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「夏をあきらめて」(minoru)の映画ファンのコメント

裏窓(1954/米) 真夜中のカーボーイ(1969/米) 東京物語(1953/日) EUREKA(2000/日) 天国と地獄(1963/日) ベティ・ブルー/愛と激情の日々(1986/仏) 羅生門(1950/日) 太陽がいっぱい(1960/仏=伊) 鬼畜(1977/日) 恐怖の報酬(1952/仏) 野良犬(1949/日) ベニスに死す(1971/伊) ひまわり(1970/伊) 旅情(1955/米=英) ローマの休日(1953/米) 気狂いピエロ(1965/仏) ソナチネ(1993/日) あの夏、いちばん静かな海。(1991/日)が好きな人ファンを表示する

大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)************

★4小津の無声映画。やはり最初は音がないというのは多少苛々。しかし、映画のリズムと共に、そろそろ字画面が出るなあって分ってくる。子供の頃の遊び・子供同士の関係など心象・生活スケッチが優秀。 [review] (セント)[投票]
★5小津安二郎の原点と考えて良いと思います。この手法は松竹映画を構築し、その後寅さんなどへ継承されていると思うと、なかなか深みを感じますよね。少し前のテレビドラマへも影響しており、日本人が素朴に鑑賞できる映画の始まりとも言えるのではないでしょうか。 (chokobo)[投票]
★5焼跡の残滓も生々しく先行真っ暗な戦後不況真っ直中の日本でも、子供は純粋且つ強靱であり女房は優しく包容力があった。信じ難い理想郷を見たという驚きに充ちた驚愕の90分間。緩やかに移動するロングショットでさえ制度内の小津神話を覆して余りある。 (けにろん)[投票(3)]
★4子供たちの見せる豊かな表情とユーモラスな一挙手一投足に釘付けになる。映画において「自然」ということなどに意味はなく、音のない虚構の中にこれだけ密な人間関係の構図を再現してしまう、「演技を付ける」という行為の重要さを改めて認識させられた。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4ジャパニーズ・ネオ・リアリズムここにあり。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4小津はコメディの才能も抜群だったが、それがよく出ている作品。子役がいい。 (丹下左膳)[投票]
★4子供に力点を置く監督でも、仲良しの清水宏とは大分違う。 (動物園のクマ)[投票]
★5子供の目にありのままの形で写る、オトナたちの日常の様々な営みが、いかにオカシくって不条理でシュールであったりするか。「オトナの見る絵本」はそんなことを苦味を加えて教えてくれる。 [review] (くたー)[投票(10)]
★3ひ弱そうな父さんがよい。子供たちはきっと父さんの背を見て逞しく育ってくれるだろう。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★5サラリーマンはいつの時代でもつらいな。子供は子供でいろいろとたいへんだな。吉川満子みたいな母親が欲しいな。 (熱田海之)[投票(1)]
★4大人には大人同士の、子供には子供同士のヒエラルキーや人間関係がある。そこに親と子という縦軸を通すと関係性は複層的になる。ましてや親は嘗ては子供だったし、子はいずれ大人になるのである。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4力関係。(05・7・02) [review] (山本美容室)[投票]
★5教室の掛け軸は「爆弾三勇士」 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5突貫小僧がうますぎです。 (kenichi)[投票]
★3絵が動く紙芝居、みたいなー。 (レネエ)[投票]
★4映画鑑賞会のシーンで、おどける父が息子らを一顧だにしないのが素晴らしい。映画史上、最も可笑しくそして哀切に溢れる親子の一幕。 (町田)[投票]
★5父親を描いてみごと。「世界ウルルン滞在記」を見てウルウルする親の気持ちがちょっとわかった。 (dahlia)[投票]
★5アキ・カウリスマキは墓碑にこの映画のタイトルを刻みたいそうだが、活動写真を見ながらの「ライオンのどこから歯磨き粉をとるの?」というギャグはちゃんと理解しているのだろうか。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4戦前の父親像としては少し弱々しい気もするが・・・。子供達は実によく撮れている。 (RED DANCER)[投票(1)]