★3 | 誰が正気で誰が狂っているのか判然としない世界。その不安定さは表現主義のセットデザインによってさらに増幅される。うわーん恐いよう。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | 少しゆがんだ背景。これを表現主義というのでせうね (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 原題は「カリガリ博士のキャビネット」で、主役はキャビネット−箱だ。それは意匠としても象徴的な意味合いとしても、もう棺桶そのものじゃないか。タイトルロールは、この棺桶のような箱に入っている夢遊病者チェザーレという見方もできるだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 80年経っても斬新なのか今だからこそ斬新なのか。字幕画面がザクザク入ってのろのろと展開するのがまた強烈でした。 (tomcot) | [投票(5)] |
★5 | ドイツ表現主義、原作・脚本カール・マイヤー、そしてダリやブニュエルへ、そして今、これを誰が継承し継承できるのでしょう。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | 見る者の焦りと不安を呼び起こす舞台装置の秀逸さ。近代化の波に飲み込まれていた20世紀初頭の人々は、心の底を見透かされたような恐怖を憶えたのだろう。映画史のみならず、美術史に名をとどめてしかるべし。 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★5 | 日本では大正時代にドイツではすでに映画は完成していた。こいつは、凄い。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★4 | 歴史上必見。演技の奇矯さとセットのデザイン化された雰囲気は19世紀と20世紀の同居というカンジで味わい深い。 [review] (ボイス母) | [投票] |
★4 | 独逸版「ドグラマグラ」。お化け屋敷行脚の快楽。「お前がカリガリだ!」の場面は『時計じかけのオレンジ』を連想させるキッチュな仕上がり。レモンティー片手に
観ると優雅な午後となった。嗚呼、無声映画、万歳! (いくけん) | [投票(3)] |
★3 | 目の痛くなるような構図というのは、こんな時代からあったのだなあ。 (G31) | [投票] |
★5 | 名前の元ネタにしてしまったほどインパクト大。美術、音楽に酔いしれる。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★5 | 素晴らしき哉、ドイツ表現主義。あの階段、道、壁、扉、窓…。もうその「ゆがみっぷり」の美しさだけで胸がいっぱいになる。USJにこの町が再現されるならきっと飛んでいく。あの坂をヨロヨロ上り、扉をギギーッと開けてみたい。 (tredair) | [投票(10)] |
★3 | セット美術の前衛な奇形には最早何の感慨も抱かぬにしてもニューロティックの原型としての価値は認める。4分の3世紀を経ても俺達が見せられ続けてるものは、この映画の変奏曲に過ぎないと思わせられるからだ。圧殺の民族史観は穿ち過ぎだろう。 (けにろん) | [投票(2)] |