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jollyjokerさんのお気に入りコメント(50/65)

ブリッジ・オブ・スパイ(2015/米)★5 2度にわたる交渉の信念はどうも通り一片の正義とかではなく仕事への誠実に裏打ちされてるらしい。為にする展開も散りばめた時代寸景にU2撃墜を混入させて切り抜けた。驚くほどにクールな計算に裏打ちされたベタ人情劇。ベルリンの臨場感と切迫度は弩級だ。 (けにろん)[投票(3)]
キングスマン(2015/英)★4 下らなくて大笑いしてしまった(でもちょっと後ろめたい気持ちで)。とてもキュートでレイフ・ファインズユマ・サーマンの『アベンジャーズ』を思い出す。やっぱり傘とスーツは必需品。 [review] (月魚)[投票(3)]
インサイド・ヘッド(2015/米)★4 イロトリドリノセカイ。小さくて巨大な冒険。 [review] (DSCH)[投票(2)]
インサイド・ヘッド(2015/米)★5 Disney/Pixerはアメリカの良心。それが喪失を語り始めた。脳科学心理学の成果を良くビジュアル化したと思う。後編を見たいが、同時に作ってほしくない、という気持ちもある。思春期まででやめておくのも成熟のなせる技だろう。私の好きなキャラはムカムカ(disgust)。 (ぱーこ)[投票(2)]
インサイド・ヘッド(2015/米)★4 文字通りの私心を無私的利他精神の活動に擬した史上最小活劇。脳内の擬人化・地理化は素朴な比喩である以上に、アクションやディザスタを通じた感情の可視化に与る。幼子から「おふざけの島」が失われゆく光景を取り返しのつかない絶望感とともに目撃させられるのは、その「崩壊」の生々しい動感による。 (3819695)[投票(3)]
ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国)★3 キアヌ・リーヴスは飼い犬を殺されて復讐に走るらしい。とは云え、それはあくまで犬が亡妻の忘れ形見ゆえであれば、ここで犬は任意の変数でしかない。犬映画ぶりを讃えるには及ばないだろう。裏社会をファンタジーと割り切って治外法権と独自の掟を導入したのは物語に都合よいが、いささか漫画に過ぎる。 (3819695)[投票(3)]
過去のない男(2002/フィンランド=独=仏)★3 今目の前で死を宣告された男が突然…。ある意味、ドライヤーの『奇跡』で最後に起こったことが、ここでは最初に起きる。理由はない。そうではなく、むしろそれ自体が映画の中では否応なく理由になってしまうということ。少なくとも映画では、メロドラマよりも喜劇こそがより偉大であり得るみたい。〔3.5〕 ()[投票(2)]
わたしはロランス(2012/カナダ=仏)★3 グザヴィエ・ドランが本当に興味があるのは、たぶん映画というよりは物語であり人間。それでいけないということは取り敢えずないけども…。 [review] ()[投票(1)]
マイ・マザー(2009/カナダ)★3 暴力的なまでの苛立ちと、自身を抹消してしまいそうな自己嫌悪。大きく振れながら繰り返される感情の揺れが痛々しい。庇護者である母性が女性になるという現実と戸惑いは、ゲイである息子にとっては単なる母からの自立以上のエネルギーの消耗を強いるのだろうか。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
それでも夜は明ける(2013/米)★4 とにかく重い、のだが、この重さは偽悪的に創出されたものではなく、人間という生き物の残虐性や愚かさを暴くだけの現実味を感じさせるところに本領がある。豊穣な大地、広い青空、にもかかわらず鬱々とした空気が充満している。その再現が凄い。 [review] (緑雨)[投票(3)]
裁かれるは善人のみ(2014/露)★5 利権亡者の首長と斗う個人という王道的体裁が家庭の崩壊予兆という不穏なエッセンスを内包しつつ重厚な風景リアリズムを伴い圧倒的。だが、映画はそこからサディスティックに更なる連鎖へ突き進む。真冬の海に垣間見えるクジラが誘う地獄の深淵は神話の領域。 (けにろん)[投票(3)]
ターミネーター2(1991/米)★4 これだけ詰め込められばなかなか文句言えない、なんでもある駅前巨大食堂みたいな映画 (YO--CHAN)[投票(1)]
ラストミッション(2014/米)★3 殺人マシーンの終活と、新たなる生命の誕生が交差。そりゃ泣きながら寿司食うだろう。 (黒魔羅)[投票(1)]
キングスマン(2015/英)★4 爽快感と悪趣味とくだらなさと懐かしさと、いろんな感情が入り混じった作品でした。頭とお尻の懐かしソングはまさにおじさんホイホイ。 [review] (stimpy)[投票(3)]
キングスマン(2015/英)★3 むしろマシュー・ヴォーンは感情のぎりぎりを描ける作家のはずだと期待もしていただけに、この空騒ぎには大いに不興を覚える。格闘場面におけるコレオグラフィと俳優の体さばきは見事と云ってもよいが、シーン総体を視覚的に構想する力は貧弱なものだ。『キル・ビル』青葉屋シークェンスを規範としたい。 [review] (3819695)[投票(5)]
サンドラの週末(2014/ベルギー=仏=伊)★4 “Merci. Au Revoir.”っていったい何度言ったのだろう? [review] (緑雨)[投票(1)]
晩春(1949/日)★5 二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review] (寒山拾得)[投票(7)]
インヒアレント・ヴァイス(2014/米)★4 P.T.A.はP.M.H. [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
インヒアレント・ヴァイス(2014/米)★5 なぜ俺たちはこんなにもPTAのことが愛おしいのか? [review] (週一本)[投票(4)]
マンダレイ(2005/デンマーク=スウェーデン=オランダ=仏=独=米)★4 またもやラース・フォン・トリアー! だが過激で衝撃的描写よりも、現代社会への鋭い問題提起の方が興味深いと感じた。前作より自分自身が落ち着いて観られるようになったからか…。(2006.04.09.) [review] (Keita)[投票(3)]