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jollyjokerさんのお気に入りコメント(54/65)

西の魔女が死んだ(2008/日)★3 正直、生硬なのは否めない。無駄なシーン、余計な会話、まだまだ削ぎ落とせるものは沢山ある。それをカバーしているのが、日本語俳優としてはまったくの新人であるサチ・パーカーであることは何とも皮肉なところ。 [review] (水那岐)[投票(4)]
ある結婚の風景(1973/スウェーデン)★4 具体から一般へ。特殊から普遍へ。エルランド・ヨセフソンリヴ・ウルマンという具体的な一組の夫婦を描き詰めることで、人間が結びうる「関係」の本質を目指す。実に的確で見事な演出であり演技だ。だが、だからこそ感動や共感よりも驚きを映画に求める私にはいささか物足りなくもある。 [review] (3819695)[投票(2)]
ある結婚の風景(1973/スウェーデン)★3 所詮ダイジェストだと思うが、巧緻を極めた技巧には興味を失ったベルイマンが剥き出しで生な男と女の葛藤のみをひたすらに描くようになったのは懺悔でも自己賛でもなく歳を経て現れた冷めた人間愛とも言うべきものらしいのがクール。 (けにろん)[投票(3)]
ある結婚の風景(1973/スウェーデン)★3 面白い。今までに見た他人の痴話喧嘩の中ではダントツに面白いんだけど。焦点が全然そこではないのは分かっていても、やっぱり夫婦にとって子供はもうちょっと意味のあるものなのではないのかな、と。 (mal)[投票(2)]
さらば青春の光(1979/英)★4 注目を浴びたい。皆からスゴイな、カッコいいなと言ってもらいたい。そんな主人公をバカな奴だと笑いながら、斜に構えて見ていた。が結局誰の青春も同じじゃないかと思えてきた。自分だけが知るあの頃の恥ずかしい事は、数えきれない程ある。 (KEI)[投票(1)]
運動靴と赤い金魚(1997/イラン)★3 親に頼る発想は端からなく、教師や大人たちに訴える気もなし。まして宗教など・・・。兄ちゃんの驚くべき大人社会からの自立心と現実認識力は、イスラム革命前のイランを20歳まで謳歌したと思われるマジッド・マジディが次世代に託す「力」の象徴だろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
処女の泉(1960/スウェーデン)★4 もう何が正解なんだかワカンナイ [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
処女の泉(1960/スウェーデン)★4 立春を過ぎたある日の上午。駐車場から大学の付属図書館へ向う小道を歩いていた。陽だまりの中で三羽の小鳥が死んでいた。次の日、この『処女の泉』を再見することにした。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(3)]
ピアニスト(2001/仏=オーストリア)★5 ミヒャエル・ハネケ監督による、現代人の「仮面の告白」。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(18)]
アメリカン・スナイパー(2014/米)★2 心理描写中心の厭戦映画だと勝手に推測していたのだが、これが意外にも痛快娯楽アクションのノリで撮られているのだ。会話にはユーモアが溢れ、ライバルのスナイパーとの対決があり、爆破やVFXを用いた大スペクタクルもある。敵はほとんど人格を描かれないただの的である。これが悪いとは言わない、むしろ好ましいとすら思う。しかし困ったことにこの映画は痛快娯楽アクションとしてあまりにもつまらないのである。 [review] (Sigenoriyuki)[投票(6)]
孤島の王(2010/ノルウェー=仏=スウェーデン=ポーランド)★4 製作および本国での公開年を鑑みれば、世界情勢(アラブ諸国における民主化運動)と歩を合わせた『猿の惑星 創世記』に先んじる「革命」の映画だと云えるだろう。もちろん、両作ともカリスマ的なリーダを擁している点において、あくまでも前代的な革命を描いているとの但し書きは必要かもしれないけれど。 [review] (3819695)[投票(3)]
デビルマン(2004/日)★1 このどうしようもない映画に楽しみを与えてくれた、ネタばれコメントの皆様に感謝を込めて。 [review] (mimiうさぎ)[投票(16)]
家族ゲーム(1983/日)★4 向かい合わない家族。一見、同じ方向を向いていて足並みが揃っているように見えるが、お互いを見ようともしない。 [review] (mimiうさぎ)[投票(5)]
恋するリベラーチェ(2013/米)★3 あれ?マイケル・ダグラスってアゴ割れてなかったっけ?ねえ、割れてなかったっけ? [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
アメリカン・スナイパー(2014/米)★3 非常に重い物語である。だが、この物足りなさは何かと考える。 [review] (サイモン64)[投票(7)]
パラダイスの夕暮れ(1986/フィンランド)★4 そうですか。カウリスマキの恋愛哲学。彼の映画は行動が半ショット早い目が多いのに、この映画ではじっくり描いてるね。その分いつもより退屈に思われる流れだが、ラストを一瞬で決める。 (セント)[投票(1)]
カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド)★2 15人の素直(Frank)という名前を持つ男達は一人の人間の心の象徴で、決心のすえ理想郷を目指すも素直とはすなわち何も考えないということで、いっこうに前へ進めないという悲喜劇?。撮影がいいから観られるが、ベースは素人映画レベルのアイディア。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
コントラクト・キラー(1990/フィンランド=スウェーデン)★4 暗いんだけど,悲しいんだか可笑しいんだかわからなくなるような独特の雰囲気。 [review] (ワトニイ)[投票(3)]
白い花びら(1999/フィンランド)★3 サイレントへの憧れと敬意ということなのだろうが、観たいのはやはりアキ・カウリスマキの個性であって上手な模倣テクニックではない。妻を救いに夫が酒場へ赴いてからの後半の30分ぐらいから少しオリジナリティが感じられた。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
フォックスキャッチャー(2014/米)★4 デュポン(S・カレル)の猫背に抑圧された者の鬱屈が滲む。母によって飼いならされた馬の従順さに、彼は自らの姿を重ねていたのだろう。求めたものは解放であり、最も恐れたのも解放だったのだ。だから彼が撃ったのは解放を希求する心。すなわち彼は自殺したのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]