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3819695さんのお気に入りコメント(171/180)

ベルヴィル・ランデブー(2002/仏=ベルギー=カナダ=英)★4 「逆入れ子」な冒頭の展開から既に釘付け。絵を動かす原動力はイマジネーション、ということを今更ながらに肌で感じる幸せ。しかし、それよりもまず強調しておきたいのは「映画」として極めて良質だということ。 [review] (くたー)[投票(10)]
ベルヴィル・ランデブー(2002/仏=ベルギー=カナダ=英)★4 好きなもの→「人力(たまに犬力)で動かすもの、ツール・ド・フランス、蛙、爆発するもの、テレビ、歌と楽器と踊りと無茶で楽しい人生」 嫌いなもの→「動力で動くもの(機械類)、ギャンブル、ハンバーガー、金にまつわること、銃、長ったらしいセリフや綺麗事」 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(4)]
ベルヴィル・ランデブー(2002/仏=ベルギー=カナダ=英)★5 アニメーションであることを十二分に活用した逸脱が生み出すダイナミズム。 [review] (kazya-f)[投票(1)]
ベルヴィル・ランデブー(2002/仏=ベルギー=カナダ=英)★5 みごとな伏線と回収。アニメならではの感動的な表現と、シーンとシーンの巧みなつなぎ。裏切りまくりな物語の展開と、予定調和の否定。そして自虐的なギャグを含めた、ブラックユーモアの乱れ打ち。 [review] (tredair)[投票(5)]
ベルヴィル・ランデブー(2002/仏=ベルギー=カナダ=英)★5 カワイーだの萌え〜だの深遠なテーマだのといった流行アニメのドタマを無言でぶち抜く正真正銘の“アニメーション” [review] (ペペロンチーノ)[投票(13)]
パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン)★4 少女の母への想いが醒めて見えるほどに退いた視座を保持している。過度にサディスティックな義父や偏執的にグロテスクな迷宮に対しても同様に均質な距離を感じ、逆説的に構造の歪さを増幅する。ラストの違和感も確信犯だろう。 (けにろん)[投票(5)]
東京流れ者(1966/日)★5 バックルームや地階から店内をガラス越しに見渡せる装置の映画的空間は突出した美しさを誇る。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ファイヤーフォックス(1982/米)★4 確かに傑作でもなんでもないんだが、妙にくせになる作品。前半根暗なスパイもの、後半明るいSF特撮もの、という大胆な構成、とりあえずソ連に見えるロケ、モーリス・ジャールの軽快かつ上品なテーマ曲、こうして見ると結構みどころがあるが・・・ [review] (ジョー・チップ)[投票(4)]
ファイヤーフォックス(1982/米)★4 敵機奪取をガントに託す、工作員たちの熱く静かな生き様に胸が熱くなる。その思いを一身に受け飛翔する戦闘機!ソニックブームで爆裂する水柱!いやぁ、鳥肌モノです。 (ゼロゼロUFO)[投票(5)]
キッスで殺せ(1955/米)★4 光が欲しいところに光があり、影が欲しいところに影がある。冒頭の暗がりから浮かび上がる美しく歪んだ女の顔を眺めつつ「これが映画である」とつぶやける至福の瞬間。執着と妄念にとらわれ追い回し追い回される人間を「映画のように」表現した真の映画。 (ジェリー)[投票(1)]
キッスで殺せ(1955/米)★4 小気味良いリズムを刻むショットの積み重ね。そのショットはフレーム、陰影、長さ、全てにおいて隙がない。あきれるほどの映画的快感は、ラストに及んで一気に“心地良い不快”に転じる。・・・その瞬間、ヒッチコックの作品群が無邪気な戯れ事に思える。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
キッスで殺せ(1955/米)★4 ジャンルを代表するような印象的な光と影の演出で始まり、ジャンルにそぐわない印象的な光と影の演出に終わる。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
ブロンコ・ビリー(1980/米)★5 中西部の旅、早撃ちガンプレイ、殴り合いの喧嘩、仲間との友情、笑い、そして愛…。これはフランク・キャプラ?それともジョン・フォード? [review] (ナム太郎)[投票(2)]
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日)★5 主題はノスタルジーではなくて未来への意思だから、大阪万博を知らなくても切なくて哀しくてやがて力強く感じられる。しんちゃんの階段ダッシュシーン、実写アニメ問わず本当に久しぶりに「画の力」というやつに圧倒されてしまいました。 (フォギー)[投票(3)]
ガントレット(1977/米)★4 男と女の感情のぶつかり合いが、スリリングさにおいていかなるアクション描写をも凌駕する。それは、ソンドラ・ロックの感情を描くイーストウッドの手腕によるところが大きいのではないか。ただ単に派手なだけの映画とは到底思えない。 (太陽と戦慄)[投票(5)]
ガントレット(1977/米)★4 この作品などを観ていると、イーストウッドが古き良きアメリカ映画の正当な継承者であることがよくわかる。 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
ガントレット(1977/米)★4 Very Very Pretty Love Story! 恋を知った女は強いのだ! [review] (Shrewd Fellow)[投票(11)]
ガントレット(1977/米)★4 公開当時、多くの映画評論家が「なぜタイヤに弾が当らないんだ!」と訳のわからんことを言っていたので、「こんな連中ばっかりで日本の将来はどうなる?」と暗然としたものです。 (ジョー・チップ)[投票(11)]
アウトロー(1976/米)★5 この完璧な画面構成はイーストウッドが生まれながらにして持ち得た感性なのだろうか。全くもって素晴らしいのひと言に尽きるし、この作品があったからこそ、彼はその後約10年もの間ウエスタンというジャンルを自身の手で封印することができたのだ。 (ナム太郎)[投票(3)]
新・夫婦善哉(1963/日)★5 豊田四郎に演出して貰った女優は長い目で見れば幸せだ。香川京子にしても本作の淡路恵子にしても他の監督ではこうはいかない。彼女と森繁と小池朝雄が雑魚寝するシーンなんか頬が緩みっぱなしだった。岡崎宏三のセンスが光るラストも実に映画的。 (町田)[投票(2)]