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シーチキンさんのコメント: 更新順

★4娼婦ベロニカ(1998/米)日本の花魁や芸奴などを思い浮かべさせる「高級娼婦」。ああいうものは洋の東西を問わないのかなとも思ってしまった。 [review][投票]
★3病院へ行こう(1990/日)この映画を見る一年前に足の骨折で3ヶ月近い入院生活を送ったが、整形外科病棟の雰囲気はそれなりに出ていたなあ。 [review][投票]
★5ブラザーフッド(2004/韓国)互いを思いやりながらもすれ違う兄弟たちのドラマもさることながら、朝鮮戦争全体の悲劇を大きくとらえた、その歴史的な視野が、映画に、見る者を圧倒する力を与えている。 [review][投票(5)]
★4幕末残酷物語(1964/日)特に光っていたのは内田良平。ものすごい殺気というか、近づくと恐怖を感じさせるというか、たじろがせるような、抜き身の刀とは、ああいう雰囲気を言うのだろうと思わせる出来栄え。 [review][投票]
★4不毛地帯(1976/日)シビアな迫力は、見応えもあるし、大勢の出演者の個性をよく生かした演出は、ピタリとはまっていて、この点では山本薩夫監督の役者の「使い方」の上手さを感じさせる。 [review][投票(2)]
★3大悪党(1968/日)確かに田宮二郎演じる悪徳弁護士も、クールというか、図太い凄みを持ったワルだったが、それよりも女を食い物にするヤクザを演じた佐藤慶の方が、はるかに悪人に見えた。 [review][投票]
★5華麗なる一族(1974/日)「社会派エンターテイメント大作」とあったが、その名に恥じぬ仕上がりである。 [review][投票(1)]
★4ヴェロニカ・ゲリン(2003/米=アイルランド=英)ケイト・ブランシェットがなにより魅力的であった。きりりとした雰囲気で映画全体を引き締め、実話ということのインパクトを上回るくらいに魅力的だったようにさえ思えた。 [review][投票(1)]
★2ブルース・リー 死亡の塔(1980/香港)ブルース・リーのアクションシーンだけは見れるが、後はもう・・・「トンデモ」映画というのがあるとしたら、間違いなくその筆頭になれる。[投票]
★3竜馬暗殺(1974/日)竜馬暗殺を討幕派の内部抗争とした人間ドラマに重心があり、時代劇の形式という点ではやや不満。ただ破天荒ながらも、「幕末」という時代の大きな変わり目の中で、必死にあがく等身大の竜馬は、身近というか、生臭く感じられて、原田芳雄の熱演が光った。 [review][投票]
★3ジョニーは戦場へ行った(1971/米)欧米では「ジョニー」だが、アジアでは「瓶の中の兵隊」となる。戦傷者の中には似た境遇の方もいたという話は聞いたが、その人たちが、終戦まで生き延びられた、という話は聞いた覚えがない。[投票]
★5シルミド/SILMIDO(2003/韓国)この映画の題材となった事実は、軍事政権下で秘密にされ、近年になって少しづつ真相が明らかになってきたものらしいが、そういうものを堂々と映画にするというところに、韓国映画のパワーの源を見る思いがする。 [review][投票(8)]
★3山猫は眠らない(1993/米)標的から自己の安全にとって必要な距離を置き、標的が攻撃可能な範囲に入ってくるのをひたすら待ち続け、一発で標的を倒す。これらの「狙撃手」のイメージを崩すことなく戦争映画に仕上げたセンスは見事。[投票(1)]
★5下妻物語(2004/日)深田恭子土屋アンナはじめ、役者たちが思いっ切り演じているのが目に浮かぶようで、ともかくスクリーンから楽しさがあふれ出てくる。見終わってこれだけすっきりできた映画は久しぶりだなあ。 [review][投票(11)]
★5トロイ(2004/米)神話の世界をファンタジーではなく、SFの手法で描いた意欲的な挑戦だと思う。映画としても壮大なスケールとダイナミックな迫力で、見ている最中はけっこうハラハラ、ワクワクしながら楽しめるのだが、欠点もまたそれにふさわしい大きさであった。 [review][投票(14)]
★3あつもの(1999/日)題材にふさわしく、全体としては地味で、こういっちゃなんだが、じめじめとした映画であった。生きることの意味を問おうとしたのだろうが、なんともわかりにくい演出ではなかったか。。 [review][投票]
★3土方歳三 燃えよ剣(1966/日)池田屋事件の大殺陣などけっこう迫力もあったし、そこそこ面白い内容なのだが、その後ぞくぞくと続いた「新選組」ものの源流みたいな感じで、やや後発のものにおされたか、印象が薄まった感じはいなめない。 [review][投票]
★3コブラ(1986/米)確かにわかりやすい悪者たちとの闘いなんだが、あんまりにも気を抜いてボーッと眺めていると、どっちが悪者なんだか、わからなくなることがある。レビューは「コブラ」と呼ばれたカースタントについて。 [review][投票(1)]
★5ブラス!(1996/英=米)地道に、額に汗して働く人間の、苦悩と切なさ、貧しさも率直に見据えながら、その上でなお、高らかに彼らの前途を、未来を祝福する。彼らに対する揺るがぬ信頼が、確かにある。 [review][投票(2)]
★4砂の器(1974/日)地道だが丹念な刑事捜査に光をあてた演出に丹波哲郎が映える。この後、彼が「Gメン75」のボスに抜擢され、一時期、日本の刑事の代表のように扱われたのも無理はない。人情を知り、足で事実を集める、まさに刑事の鑑だ。 [review][投票(5)]