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shionoさんのお気に入りコメント(13/15)

リンダ リンダ リンダ(2005/日)★5 まっすぐ前を見て、大きな声で歌う。それがブルーハーツの心。 [review] (林田乃丞)[投票(8)]
ブラック・ダリア(2006/米=独)★4 映画産業の偽者性や警察が常に悪の側に通底してしまう弱さやそこに群がる蟻のような人間たちが作る社会への視点を基調に持ちながら、個人の友愛や欲望の物語を語ってしまうところが、フリッツ・ラングの『復讐は俺に任せろ』へのレスペクトを感じさせもする。 [review] (ジェリー)[投票(4)]
ダイ・ハード4.0(2007/米)★3 毛根も躊躇も機転もなく、物語の縛りも緩い。もはやボンド化したジョン・マクレーン。そもそも911を経て尚、制作側は本当に彼というキャラを描きたかったのか?アクションとしては飽きさせず、納得のデキ。既視感のある画をリミックスだけで押し通した。 [review] (chilidog)[投票(3)]
アメリカの影(1960/米)★5 瑞々しい。映画史に残る監督の処女作は決まって瑞々しいものだが、中でもこの映画の瑞々しさ若々しさは特筆に値する。これに比肩しうる処女作ですぐに思い浮かぶものは『市民ケーン』と『勝手にしやがれ』ぐらいだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
ど根性物語 銭の踊り(1964/日)★4 なんじゃこりゃの支離滅裂と微妙な変態味。文芸の鎧を外された市川崑の本質は案外こういうところにあるのではなかろうか。モダンジャズとスタイリッシュな宮川カメラが世界観を補填する中、勝新だけが我を通している。アンビバレントで好みだ。 (けにろん)[投票(2)]
私は二歳(1962/日)★3 市川昆さんて、何でもできるのね、という象徴的な作品。同じ年に島崎藤村の『破戒』という映画も撮ってる。この頃の市川監督はむさぼるように映画を作っている。 [review] (chokobo)[投票(1)]
モンキー・ビジネス(1952/米)★5 シチュエーションに頼りすぎている感もあるが、それでもすこぶる面白い。現実離れした過剰な演技が横溢しているにもかかわらず「Not yet Cary」で始まる冒頭からラストに至るまでホークスの演出は実にスマートな語り口だ。誰もが猿の演技に目を瞠るだろうがモンローやコバーンら脇役の絡ませ方も見事。本作も圧倒的な傑作。 (ゑぎ)[投票(3)]
クローサー(2004/米)★4 久々に現代の繊細な大人の恋愛模様を見たような気がする。心の襞のかすかな動き。男のエゴ。女の一瞬の判断力。鮮やかなカメラタッチで4人の演技合戦。酔いましたね。テンポが速いのもいいね。最近こんな丁寧に男女の恋愛を扱った映画見なかったね。秀作。 [review] (セント)[投票(4)]
歴史は夜作られる(1937/米)★4 良質のメロドラマは夜生まれる。 ストーリーが二転三転して飽きさせない。それにしても大金持ちでストーカー夫とは性質が悪すぎ! [review] (AONI)[投票(2)]
秋立ちぬ(1960/日)★4 子供に対して残酷なまでに冷淡だが、<これは、僕たちの社会が子供に対して実際に行なっていることである>という可能性、の提示だろう。 [review] (G31)[投票(2)]
座頭市血笑旅(1964/日)★3 子守りを雇いながら、赤ん坊が心配でたまらない市。市を追い続ける石黒達也をはじめ敵が弱すぎて困るが、クライマックスの決闘&虚無感に満ちたラストは名演出。 [review] (AONI)[投票(5)]
座頭市血笑旅(1964/日)★5 第一作以来の、いや、それを超える傑作。この勝新太郎坂東妻三郎に匹敵する。すさまじい殺陣と人情劇が見事に交響。赤ん坊をあやす市が哀切極まりない。高千穂ひづるの登場で、この映画に潤いと深みが与えられて美しい恋愛映画ともなった。このシリーズは三隅研次に尽きるか。 (ジェリー)[投票(2)]
あなたと私の合い言葉 さようなら、今日は(1959/日)★5 三倍速小津安二郎。視線・沈黙活かしギャグ、ヒット率高し。知的且つギスギスせぬ、可愛いけれどガキでない若尾文子、陽の側面の魅力全開。 (町田)[投票(3)]
色ごと師春団治(1965/日)★5 寛美のブロークン・大阪弁は、ネイティブ関西人の僕でもヒアリングできないくらいグルーヴがすごい。 (オノエル)[投票(1)]
悪名一番勝負(1969/日)★4 ほとんどひとつの街を舞台に据え、刺されれば痛がり、立ち回れば力尽きた時には気を失うひとりの男・朝吉が大暴れする。このシリーズにおいては特別編とでも言うべき一編だろうが、さすがはマキノだけあって見事な世界観を構築している。 (水那岐)[投票(3)]
プロデューサーズ(1968/米)★5 リメイクの後に観ましたが、それでも大笑いできますし、幸せな気分にさせられます。文句なし。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
バベル(2006/仏=米=メキシコ)★3 だから?それで? [review] (ペペロンチーノ)[投票(10)]
ダウン・バイ・ロー(1986/独=米)★4 右往左往。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(7)]
新婚道中記(1937/米)★4 レオ・マッケリーには『我が道を往く』や『明日は来らず』といった、やや常識的な演出に終始するヒューマニスティックな映画もあるが、この『新婚道中記』は、世紀の傑作『我輩はカモである』に連なる常軌を逸した傑作コメディだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
バーバー(2001/米)★4 無明の「黒」を怖がるごく一般的な観客が、終幕部の数分で、否定も逃げ場もない悟りのような「白」を畏怖するその瞬間、彼は映画芸術の深奥を垣間見ている。映像として語られたすすり泣きのような祈りを全身を耳にして聞き漏らさないようにしよう。 (ジェリー)[投票(2)]