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3819695さんのお気に入りコメント(179/180)

過去を逃れて(1947/米)★5 フィルム・ノアールの極致。ロバート・ミッチャムジェーン・グリアも、これほどのフィルム・ノアール的な造形は他の映画に見当たらないのではないか。カーク・ダグラスでさえ素晴らしい。 (ゑぎ)[投票(1)]
麦秋(1951/日)★5 家族の朝の喧騒で映画は始まり、初夏の風が吹きぬける山あいの麦畑で終わる。簡潔なセリフで日常が積み上げられ、絶妙な映画的視線で日常が紡がれていく。静かだが永遠に続く大海の揺らぎのようなリズムの中、人は人と暮らし、人は人と別れる。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
麦秋(1951/日)★4 カメラのフレームの中と食卓という輪の中を人が出入りする物語。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(9)]
麦秋(1951/日)★4 紀子さん、パン食べない?あんぱん。(05・11・14) [review] (山本美容室)[投票(5)]
麦秋(1951/日)★5 小津の中では『東京物語』と並ぶ完成度だろう。プロット構成や人物の深みの点でも画面のスペクタクルという点でも最も均整の取れた豊かな映画だ。  [review] (ゑぎ)[投票(15)]
晩春(1949/日)★4 勝手に題して「顔面堪能映画」。この映画の笠智衆は輝いている。原節子はその輝きに大いに貢献している。 [review] (ミドリ公園)[投票(5)]
晩春(1949/日)★5 笠智衆と杉村春子のなんとまあ内容のない会話に、どうしてこんなに心が動くんでしょう、、、 (動物園のクマ)[投票(5)]
晩春(1949/日)★4 やはり小津を語るのに外せない作品か。見どころは [review] (檸檬)[投票(2)]
晩春(1949/日)★4 笠智衆の顔の表情と笑い方は凄いなあ [review] (TOMIMORI)[投票(4)]
晩春(1949/日)★5 カメラの動かない映画において、例外的にカメラが動く。その動きが被写体の心的描写に直結する。これこそが映画の基本だと思うのです。 [review] (TM大好き)[投票(7)]
晩春(1949/日)★5 私はある時期この映画が日本映画の中で一番好きだった。原節子三島雅夫(「汚らしい」叔父さん)とのやりとり、出戻り娘・月丘夢路の男性観の現代性、杉村春子のコメディ・リリーフの見事さ。「熊太郎」をめぐる杉村春子の演技の妙味は何度見ても驚嘆ものの可笑しさだ。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
ダウンヒル(1927/英)★2 かつてはヒッチ研究者ですら見ることの出来なかった珍品。よい時代になったものだと思う。華麗な技巧。多重露光、スクリーンプロセス、逆光撮影には既に後年の萌芽がある。手ブレお構いなしの彷徨シーンは、ヌーベルバーグの遥か先達とも言える(言えねえか‥‥‥) (ジェリー)[投票(1)]
西瓜(2005/仏=台湾)★5 乾ききった女たちは西瓜を抱え込み、その赤く熟れた擬似的肉体でしか潤いを求められず、ペットボトル一本分の潤いしかもたらすことのできない男は、作りごとの交わりに虚しく空撃ちを繰り返すのみ。極彩色に染められた歌とダンスの狂乱は毒茸の美しさを漂わす。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
長屋紳士録(1947/日)★4 飯田蝶子の圧倒的な素晴らしさ。その睨んだ顔の怖いこと。劇中、吉川満子から「あんたは土佐だもん。ブルも入っているけど」と評されるがそんな形容じゃ足りない足りない。般若と云ったほうがシックリくるくらい。また茅ヶ崎の浜辺のシーンで子供から逃げるために走る飯田蝶子も実にいい。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
長屋紳士録(1947/日)★5 お母やん坊やが茅ヶ崎の海岸と路地を巡るシーンを筆頭に全画面、壮絶なまでに映画的。吉川満子との会話、着膨れした坊やの造形なども神懸っており、これが戦後日本が生んだ最初で最高の芸術的創作物であることを俺は信じて疑わない。 [review] (町田)[投票(3)]
淑女は何を忘れたか(1937/日)★3 ポッケに手を突っ込んだ斎藤達雄桑野通子の相似形が美しい (TOMIMORI)[投票(2)]
淑女は何を忘れたか(1937/日)★4 ギャグでも何でもない日常の瑣末なやりとりで、こんなに笑えるとは。小津の客観的な観察眼と演出力には感服する。登場するほとんどの女性が和服姿なので、桑野通子の洋装がひときわ先進さとお転婆さを引きたてて可愛い。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
一人息子(1936/日)★4 母親と一緒に見ていたステキなドイツ映画はなんだったのだろう。部屋に張ってあるポスターといい、(小津の中で)ドイツ映画がブームだったのだろうか。詳しい方、どうか教えてくだされ。 [review] (tredair)[投票(3)]
一人息子(1936/日)★4 カメラが見つめる「小さきもの」「はかなきもの」。 [review] (くたー)[投票(5)]
フェーム(1980/米)★5 誰もが主役である残酷。誰も主役ではない暖かみ。(2007.4.27) [review] (HW)[投票(4)]