3819695さんのお気に入りコメント(168/182)
女の中にいる他人(1966/日) | review] (ジェリー) | 地下の深い地崩れによって地表の水面に突如漣がはしり、大揺れになっていく様子の描写のうまさといったらない。これまでの作風を一変させた巨匠の、晩年に至っての新たな挑戦には敬服のほかない。 [[投票(3)] |
女の中にいる他人(1966/日) | review] (山本美容室) | 追い詰められた夫婦。(05・10・17) [[投票(1)] |
乱れる(1964/日) | review] (AONI) | 新興大型店の進出で寂れゆく商店街。 夫の亡霊と添い遂げてきた高峰秀子も、義姉を慕う加山雄三も、結局は変化を嫌って時代に取り残される運命の商店街の住民達なのだ。 [[投票(1)] |
乱れる(1964/日) | 高峰秀子曰くのまさに「息が詰まる」映画。一見おんなを感じない彼女だからこその緊張感ある二人の日常、列車での道行、そして、信じられない奇跡的なラストカット。美術もまさに芸術品。 (動物園のクマ) | [投票(3)] |
乱れる(1964/日) | 加山雄三という男の起用にある。狭く切り取られたフレーム内を、能面(高峰)と肉体(加山)が肌触れ合わんばかりに行き交うさいのエロスのほとばしりには参った。 (ぽんしゅう) | このメロドラマをギリシャ悲劇の域へまで昇華させた要因は、屈強な体とバタ臭い容姿を備えた[投票(8)] |
乱れる(1964/日) | 太陽と戦慄) | 長い長い列車内でのシーンが、ゾクゾクするほど素晴らしい。なんてエロティックな映画なんだ! ([投票(4)] |
乱れる(1964/日) | Y1:N5)] これは日本映画史上最高の突き放し。ここまで人間を突き放して描いた成瀬巳喜男の演出に徹底的に打ちのめされる。これに比肩しうるのは、フォード『荒野の女たち』やアルドリッチの『キッスで殺せ』(オリジナル版)ぐらいだろう。 [review] (ゑぎ) | [ネタバレ?([投票(15)] |
放浪記(1962/日) | 高峰秀子が不細工なのだ。よくこれだけ不細工になれるなってほど不細工。ひいき女優の不細工な造形を、お金を払ってまで観たいと思う人は少ないだろう。しかしこれは、彼女にしかできない芸当なのだ。あの味を出せる女優が他にいるだろうか? [review] (ナム太郎) | まず、主役の[投票(3)] |
放浪記(1962/日) | 高峰秀子の不器量ぶりは圧巻!終始鬱々たる表情と小憎たらしい科白回し。カフェで女給たちと戯けて踊るシーンの滑稽な顔!このブスぶりは感動的ですらある。そして同時に成瀬+高峰のこのキャクタ造型はたまらなく愛おしいのだ! [review] (ゑぎ) | まずこの[投票(11)] |
妻として女として(1961/日) | review] (直人) | 10年振り位に観たが、相変わらず面白い。ってか、こんなにツボ入りまくりの作品と思わなかった。気付かないなんて、若かったんだなぁ。['05.11.14VIDEO] [[投票(4)] |
妻として女として(1961/日) | review] (緑雨) | 三人が三人とも、こんな関係を続けることが良い事だとは決して思ってはいない。それにも関わらず、ぬるま湯につかったまま十数年も過ごしてしまうモラトリアム。普遍的な人間の弱さを感じさせられる。 [[投票(3)] |
何がジェーンに起こったか?(1962/米) | モノリス砥石) | 電話やら丸めた紙やらをズームは好きじゃない。 動揺して車椅子で一人クルクル回る姿、上から撮ったり、怖さを感じるというよりヘンに見えた。 ブザー、ピアノを叩くような、音響がイラつかせる感じ 最初にキレる前の陰影、惹かれる部分もあった。苦手と好きが混在し どことなく漂うエキセントリックさに疲労を体感したなら、いい映画なのかな。 ([投票(1)] |
何がジェーンに起こったか?(1962/米) | review] (shiono) | 演技への賛辞には同感。それ以外に感心したところは… [[投票(5)] |
何がジェーンに起こったか?(1962/米) | タモリ) | ベティ・デイビスの鬼気迫る演技も見物だが、身動きの出来ない状況下で演技をするジョーン・クロフォードをもっと評価するべき。全編を覆うあの異常な緊迫感も素晴らしいが、暗閉鎖的な屋敷から光り輝く開放的な海岸へと移動する場面展開も、見事としか言いようがない。 ([投票(3)] |
秋立ちぬ(1960/日) | 成瀬巳喜男は日本一。 (ジェリー) | これはやっぱり叙情的な恋物語なのだ。しかも、とびきりの成瀬流の。急激に変わり行く銀座界隈と、子供たちの環境の変化が、お決まりではあるが非の打ち所なく共鳴しあう。路地裏描写のうまさは[投票(1)] |
友だちのうちはどこ?(1987/イラン) | review] (ゑぎ) | この映画もドアと窓の映画だ。 [[投票(13)] |
流れる(1956/日) | ヴィスコンティを思わせる。 [review] (chokobo) | 垂涎の成瀬ワールド。満喫できる女優の激しいバトル。衰退の美学。[投票(7)] |
流れる(1956/日) | ゑぎ) | 成瀬の演出は完璧だ。この厳しさはどうだ。この人物達へのキャラクタリゼーションはどうだ。余りの凄さに声を出して喜んでしまった。田中、山田、杉村、高峰、栗島、皆とんでもなく凄い!ラストが曖昧なのが辛いが、これも見事な突き放し。 ([投票(8)] |
流れる(1956/日) | review] (ぽんしゅう) | 華やかな過去を持ちながら成功者(栗島・賀原)の威光と、時の重圧に耐え忍ぶ中年女(山田・杉村・中北)たち。それを目の当たりにしながら将来を生きる若い女(高峰・岡田)たち。彼女らを気遣いながらも醒めた目で見つめる女中(田中絹代)。 [[投票(4)] |
流れる(1956/日) | review] (緑雨) | 好きな映画は他にもたくさんあるが、出来の素晴らしさという点ではこれまで観てきた数百本の映画の中でも一番かもしれない。感服。 [[投票(9)] |