モモ★ラッチさんのコメント: 点数順
甘い生活(1960/伊=仏) | 社会批判に足を突っ込みながらも、フェリーニの映画はやっぱりサーカスだ。祭りだ。終わったあとの静けさに、空しさしか感じなくとも。 [review] | [投票(3)] | |
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | 望むべくもない人生を歩まされ、時代に弄ばされた人間の悲しさ・孤独感がスケール壮大に節度を持って描かれ、一方では痒い場所に手が届くかのごとく繊細に描き出されている。そして敷かれたレールから突き落とされたときにはじめて、彼は(ルソーの言うところの)二度目の誕生の意味を知ったのではないだろうか。涙が溢れるだけではない、人間の再生の物語 | [投票(3)] | |
シックス・センス(1999/米) | 繊細な映画だ。 [review] | [投票(3)] | |
刑事コロンボ 死者のメッセージ(1977/米) | 犯人役のルース・ゴードンはこのとき79歳。とてもそうは見えないくらい若々しい。死者のメッセージは…観てのお楽しみ。 [review] | [投票(3)] | |
ビッグ(1988/米) | 子供の心を持った大人。普通なら嫌味になるところだけど、この当時のトム・ハンクスだったらぜんぜん嫌味にならない。トムのベスト・アクティングかもしれない | [投票(3)] | |
フィッシャー・キング(1991/米) | 後半の展開にちょっと難があるが、魂の救済映画としては嫌味のない、ちょっと弾けた愛すべきファンタジー。人は、そうとは気づかなくとも、人とどこかで繋がり、人を救い、人から救われるものだ | [投票(3)] | |
やかまし村の子どもたち(1986/独=スウェーデン=伊) | 現実的かどうかは別として、あんな暮らしをしてみたいと思う気持ちに偽りはない。いちばん下の子がかわいかった。あの年代の子は何もしていなくても見てるだけで思わず笑みがこぼれる。姪っ子が出てるのかと思った。 [review] | [投票(3)] | |
アンタッチャブル(1987/米) | 主役に影の薄いケヴィン・コスナーを起用して脇役たち(デニーロ、コネリー、ガルシア、スミス)皆に食わせて、中身も観ている間中楽しませて、観た後は何も残さない。まさしく娯楽映画の王道を突き進んだ! | [投票(3)] | |
ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク) | 強がりばっかり言ってないで、たまには誰かに甘えてみてもいいのに。でも彼女は歌いたかっただけなんだよね。不器用な生き方だけど、それもまた人生だとも思う。 [review] | [投票(3)] | |
ジャッカルの日(1973/米) | 原作を手際よくまとめた脚本や演出は無論、本作の成功の一番の要因はエドワード・フォックスを起用したことにある [review] | [投票(3)] | |
シンプル・プラン(1998/米) | 原作の良さもあるが、普通の、幸せを希求してやまない人間たちが欲望の前に我を忘れて行く悲劇を通して語られる兄弟愛が、うまく表現されていた。 | [投票(3)] | |
クローネンバーグの デッドゾーン(1983/米) | スティーヴン・キング映画の中でも1・2を争う秀作であり、デイヴィッド・クローネンバーグ監督の中でも1・2を争う秀作 | [投票(3)] | |
めまい(1958/米) | 回る回る目が回る。 [review] | [投票(3)] | |
ニッポン無責任時代(1962/日) | 植木等さんが本当にうれしそうに笑うので、こっちもつられて笑ってしまう | [投票(3)] | |
打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日) | 人に、人生の中で最も光り輝くときがあるとして、ここにいる奥菜恵は、その一瞬一瞬を切り取った様を映しだしているような気がする。ただそれだけだけど、でもそれって稀な事。撮った方も撮られた方も、うらやましいな。 [review] | [投票(2)] | |
らせん階段(1946/米) | 反発覚悟で言ってしまおう、スリラーはモノクロのものだ、と。 [review] | [投票(2)] | |
特攻野郎Aチーム/アカプルコ救出作戦(1983/米) | 内容は思い出せずとも、キャラクターや音楽は自然と脳裏に焼きついている、というのはよくある。でも、自己紹介が一番有名というのも珍しい。 [review] | [投票(2)] | |
恋恋風塵(1987/台湾) | 吹き荒ぶ風を暖かく感じた頃もあった。今そよぐ風は、身を切るように痛く、その風が連れて来た塵が眼に入って痛かった。痛くて痛くて、涙が止まらなかった。でも今は、それでいいと思った。 | [投票(2)] | |
幕末太陽傳(1957/日) | 石原裕次郎はあくまで石原裕次郎にしか見えず、それぞれのエピソードもそれほど面白くは感じられなかったのだが、フランキー堺を観賞するだけでも楽しく、その活躍ぶりも、舞台的な、目立ちすぎな感はなく、あくまで映画的な、キャラクターを際立たせたうえで、狭い中を縦横無尽に東奔西走する様は、それだけでも見る価値ありです。 [review] | [投票(2)] | |
ナチュラル(1984/米) | ロバート・レッドフォード無しでは成功しなかったであろう。 [review] | [投票(2)] |