袋のうさぎさんのお気に入りコメント(13/23)
三度目の殺人(2017/日) | review] (ゑぎ) | 力のある映画だ。力のある画面の連続だと思う。これをオリジナルで造型している、ということの価値を認めなければならない。ただ、前半の印象的な科白で、「映画には理解や共感はいらない、友達になるんじゃないんだ」というようなことを福山が満島に云う。 [[投票(8)] |
エル ELLE(2016/仏) | イザベル・ユペールの現役感すごい [review] (カプリコーン) | 若返っている[投票(3)] |
氷の微笑(1992/米) | starchild) | 神様・・・・・・リモコンを握り締めてこの映画を収録時間よりも遥かに長く観てしまったことをお許しください ([投票(8)] |
Seventh Code セブンス・コード(2013/日) | ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』の姉妹篇。ボディ・アクションの鋭さはさすがに三田真央より劣るにせよ、人格が「空虚で満たされた」前田敦子は黒沢清の女優たる資格を十二分に有する。 [review] (3819695) | 単純を窮めた原-映画的なプロット上で非-心理的なヒロインが格闘アクションを演ずる。すなわち『[投票(3)] |
岸辺の旅(2015/日=仏) | review] (ゑぎ) | 実にスリリングな映画だ。絶妙に現実を超えたフィルムの触感。風に揺れる白いカーテン。度々行われるベッドメイクと白いシーツ。靄のような白いガス。そして美しい山あいの風景と滝の俯瞰。 [[投票(4)] |
散歩する侵略者(2017/日) | review] (ペペロンチーノ) | 黒沢清は何の概念を無くしたんだろう? [[投票(4)] |
Seventh Code セブンス・コード(2013/日) | アデルの恋の物語』ですかと思わす一方的な恋に狂う前田敦子がガラガラと喧しい音を響かせて引き摺るキャリーバッグが甲虫の背のように彼女と一体化して見える、そのモンスターぶりに期待させる序盤からの失速。 [review] (煽尼采) | 『[投票(1)] |
ローラ(1960/仏) | アヌーク・エーメ! 大傑作、というような映画ではないのだが、最高に可愛いくてカッコいい、しかも、まとまりも良い、満足感は最上級の映画だ。 [review] (ゑぎ) | あゝ[投票(2)] |
007/ユア・アイズ・オンリー(1981/英) | 赤い戦車) | これは悪くない。ちょっとした小道具の見せ方から乗り物・場所の豊富さまで、アクションにユーモアとアイデアが詰まっている。スキー板の長さの違いで敵に発見されたことを示すショットや、コーヒーを持ってきた職員とその後ろの暗い室内を映し、さりげなく時間経過を覚らせる手腕。こういう明快な活劇を月一程度でいいから観たいのだが。 ([投票(1)] |
破局(1950/米) | マイケル・カーティスかも知れない。カーティスらしいディゾルブによるキビキビとした短いカット繋ぎが、特に後半のサスペンス場面を用意する部分で実に奏功している。しかもディゾルブなので、ある種の悲痛な情感も創出されており、見ていて胸が痛くなるような感覚がある。 [review] (ゑぎ) | これは矢張り、最良の[投票(1)] |
テラー博士の恐怖(1965/英) | ぽんしゅう) | 子供の頃に見た。初めて知ったタロット占いと死神カードの不気味さに震え、最後の風に舞う新聞の見出しに背筋が凍った。私の中では、もう一度観てみたい恐怖映画ナンバーワンです。 ([投票(2)] |
あれ(1927/米) | KEI) | これは楽しい!登場人物がみんなイキイキしているし次から次への展開。ちょっとドタバタ風だが楽しい1作でした。 ([投票(1)] |
ナイト・オブ・ザ・コメット(1984/米) | 赤い戦車) | 文明崩壊後の世界をここまで楽天的に描いている映画を他に知らない。無用な説明など省き、少女たちに漂う無敵感の表出に努めること。それこそが本作の美点だ。デパートでの“遊び”に興じる姿の素晴らしさ。さりげない光への意識の高さもあり、終盤のアジト内での逆光気味のショットの多さにそれが窺える。 ([投票(1)] |
ライフ(2017/米) | 3819695) | 奴さんの生態を「わずかの間隙にも侵入できる」としたことで、作中人物の諸行動はもっぱら「空間の遮断」と成否を等しくする。その「規則」は映画的な動因たりうるが、規則の徹底は生存闘争の競技/遊戯化を促してしまう。されど飽かずに最終カットまで空間遮断ゲームに興じたのは虚仮の一心。無芸の芸。 ([投票(2)] |
スカイライン 征服(2010/米) | 3819695) | 恐怖対象が青の発光というのが映画的、なんて云ってる場合ではない。直感的に云って、この映画は危険だ。ただの娯楽装置/技術デモであるはずが、既視感に塗れた展開・細部の裏に何か病的なものを抱え持っている。ハリウッド産の材料だけで製造された観客本位の商品に見えて、その自覚を失いかけている。 ([投票(3)] |
ローサは密告された(2016/フィリピン) | review] (ゑぎ) | これがフィリピンの現実かどうか、なんて我々には分からないし、そもそも、そんなことは映画とは関係ないことではないかと私は思っていて、では、映画として、こゝで提示されているコンテンツが衝撃的かというと、私には中程度の出来としか思えない。 [[投票(3)] |
AVP2 エイリアンズVS.プレデター(2007/米) | review] (疑話) | 容赦が無い [[投票(3)] |
アンダー・ザ・チェリームーン(1986/米) | review] (週一本) | 86年ゴールデンラズベリー最低作品賞受賞。「プリンスがどんなに凄いヤツか、お前等にはわからんだろう」byミックジャガー [[投票(1)] |
ローサは密告された(2016/フィリピン) | review] (セント) | この映画、最後まで一気に突っ走る。頭で考えさせてくれません。行動あるのみ。これは映画の原点ですね。面白いものとは何か。すべてこの映画に詰まっている。この年になっても随分映画的に高揚させてくれた映画です。 [[投票(3)] |
哭声 コクソン(2016/韓国=米) | review] (DSCH) | 信じる信じないや嘘や本当ではなく、信じたいか信じたくないかの願望。そこに明確な根拠はなく、提示される「あからさまな怪しさ」に人はひたすら引き摺られ、惑わされる。その弱さに「悪霊」は付け込み、しまいには人そのものが「悪霊」になってしまう。真実は常に苦く、願望の前に脆弱である。古典を踏まえ、大袈裟ながら誇張ではなく、事実こんなものだと納得させられる。ラストは泣いた。こんなものに人は勝てないのだ。 [[投票(2)] |