《かぐや姫、吉田拓郎、河島英五、昔の長渕剛等の懐メロを聞きながら》

《感想》 ちくしょー！「クレヨンしんちゃん」が全く生理的に受け付けなかったのに不覚にも泣いちまった…ウウウッ…父ヒロシの回想シーンとラストのしんちゃんのボロボロになった姿を見て泣かずして何しろってんだよ…ウウッ…

子供向け近未来ＳＦサスペンス映画と思わせておいて実は凄く計算されていてなおかつ『千と千尋のボロ儲け』よりも内容が濃い感動のツボと臭いが目白押しのノスタルジー大人応援映画だ！！

それと、匂いって大事ですよね！その時その時に聞いていた曲がかかると、その時を匂いで思い出すってことを見事に映画で再現してくれた！これは『千と千尋のボロ儲け』にはない真似出来ないミラクルエッセンス！さらに言うと『千と千尋のボロ儲け』よりもこっちを２１世紀終わりまでロングランして欲しかった…

《勝手な願いですが》リストラからの経済苦又は先行きに絶望を抱いて自殺をする、家には子供と妻がいるお父さんが増加しています。そして親のいなくなった子供達は奨学金で学校に通っています。その数は前年より約８倍…これから国民に痛みを押し付ける構造改革でさらに増えていくでしょう…でも苦しくても辛くても悔しくても家族、特に笑顔が年が幾つになっても素敵な眼差しの子供がいる事を忘れないで！みなさん頑張って死なずに楽しくとはいかないまでも小さな幸せを大事にしながら生きて行きましょう！悲しくなったら、またこの映画を見みて元気だしてください！

（マジで涙が止まらない。2002,3,5）