檸檬さんのお気に入りコメント(1/2)
青春怪談(1955/日) | ぽんしゅう) | 金に換算できる価値一筋で女言葉を使う男臭くない男(三橋達也)と、感性優先で職業的成功を目指し男同士のような友情で女とも付き合うちっとも女らしくない女(北原三枝)。二人は戦前的価値(轟夕起子・山村聡)を慈しみつつもマイペースで軽やかに飛翔する。 ([投票(1)] |
華岡青洲の妻(1967/日) | 伊藤雄之助と高峰秀子が夫婦で子が市川雷蔵という配役を思いついた時点で傑作なのだが、人体実験合戦というハイパーな展開が強いる緊張感を「〜よし」やら「〜のし」やらの柔らかな紀州言葉で無理矢理中和する荒業に驚愕しきり。 [review] (3819695) | いやあ、いくらなんでも面白すぎるだろ。[投票(6)] |
生きる(1952/日) | review] (煽尼采) | まるで絶望の暗い沼から顔を覗かせる巨大魚のような志村の眼差し。死の予兆に喉を絞められているような声が、聞いているだけでしんどい…。名作と言えば名作だけど、違和感を覚えた点も。 [[投票(5)] |
人間の約束(1986/日) | 吉田喜重にしては珍しく大衆的というか、分かりやすい。昔見た時も面白かったが、久しぶりに見たら画面構成、構図、照明、音楽の使い方など、どれを取っても隅々まで計算され尽くされてて、吉田喜重にとっては13年振りの劇映画とは思えない完成度の高さで感服せざるを得ない。['08.6.28シネマヴェーラ渋谷] [review] (直人) | 12年振りくらいに再見。原作物だからか、[投票(2)] |
それでもボクはやってない(2007/日) | review] (Myurakz) | 今作を「痴漢」が観たらどう思うんだろう。 [[投票(38)] |
古都(1980/日) | 市川崑マジック。 (ぽんしゅう) | 「山口百恵の映画」を撮るのではく、山口百恵を配した「映画」を撮るということ。古都の街並みで、祇園祭の神社で、北山杉の林で、千重子と苗子という二人の百恵が相対し醸し出す映画的魅力。そんな当然のことを実践するだけで女優を作り出す[投票(2)] |
映画女優(1987/日) | 田中絹代の上品さと下品さの振幅は、なるほど日本映画界駆使の大女優の勝気な上昇志向を体現して見応えが合った。終戦直後の有名な田中バッシングを描かずに、溝口健二との再会へ強引に持っていったのは何故だろう。 [review] (ぽんしゅう) | 容姿の違いは決定的違和だが、吉永演じる[投票(1)] |
病院坂の首縊りの家(1979/日) | 石坂浩二)の送別会だと考えて良いのではないかと思います。横溝正史本人も楽しそうに出演。混迷の70年代に別れを告げ、時代は明るく軽やかな80年代へと続いて行きます。 (カレルレン) | 原作自体が多過ぎる登場人物によって破綻しているので、これは金田一耕助([投票(1)] |
ゆれる(2006/日) | review] (シーチキン) | 単純な構成にもかかわらず、この先はどう進むのかと怖いもの見たさで、ずるずると引きずりこまれる。多くを語っていないにもかかわらず、兄弟と幼馴染の女性との関係がなんとなく察せられるのだが、それもあくまでも「なんとなく」であって、本当にそうだと思いますか、と問い返されているような、そしてそれを確かめずにはいられないような、気持ちに駆られて見続けた。 [[投票(6)] |
誘拐(1997/日) | 森下直の脚本は城戸賞入選という以上の完璧な出来!素晴らしいなんてぇもんじゃぁない。 [review] (町田) | [投票(1)] |
浪華悲歌(1936/日) | 山田五十鈴と梅村容子の台詞回しが抜群に面白い。また、1936年に作られたこの映画でも溝口は既に殆どパン・フォーカスの演出と云っていい縦構図の演出を随所に用いており画面の見応えも充分だ。 (ゑぎ) | 実に面白い。特に[投票(2)] |
タイタニック(1997/米) | review] (TOMIMORI) | 某掲示板でみつけた笑えるネタ→ [[投票(89)] |
けものみち(1965/日) | 町田) | 須川栄三X福沢康道のクール&スタイリッシュな映像表現。2時間20分の長尺を少しも飽きさせない東宝ノワールの超傑作。執拗に池部の身体を求める池内淳子がエロ過ぎます。 ([投票(2)] |
穴(1957/日) | review] (Aさの) | とにかく速い! [[投票(1)] |
事件(1978/日) | 大竹しのぶの超絶インパクト!冷徹な新藤脚本の功績も大。 (町田) | 裁判の持つ戯曲性を正攻法で拡大した傑作。丹波・芦田・佐分利に証人を加えた計四人で繰り広げられるジャム・セッション(台詞被りまくり!)は全てスリリング。西村・北林・森繁・渡瀬と皆素晴らしかったがそれも消し飛ばす程の[投票(6)] |
キッチン(1989/日) | セント) | 不思議なドラマだ。透明感が全篇漂っており、映像化にはまず成功したと言える。森田の映画というよりは、ばななの映画である。俳優が美男美女でなく良かった気も。ひとのこころの哀しみをうまく表現出来得ていたと思う。 ([投票(2)] |
浮雲(1955/日) | review] (muffler&silencer[消音装置]) | 男「今日泊まってもいいかい?」 女「泊まるつもりで来たんじゃないの?」 男「ああ。」 女→ [[投票(11)] |
告白的女優論(1971/日) | 吉田喜重作品は二回見れば面白いのか。['07.3.23DVD] [review] (直人) | そうか。[投票(2)] |
鍵(1959/日) | ピロちゃんきゅ〜) | 誰も言ってないが、この眉毛は失敗だと思う。 ([投票(2)] |
39 刑法第三十九条(1999/日) | Curryrice) | この雰囲気好きです。登場人物全員、精神鑑定しなさい! ([投票(5)] |