いい感じ…あと、若刑事が、汗ダラダラかいてるのが印象的だった。いい時代だなあとか思いました。 (B.B.Works)[投票]
★4そう言えば高峰秀子野村芳亭野村芳太郎と親子二代の監督に起用されたわけだね。 (Yasu)[投票]
★4なんだか高峰秀子を窃視しているような‥‥‥、その意味で小説というジャンルを基にしてそれを超えている。 (ジェリー)[投票]
★5砂の器』とならぶ松本清張原作映画の傑作。 (カンカン)[投票]
★4第3位。 [review] (まー)[投票(1)]
★5橋本忍の傑作脚本。短編小説脚色の教科書。 (ペペロンチーノ)[投票(1)]